どんな仕事?
個人や企業などの依頼によって、法律に関する書類の作成や法律上の手続きの代行を請け負ったりします。
なる為に必要な学歴
司法書士になる為には司法書士の資格に合格する必要がありますが学歴は特に問われません。
司法書士の資格についての詳しい情報は下記をご参照下さい。
仕事内容
司法書士の主な仕事は、個人や企業からの依頼によって、法律に関する書類の作成や法律上の手続きを代行することです。司法書士は簡単になれるものではありません。司法試験という国家試験に合格した者がなれますが、その合格率は約3%というかなり低い確率です。
また、裁判所事務官や検察事務官などの実務経験が10年以上ある者には、法務大臣の認定を得る資格を持つことができ、その認定を取得できると司法書士になれるのです。司法書士の資格を取得しただけではまだ実務はできません。司法書士会に登録し、その司法書士会が定めた研修を修了して初めて、司法書士として働けるのです。
司法書士の「書士」には書類作成のプロフェッショナルという意味が含まれています。司法書士の仕事内容は法律関係の書類が主になりますが、その他にも様々な業務があります。最も重要な業務としては、登記業務があります。土地や建物の所有権を明確にするための不動産登記、会社を設立する際に必要な商業登記などがあります。
またこれからは、認知症や障害などによって自分で財産を管理することができない(財産に関する内容に正常な判断が下せない)人の代行として、その権利を守る「成年後見制度」の業務と、遺言や相続に関する業務(書類の作成や手続きなど)が、司法書士の業務の中でも増えてくると予想されます。この背景には、高齢化社会があります。これらのことからも、今後において司法書士はますますの需要が期待され、将来性のある職業といっても過言ではありません。
平均年収や給料
司法書士の年収ですが試験合格後、司法書士事務所に勤めることになるわけですが、まだ経験が浅い場合は一般職の初任給とあまり差はありません。その後の収入ですが独立開業をする場合と勤務司法書士とで大きく変わってきます。勤務司法書士の場合平均年収は400万程度と特別高い待遇を得られるお仕事ではないことが分かります。
独立する場合はやはり仕事の範囲を広げる為に様々な知識や経験を積む必要があり、これが収入の差は決めることになるでしょう。ですから司法書士事務所に勤めている間にスキルを身につけておくことが重要です。
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