医薬品販売の資格≪登録販売者の勉強方法や合格率≫

1 どんな資格？
2 受験資格
3 試験日・会場
4 受験料
5 試験内容
6 合格率・難易度
7 勉強の仕方
8 給料や年収
9 関連の職業ページ
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どんな資格？

改正薬事法の中で一般用医薬品の販売に従事ずる資格とされており、ドラッグストアや薬局で販売している一般用医薬品の大多数を占めるかぜ薬や解熱鎮痛薬、胃腸鎮痛鎮けい薬などの第二類、ビタミンB・C含有保健薬や整腸薬などの第三類医薬品の販売ができる資格です。

受験資格

①大学・専門学校において薬学に関する専門課程を修了した者

②2006年3月31日以前に大学（短期大学を除く）に入学し、当該大学において薬学の正規の課程を修めて卒業した者

③中学もしくは高校、またはこれと同等以上の学校を卒業した者で1年以上薬局、または一般販売業、薬種商販売業、配置販売業もしくは店頭販売業で一般用医薬品の販売などに関する実務に従事した者

④4年以上薬局または一般販売業(卸売一般販売業を除く)、薬種商販売業、配置販売業もしくは店舗販売業で一般用医薬品の販売などに関する実務に従事した者

⑤上記①～④と同等以上の知識経験を有すると都道府県知事が認めた者

試験日・会場

各都道府県により異なる(詳細は各都道府県薬務主管課へ)

受験料

各都道府県により異なる(東京都の場合は13,600円)

試験内容

■ ①医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問）

医薬品の本質、医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因

■ ②人体の働きと医薬品(20問）

人体の構造と働き、薬の働く仕組み、症状からみた主な副作用

■ ③主な医薬品とその作用(40問）

精神神経に作用する薬、呼吸器官に作用する薬、胃腸に作用する薬、排泄にかかわる部位に作用する薬、婦人薬、漢方処方製剤、生薬製剤

■ ④薬事に関する法規と制度(20問）

医薬品の販売業の許可、医薬品の取り扱い、医薬品販売に関する法令遵守

■ ⑤医薬品の適正使用・安全対策(20問）

医薬品の適正使用情報、医薬品の安全対策、医薬品の副作用などによる健康被害の救済、―般用医薬品に関する主な安全対策

合格率・難易度

合格率… 40.6%（東京都）
合格率… 56.7%（愛知県）
合格率… 56.3%（大阪府）
合格率… 41.9%（福岡県）
合格率… 37.3%（沖縄県）

※平成27年度の合格率です。合格率は各都道府県で異なります。

勉強の仕方

登録販売者の勉強方法ですが、まずは参考書、テキストを購入してとにかく暗記です。ただ薬事関連は法律が改訂されるなどがあるので古い参考書は法律改訂前の情報の場合があるので新しい年度のものを購入してください。また③主な医薬品とその作用は40問出題される事もあり、こちらにはじっくり時間をかけたいところです。医薬品一つひとつの詳しい内容はコンパクトブックの本も販売されており通勤や通学の間でも有効活用できます。

しっかりと暗記を終えたら過去問を何度も解き、間違ったところは間違いのまま放置せず自分のものにできるまで繰り返しです。結局資格の取る為の勉強といっても、正しく覚えていなければ仕事に従事した時に困るのは自分ですので一つずつ確実におぼえて言ってください。

給料や年収

登録販売者の実際の求人を掲載させていただきます。

■ 大手ドラッグストア（店長候補）

勤務形態：正社員
勤務地：関東
年収：330万円～

■ カウンセリング業務及び人材育成、店舗運営業務

勤務形態：正社員
勤務地：関東
基本給（大卒）：205,000円～
基本給（短大・専門卒）：190,000円～
基本給（高卒）：182,000円～

■ ドラッグストアチェーン

勤務形態：パート・アルバイト
勤務地：関東
時給（大卒）：970円～
その他：E-ラーニングなど教育体制充実

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Manabi