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大阪天満宮

　大阪天満宮
　大阪市北区天神橋2-1-8
　電話番号：06-6353-0025

大阪天満宮は大阪市民から「天満の天神さん」と親しまれ、日本三大祭りの一つである天神祭が有名。御祭神はもちろん学問の神様である菅原道真公で、創建は平安時代に遡ります。901年道真公は大宰府に左遷となる前、摂津中にある大将軍神社にお参りされました。その後大宰府へ向かい無念のうちに亡くなってしまうのですが、その50年後の949年に大将軍神社で不思議な出来事が起こります。

なんと神社の前に七色の松が生え、夜毎にその梢が金の光を放ったという伝説が残っているのです。それを聞いた村上天皇は道真公を神社と同じ地にお祀りすることとなりました。現在では生前から学業に秀でていた道真公にちなみ、学問成就や合格祈願に多くの参拝者が訪れます。

道明寺天満宮

　道明寺天満宮
　大阪府藤井寺市道明寺1-16-40
　電話番号：072-953-2525
　

道明寺天満宮の境内には800本程の梅の木が植えられ、梅の名所として知られています。御祭神は菅原道真公・天穂日命・覚寿尼公がお祀りされています。道真公は学問の神様として名高く、天穂日命は天照大神の御子様。そして覚寿尼公は道真公の御婆様と伝わっています。そして元々道明寺には覚寿尼公がお住まいになり、道真公はこの地のことを“故郷”と感じていました。

宇多天皇と共にお供された時に、「雨中錦を衣て故郷に帰る」とこの地で詠んだことからその心中が伺えます。この天満宮には道真遺品と伝える硯や鏡などが残されており、6点が国宝として指定を受けています。学問の神様である道真公の御神徳を頂くために、合格祈願のため訪れる方が多くいらっしゃいます。

露天神社

　露天神社
　大阪府大阪市北区曽根崎2-5-4
　電話番号：06-6311-0895

露天神社は通称お初天神と言われ、近松門左衛門の「曽根崎心中」ゆかりの地として広く知られています。なんと境内にはお初と徳兵衛の像も。創建から1300年以上の歴史があり、この地は元々大阪湾に浮かぶ小島の一つ。その時には住吉住地曽根神をお祀りしていました。現在の御祭神は、少彦名大神・大己貴大神・天照皇大神・豊受姫大神・菅原道真公。そのため受ける御利益も幅広く、病気平癒や縁結び、そして学業成就に良いとされています。

露天神社という名前の由来は道真公が大宰府に左遷される途中、この神社で詠んだ「露と散る涙に袖は朽ちにけり　都のことを思い出ずれば」という歌に依ると言う説が。またプロポーズにふさわしい恋人の聖地としても認定されています。

枚岡神社

　枚岡神社
　大阪府東大阪市出雲井町7-16
　電話番号：072-981-4177

枚岡神社は奈良の観光スポットとして有名な春日大社の勧請元で、別名元春日とも呼ばれています。太古の聖域と言われており、創建は初代天皇である神武天皇が大和の地で即位される3年前という説がある程。御祭神は天児屋根命・比売御神・経津主命・武甕槌命。奈良時代に天皇の御膝元で活躍した中臣氏と大変繋がりの深い神様が祀られています。

元々は神津嶽にお祀りされていましたが、650年に平岡連によって山の麓である現地に遷されました。家内安全や厄除け、学問成就の祈願のため多くの参拝客が訪れます。また毎年1月15日に行われる枚岡神社の粥占神事は大釜で小豆粥を煮て、その間に火にくべた12本の占木の焼け具合で1年を占う古式の方法。大阪府無形民俗文化財に指定されています。

上新田天神社

　上新田天神社
　大阪府豊中市上新田1-17-1
　電話番号：06-6834-5123

上新田天神社は千里の天神さんとして親しまれ、菅原道真公と宇迦之御魂大神が祀られています。御神徳は商業繁栄や交通安全、また学業成就などが受けられると有名。1616年、武蔵野国のお代官様である間宮三郎右衛門の命令によって創建されました。その後上新田が開拓され、1686年には現在の地に遷されました。

この時に建立された上新田天神社本殿は江戸時代中期の建築の特徴を現在に伝えており、豊中市の指定有形文化財に登録されています。目を見張る極彩色の本殿は一見の価値有り。また毎年1月に行われる上新田天神社とんど祭りは豊中市の指定無形民俗文化財として登録。このとんど祭りは日本三大祭りの先駆けと言われており、当日は多くの参拝客で賑わいます。

勝尾寺

　勝尾寺
　大阪府箕面市粟生間谷2914-1
　電話番号：072-721-7010

西国二十三番の札所で、高野山真言宗の寺院。名前の通り人生のあらゆる場面に勝つ寺として合格祈願などの参拝客が絶えません。境内には今までに奉納された勝ちだるまが多数安置されており、受験に打ち勝つパワーを貰える人気スポットとなっています。私たちと同様、源氏や足利氏もこぞってこのお寺に足を踏み入れていたようです。

勝尾寺の創建は奈良時代末期と伝えられ、藤原一族である義仲や義算兄弟がこの地に草庵を築いていたことに始まります。775年には弥勒寺と称し開山されました。そして780年には妙観という比丘が寺に訪れ、現在御本尊である十一面観音を彫刻。そして平安時代以降は山岳信仰の拠点として栄えて行きます。しかしお寺は火災による度重なる不運が訪れますが、源頼朝の庇護により再建。その再建された薬師堂は、勝尾寺最古の建造物として今も残っています。

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