ここでは教師(学校の先生)に向いている人は?必要な資質は?ということでアンケートを取りましたのでご参考になさって下さい。
子供が好き・面倒見が良い
≪40代・女性≫
教師とはとても大変なお仕事ですよね。本当に夢を持って先生になった方はやはり違うと思います。私は小中の子供を持つ母親ですが、熱意が感じられるか、何となく先生をやっているのか、そういう判断には長けていると思います。キャリアがあるから良い先生でもなく、日が浅いからダメということもないです。
子供が好き、面倒見が良い、自分も向上心がある(空回りしていない人)は一生懸命で教師に向いていると思います。逆に気分にムラがありすぎる人、短気、打たれ弱い方は向かないでしょう。今のご時世、心を強く持たないとメンタルがやられてしまうと思います。メンタルがやられて、しばらくお休みする先生も今まで何人も見てきました。親は安心して送り出したいとみんな思っています。心の強い、トラブルにも立ち向かえる方が先生に向いているのではないでしょうか。
教えることに喜びを感じられる人
≪30代・男性≫
子供が好きで教えることに喜びを感じられる人は、性格的に教師に向いていると言えます。しかし、昨今は教師の側の学習レベルの低下が問題視されていることもあり、やりたいという気持ち以前に生徒に正確な授業が出来るのかが課題となっているのも事実です。教師という職業は教員免許を取得したばかりの新米であっても、小学校、中学校、高校に関わらず生徒の立場から見れば先生です。
その為、自信を持って授業を行うという思いがなければ、生徒たちに信頼を持たれることは出来ません。また、生徒と同じ目線で接するあまりに子供相手に本気で怒ってしまうよな大人に成りきれていない教師も困り者です。自分の受け持つ授業に対して知識、伝える力の両面に自信を持ち、先生という立場以前に社会人として精神的に成熟している人が教師に向いているといえると考えます。
几帳面な人
≪20代・女性≫
教師は几帳面な人が向いていると思います。一度に30人近くの生徒を教えることや、決められた期間で決められたカリキュラムの指導を終えるためには大変な準備が必要だと思われます。長年の経験がある教師でも、時代とともに変わるカリキュラムに柔軟になりながら、年間スケジュールを組んだりするのは、やはり時間のかかる作業でしょう。
細かい作業ができない人は向いていない気がします。また、人様の子を日中預かる学校という場所に勤務する人間として、責任感のある人というのは絶対条件ですが、十人十色の子どもと親御さん相手の仕事という面からするとあまり神経質ではない人が向いていると思います。細かいことに注意を払うのはもちろん必要なことですが、逆に気にしなくてもいい細かいことが気になってしまう人は精神的に続かないと思います。
教師は人を育てる人
≪20代・男性≫
親族にも教師の職に就いているものがいますが、人を育てることに関わりたいと感じている人は向いていると思います。私の親族は、学生時代から小学校へボランティアに参加したり、教育実習を経て現在は高校の教師になっています。その人を見ていると、子供たちが間違った道に進まないように必死に努力しており、また子供たちと関わることが好きなんだなと感じます。
勉強を教えることはもちろんですが、人生の先輩として子供たちに色々な知識を伝えていくことも大切な役割だと思います。子供たちに毎日接する教師は、子供たちの人生にも大きく関わると思うので基本的に子供が好きで、一緒に成長していきたいと感じている人は向いていると思います。
ポジティブでおおらかな人
≪40代・女性≫
教師の仕事は主に、小学校、中学校、高校、などがあります。教師の仕事は生徒の前で教える仕事です。教えるといっても勉強だけではありません。学校では保護者の代わりとなり、学校での健康面や、毎日の変化など、些細なことに気付き、目を配らせることができる観察力なども必要になります。
教師の仕事は毎日が勉強です。新しい事を学ぶこともたくさんあり、勉学に熱心な人など、小さなことにクヨクヨしない、ポジティブでおおらかな人は教師に向いていると思います。子供の良いとこをを見付け、ほめてあげられる、話すことも大事ですが、話しを聞くことも教師の仕事には大事になってきます。体力も必要ですし、子供や親とのトラブルなども多いので、強いメンタルが必要となってきます。
平等に接することのできる人
≪20代・女性≫
