球界の番長である清原和博の言葉

（引退後、現役生活を振り返り）大歓声がもらいたくて頑張ったかもしれません

お母さんを喜ばしたい…。そういう一心でしたね、野球をやってきたのは。お母さんは長嶋さんの大ファンでしたから背番号3番もらった時も嬉しかったし、全てお母さんを喜ばしたいという一心で、ずっと野球をやってきましたね、小学校、中学校、高校、プロに入ってからもですね

2019年3月5日 清原さんの母、弘子さん他界（享年78歳）

（オリックス時代の引退宣言会見にて）プレーができるのかっていう不安でいっぱいです。明日潰れるかもしれません、いつ壊れるか分かりません。こんな状態では来年グラウンドには立てないと思います。明日からの1打席、1球が自分の野球人生の最後だと思ってバットを振りたいなと思っております

（2007年の左大腿骨関節の軟骨移植手術について）手術をしたのが7月6日ですから約3週間が過ぎました。これほど僕によって辛いものはありませんでした

（2007年、ケガをして引退も有り得る状況の際）あの時、手術を受けていれば良かったかなという後悔だけはしたくない

※この年、左大腿骨関節の軟骨移植手術を行う

（巨人から戦力外通告された際）プリンスホテルに裏口から呼びつけられて、たった1分で「来季、君とは契約しないから、何かある？…」

真っ直ぐ家に帰れなかったですね。神宮外苑の並木通りに車止めて、1時間くらい泣きましたね、悔し泣きで

この世界（プロ野球）は結果が出えへんかったらね、何言われてもしゃぁない

僕自身、FAの資格を取ったのは、やっぱり、その時ジャイアンツでプレーしてみたいという気持ちはありましたから

自分には野球しかない

振り返って出てくる答えは、感謝。それが、僕が野球人生で学んだこと

王監督もこの23年間、僕と一緒に同じ十字架を背負ってくれていた

俺は物事を決断するとき、どの道を選んだら一番後悔せずに納得できるかを考える

二軍っていうのは、僕、プロ野球だと思ってません

遅かれ早かれストライクは投げなくちゃならない。それを打てばいいんだから

野球人としてのプライド、そんなもん何の得にもならへん。プライドなんて持っていても邪魔になるだけや

僕が1年生で甲子園に出ていたころから、体中アザだらけでした

PL学園といえば伝統

女は強い男についてくる

二軍時代は洗濯物は自分で持って帰ってました。ユニフォームはプライド。二軍選手と同じ洗濯機で回されたくなかったもので

いま思えば、野球での苦しみなんか、たいしたことなくて、どんな状況でも野球をやっていることが幸せであって、終わってからの苦しみの方が遙かに辛かった

挫折は乗り越えるためにある

野球に携われることができることを本当に感謝