Manabi

長い人生の中で、誰しも、たった一回の人生を充実した人生にしたい、実り多き人生にしたいと願い、充実感を得るには？と一度や二度考えたことはあるはずです。そもそも人生というものは、人それぞれ辿る道があり、環境も異なるものなので充実した人生の定義は人それぞれかと思いますが、ここでは実り多き人生にする為の知っておくべき気づきについてお話しさせて頂きます。

充実感とは何なのか？

まず、充実、充実感とは何なのか？ 辞書で調べると下記という意味らしいです。

必要なものが十分に備わること。中身がいっぱいに満ちていること

辞書を調べると十分備わっているとのことですが、私が思う充実とは「自分がしたい事をしている状態」だと思うのですが、自分がしたい事をしていても、結果が伴っている場合とそうでない場合がありますよね。

この時に結果が伴っている時のみ、充実感がある場合の人は結果が伴わなくなったら充実感は消え失せ、苦痛に変わるようでは充実した人生を感じられる時間は限られていると言わざる得ません。

常に充実した生活を送りたい

例えば、自分がしたかった仕事に就いた時に、常に右肩上がりで上昇し続ける事などあり得ません。これは会社員でも経営でも同じです。常に良い状態のみを当たり前にしようとするのは完璧主義なわけで、もちろん一流と言われる方々は常に最高のパフォーマンスを発揮しようと、それなりに結果が出ても、常に完璧を求めるわけですが、これは大きな意味として解釈すれば充実した人生を良くする為の行動ではあるのですが、人生を良くする意識で努力をしているわけではなく、目の前のパフォーマンスを上げる為の完璧主義です。

ここで何が大切かというと瞬間瞬間の充実ではなく、良い時も良くない時も含めて充実しているという物事の捉え方、考え方を身につける努力や工夫こそが充実した人生を手に入れる最短距離です。

変化していく人生の中で

客観的に見て、特に悩まなくてはいけない状況ではないのに悩む方がいたり、一般的な水準より満たされていても本人は不幸だと嘆いたり、逆に悩んでもおかしくない状況でも悩んでいなかったり、余命宣告されたり、障害などハンデを持っているにも関わらず、イキイキ充実している方もいらっしゃいます。

人生は必ず思った事が叶う瞬間もあれば、試練も用意されています。自分に合う方ばかり合って一生が終わるわけではなく、必ずウマが合わない人とも巡り会います。また始まりは終わりへの始まりです。生を受けたという始まりは死に向かっているわけで、人生は順番です。

今が仮に10代でも、段々と年齢を重ね、必ず顔にシワが出て、頭も体も若い時のように動かず、老い、つまり劣化していく瞬間と向き合わなければいけないわけです。そういう変化の時に減点方式の考え方、喪失的な考え方では充実感を感じるどころか、悲観の中で生きなくてはなりません。

ですから今ある環境がどうであっても、その状態内から充実を得られるポイントを探す事が大切です。

明石家さんまさんの実り多き人生

明石家さんまさんの有名な名言で『生きてるだけで丸儲け』という言葉がありますが、正に生きてるだけでラッキーなんだという境地です。あのさんまさんの常人離れした明るさや視聴者に届ける笑いは人生を達観されているからこそ湧き出る言葉や雰囲気に違いありません。

更にすでに述べましたが、結果が伴っていてもいなくても充実を感じられるようになったら充実した人生を過ごせる時間が増えると述べましたが、明石家さんまさんはまた「幸、不幸を分けるからダメなんだ」という言葉も残されています。

充実とは分別しない生き方

一般的に今の環境や状況が良い悪い、幸不幸と分別しがちですが分けるのではなく、全てを一つとして、全てを受け入れて中で、何が起ころうと自分は最高の道を歩んでいるんだ、私は運の良い人間なんだと信じる事ができてこそ、誰にも邪魔されない、何者にも奪われない、何があっても揺るがない『充実した、実り多き人生』を手にしたとなるのでしょう。

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