教師に向いていると思う性格は、子どもが好きな人、色んな生徒がいるわけですからみんなに、平等に接することのできる人、子どもが悪いことをしたら、その事に本気で向き合い、怒ったり注意したりできる人、また周りから何を言われたりしても、悪口を言われたり、嫌われたりしても、気にしないし、くよくよしない人がいいと思います。
また、保護者からのクレームや、モンスターペアレントなどにも対応できる人が向いているかと思います。人前で話したりするため、声が大きく、ハキハキして元気がある人、あがり症じゃない人、緊張をあまりしない人も教師に向いているかと思います。また、いじめ問題や不登校などの問題にも根気よくたちむかえるような人も向いているかと思います。
道徳的でモラルがある人
≪20代・女性≫
私が思う教師に向いている人は「道徳的でモラルがあり、けれど道徳やモラルだけでは生きていくのが難しいということをよく理解している人」だと思っています。教師に一番大事なのはモラルです。やってはいけないこと、正しいこと、間違っていることを教育するのが教師の務めですので、その水準がある程度必要なはず。
人にいじわるをしない、学ぶことの大切さ、協調性、個性を認め合うこと・・こういった道徳心を育てるのが教師の仕事と言えるのでそれは当然だと思います。ただ、物騒な事件やいじめや複雑化する人間関係、自殺問題、SNSなどによるプライバシー、など様々な社会問題が存在している昨今、正しい答えや道徳心だけでは、自分の身や心を守れないケースは増え続けているのが現実です。
道徳心やモラルを守るのは当然のこととして、それだけではなく学校という道徳教育から一歩外に出たときにも適応できて、強い心で生きていける子どもを育てなくてはならない、という自覚のある先生が子どもを教育するにふさわしい人ではないでしょうか。
勉強は楽しいと思わせる事ができる人
≪30代・男性≫
教師に向いている人とは、勉強は楽しいと思わせる事ができる人です。なぜか、勉強が楽しいと思えないことが一番学校へ行くことでつらいです。学校へは、勉強を学びに行っているのに楽しくなくては続きません。過去に私自身、勉強が嫌でとても辛い思いをしました。ある時、先生がすごく楽しい人で、授業が好きになりました。
いつの間にかその教科では、頑張れるし知らない間に勉強ができ答えることも出来るようになっていました。 こんな経験からも、楽しんで勉強ができることがどれほど良いのか、感じました。目線を下げてくれる先生も教師に向いていると考えます。頭ごなしに怒られるのは、とても嫌なことです。親にも怒られますので実際に勉強が嫌いになります。同じ目線で考えてくれる教師は、友人に近い存在になるのでとても頼りになります。
教員は教育への情熱
≪60代・男性≫
私も教育関係の仕事をしていた時期がありますが、教師もやはり人間です。理想を高く持っていても現場で実際の起こることは難しいことだらけです。とは言えやはり教師には教育に対する情熱が必要だと思います。「何とかして全員に理解してほしい」「勉強が面白いことを知ってもらいたい」ということを全身で表現できなければなりません。
モンスターペアレンツもいる昨今、全ての生徒や父兄に喜んでもらうことはなかなか難しいものがあります。しかし情熱をもって全身で取り組めば、全員でなくとも多くの生徒や父兄に伝わると思います。出来る生徒にも、少し勉強が遅れ気味の生徒にも、よくしゃべる生徒にも、またおとなしい生徒にも平等に接するとともに、生徒に合わせることができる人物が教師に向いていると思います。
面倒見のいい人
≪30代・女性≫
教師に向いている人はまず何といっても面倒見のいい人ということが出来ます。人に教えるのが好きな人で生徒や親との対応を考慮するとやはりコミュニケーション能力は高い方が望ましいと言えます。そして視野が広い人、リベラルな対応が出来る人が教育者として相応しいと言うことが出来ます。勿論規則が守れるとか生徒の見本になる必要があるのですが、それでもあまり真面目すぎて視野が狭いと生徒ときちんと向き合うことが出来ません。
そして子供たちに出来るだけ多くの選択しを与えてあげられる人に教育者になって欲しいと言えます。他にも出来れば字がキレイな人がいいと言うことが出来ます。近年はパソコンや様々な機器を使った授業が増えプリントアウトされた資料が基本ですが、まだまだ黒板やホワイトボードを使用して授業を行っている学校が大半なので読みやすいに越したことはないと言えます。
教師や学校
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