まるちょん言葉

名人という称号は江戸時代から続くものなので、そういう重みがとても大きい

将棋の頂上は全く見えない（史上最年少で４人目の五冠を達成後）

詰め将棋の難しい問題をじっくり考えるのは終盤の読む力につながっている

最初に将棋を教えてもらったのは祖母

強みは自分では分からないというか、人と比べて意識しない

将棋はどこまで強くなっても終わりがない

（AIが台頭しても）将棋界の盤上の物語は不変

（人間、あるいは棋士が持つ可能性について）今ではソフトとの対決の時代を超えて共存という時代に入ったのかなと思います

読み進めている時は「符号」で考えることが多い

人間というのはやっぱり読む時に最初に感覚でほとんど切り捨てちゃう

負けたことが許せないというより自分の弱さを痛感させられる

元々トランプなどでも勝つまでやるタイプだった

コンピュータの方が強くなったとき、棋士の存在意義が問われてくる

将棋に巡り合えたのは運命だったのかなとは思いますし、強くなることが使命

将棋を指す限り勝敗はついてまわるので、一喜一憂してもしょうがない

20連勝できたのは実力からすると僥倖（ぎょうこう）としかいいようがない

負けた時に悔しいという気持ちは常にあります

（AIについて）人間では思いつかないような手を示すこともあります。でもそれを拒絶するのではなくて、その手の意味を自分なりに考えることが必要

局面としての最善手と勝つ為の一手が完全に一致するとは限らない

対局だと相手が間違えることがあります

（詰将棋について）実践ではなかなか現れないようなロジックで成り立っているものが多いのでそうしたことを理解することが速く解くことにつながる

将棋に対しての探求心、好奇心は将棋を始めた頃から感じていたことなので、これからも大切にしていきたい

将棋ソフトは人間の価値観に囚われない将棋を指すので、そういったところで将棋の枠というか考え方を広げてくれた

（学校での好きな科目は？）数学ですかね…、答えがハッキリ定まるところが合っているかなと思う

時間がなくなってから一番問われるのは集中力

将棋というのはどこまで強くなっても終わりがない

強くなるための方法っていうのは人それぞれ

子どものころからプロ棋士になりたいと思っていた

自分は将棋の上達を左右する要因というのは「才能」「努力」に加えて「環境」の3つかなと思っています

才能とはポテンシャルというか、努力することによって磨かれてくるものなのかなと思っています

持ち時間の使い方というのは個性が出る

研究されていても、形勢が互角であれば問題ない

プロの世界だと、流行の戦型というのは周期的に変化してきているというか、ひとつの戦法が流行する中で、工夫とか新しい指し方が編み出されて、だんだん体系化されてくる

予想と違う手を指されることで、そこまでの読み筋をすべて組み立て直さなくてはいけなくなります

やはり実力なくして結果を求めることはできない

強くならないと見えない景色がある

将棋ソフトが教えてくれたことの一つとして、将棋はもっと自由で色々な手があるっていうこと

僕のことをきっかけに将棋を始めてくださる方がいたとするならば、棋士として嬉しい

将棋に巡り合えたのは運命だったのかな

盤上の最善手を真摯に追求することが結果的に勝ちにつながる

勝つためには如何に最善に近づくことしかない

将棋に対する思いはずっと変わらないです。ずっと好きで自然にやってきた感じです。将棋を指したくないとか、駒に触れたくないとか思ったことはないです

20歳までに結果を残したい

面白い将棋を指すことは棋士の使命

（印象に残る一局は？）やっぱり苦しくしてしまった将棋の方を覚えています

（強くなる為に必要な事は？）たくさんあると思いますけど、まずは序中盤の形勢判断でしょうか

もし将棋の神様がいるのなら、僕と一局お手合わせお願いしたい

（羽生善治さんについて）憧れからは抜け出さないといけないと思います

どうして5分で分かることを授業で45分もかけて教えるんだろう