Manabi

1992年に守備固めとして1軍初出場を果たして以外、日本のプロ野球はもちろん野球の最高峰であるメジャーリーグでも数々の記録を塗り替え、4257安打でギネス世界記録に認定されるまでの大記録を打ち立てました。そんなイチローさんですが、本を読まないことで知られていますが、本を読まない理由について語っているのでご紹介させていただきます。

僕は本を読んだりテレビを見たりってあんまりしない

僕は本を読んだりテレビを見たりってあんまりしないんですよ。本に関してはゼロに近いんですよね。本がなぜ僕が苦手かというと、まずめくっていく行為が嫌いだっていうのがあるんですよ。

面倒臭いんですよ。字が細かいから目に…っていう事も、ちょっとあったりもするんですけども、実は一番苦手なのは、僕に問いかけるスタンスがあるんですけど、見てる人に何かを投げかけるスタンスがある、でも最後にはそこに答えがあるっていうのが僕苦手なんですよ。

人の生き方のお話しとかあるじゃないですか、そういうのの中では、必ず最後に答えが出てきてしまう事が嫌で、頭で何となく内容に共感してしまう事があると、何となく自分のものになったような気になってしまうんですよね。その人が生きてきて、その人が得たものなのに、なぜか自分も共感できるから、それを自分のものにしてしまう。

でもそれは僕がホントに自分の中から出て来てるものではない。そこを錯覚してしまう事が嫌なんですね。だから何かを投げかけられる、それを自分なりに噛み砕く、で、こうゆう事なんじゃないかっていう事は僕は好きなんですけど、最終的にはそれが本の中に現れてくるので、ちょっと苦手…。

それよりも自分が狭い世界で、それなりに自分と向き合う、人と競争する中で色んな事がある中から何かを得たいですよね。

それってきっと自分の言葉じゃないですか。そうすると人はきっと…。そんな事分かるから、きっとこの言葉ってこの人からホントに生まれたものなんだろうかって感じる人ってたくさんいるじゃないですか。それはきっとそういう事だと思うんですよ。

本を読まない理由の意味は？

上記が実際にイチローさんが『本を読まない理由』について述べた内容ですが、正直どういう事をおっしゃりたいのか分かりくい面でありますよね。イチローさんがどういう事を伝えたかったのが真意はご本人のみ知っていますが、イチローさんが述べたことを私なりに咀嚼すると、イチローさんは『自分で探して』『自分で悩んで』『自分で見つけて』『自分で答えを出す』ことがお好きというか大切なのだとお考えなんだと思います。

イチローさんは別のインタビューで『結果は困難を伴って出すべきである』と答えていらっしゃいます。要は簡単に答えを出すことは決して良いわけではないというところだと思うのですが、やはり安易に人に導いてもらったり、答えを提供されることは自己の成長を阻害するという側面があるので、自分で苦労、苦心を経験して結果を出すというのは本を読まない理由の中で述べた『自分で探して』『自分で見つけて』というところにつながるのだと思います。

イチローさんのインタビューはそれ単体で見ると、どういう事を仰りたいのか分からない部分がありますが、様々なインタビューを聞いてみれば、言いたい事や点と点を結んだ本質部分が見えてくるように思いますし、やはりイチローさんは一貫していることが分かります。以下はイチローさんが小学校6年生の時に書いた作文（卒業文集）です。

イチローの僕の夢

ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校でも全国大会へ出て、活躍しなければなりません。

活躍できるようになるには、練習が必要です。ぼくは、その練習にはじしんがあります。ぼくは３才の時から練習を始めています。

３才～７才までは、半年位やっていましたが、３年生の時から今までは、３６５日中、３６０日は、はげしい練習をやっています。

だから一週間中、友達と遊べる時間は、５時間～６時間の間です。そんなに練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、中学、高校で活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。そして、その球団は、中日ドラゴンズか、西武ライオンズが夢です。ドラフト入団でけいやく金は、１億円以上が目標です。

ぼくがじしんのあるのは、投手と打げきです。去年の夏ぼくたちは、全国大会へ行きました。そしてほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会ナンバ－１投手とかくしんできるほどです。打げきでは県大会、４試合のうちに、ホ－ムランを３本打ちました。そして、全体を通して打りつは５割８分３厘でした。このように、自分でもなっとくのいくせいせきでした

そして、ぼくたちは１年間まけ知らずで野球ができました。
だから、このちょうしで、これからもがんばります。

そして、ぼくが一流の選手になって試合にでれるようになったら、お世話になった人に招待券をくばって、おうえんしてもらうのも１つです。

とにかく一番大きな夢は、プロ野球選手になることです。

愛知県西春日井郡とよなり小学校
6年2組　　鈴木一朗

イチローのインタビュー

イチローさんはサントリーのボール『ザ・プレミアム・モルツ』のコマーシャルに出演されていましたが、その時にインタビューに答えてらっしゃった内容をご紹介させていただきます。

• ≪野球は好きですか？≫

僕が野球が好きだと思うのは、恐らくプロ野球選手でなくなったとしてもバット振ってると思うんですよね。トレーニングもしてる、それ野球の為にするわけではないのに、多分そうしてる、そうしてる事が好きなんだと思うんですよね。

• ≪野球が嫌いになった事は？≫

野球そのものはないですね。野球を取り巻く環境とか状況は嫌いになった事はあります。

• ≪野球以外で好きな競技ありますか？≫

やらないけど、将棋とか囲碁は面白ろそうだなって。

• ≪行ってみたい国は？≫

動物見たいからね、アフリカ行ったみたいかな。

• ≪10代の自分への助言は？≫

10代は僕結構、良かったと思いますよ。あのままでいいんじゃないかなって。

• ≪宇宙人の存在を信じますか？≫

僕たち宇宙人じゃないの、そもそも。

• ≪10年後は何をしていますか？≫

10年後、生きてるかな〜っていう感じで僕は刹那的に生きてます。

• ≪今、欲しいものはありますか？≫

ないね。。どんなものでも手に入ったら、それまでなんですよ。それを追いかけてる状態がきっと最高ですから。

• ≪前世は何だと思いますか？≫

そういうこと考えた事ないなぁ。アーティストだといいな。

• ≪ビールに一番合うものは何ですか？≫

お酒って雰囲気だからね、一日やっぱり一生懸命、自分なりに過ごしたら、それが一番合うんじゃないのかな、その時間が。ダラダラ一日過ごして夜じゃあビールといっても、それは味が変わると思うよ。

• ≪プレミアムとは？≫

本来、生きて行く為には必要ではないけれども、人生を潤す為に必要なもの。

• ≪人生最大の失敗は何ですか？≫

失敗は多ければ多いほどいいですよ。最後は全て自分でやってきたので、この事は僕の大きな支えになっていて、誰が見ても、あの決断は失敗だったねっていう結果だったとしても後悔はないと思うんですよね。自分で決めてきたから。

• ≪死ぬまでにやりたい事は？≫

割と日々、全力で生きている方なので、その時にその日に僕の人生が終わってしまうって、やらなきゃいけない事はあるけど、じゃあ悔いかあるかっていうと無いもんねぇ

• ≪好きな色は？≫

鮮やかなブルー。

• ≪無いと生きられないものは？≫

最近思うのは仲間だね。自分だけの為に生きて行く感じが全然しない。

• ≪ストレス解消法は？≫

仲間と美味しいお酒飲んでるのが単純にそうだと思いますね。

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