谷川浩司に関する名言集・格言集
谷川浩司
「負けました」といって頭を下げるのが、正しい投了の仕方。つらい瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいいかげんにしている人は上にいけません
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
才能という言葉が必要になるのは、ある高さまでいってからで、努力によって自分の力を最大限にまで高め、その限界を乗り越えようとする時に、初めて才能というものが必要になってくるのではないだろうか
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
ミスには、それ以前に、誘発する他の原因がある
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
迷ったときは原点に戻って再スタートすればいい。それが、いい人生につながる
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
落とし穴がある。経験はプラスにもなるが、マイナスになることもあるのだ
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
将棋に向かう子供の頃の習慣が、学業の中にも生かされて行ったのではないかと思います。将棋を学ぶことによって、様々な力が身についてくると思うのですが、少なくとも、このような力を一つでも身につけておけば、壁に突きあたった時、突破する力となって行くと思います
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
きっと、子供の頃に外国を経験すると言うことは、大きなことだと思います。1990年の竜王戦でフランクフルトにいったのですが、私にとって初めての外国でした。非常に強く印象に残っていますね
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
やはり将棋の楽しさというのは、人と人との交流にあるのです。しかも、将棋は言葉が通じなくとも交流ができるわけですね。将棋連盟としても、昨年の国際フェスティバルのようなものを開いて、将棋の楽しさ、交流する楽しさをそれぞれの国に持ち帰ってもらうことを願っています。ISPSとしても、人的な関係を多く作っていただいて、将棋の楽しさを、一人でも多くの方に伝えていただければと思います
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
(詰将棋について語った言葉)本業に差しさわりのない程度に、関わって行きたいと思っています。江戸時代に、時の名人が献上百番を残しましたので、私も、そのようなものを残したいと思っています。かなりの長編になりますので、あまり一般向けにならないのですが
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
(詰将棋の海外普及について)詰将棋というのは、簡単なものは将棋の上達の上で大切なものですが、詰将棋には芸術的なものがありまして、しかも、図面と解答だけがあれば、解説はあまりいりませんから、日本語が読めなくても分かると言う面があると思います
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
自分のことはさておき、将棋と教育という面ですと、現在は、東大はじめ、一流の大学を卒業した棋士が増えてきています。私たちの頃には考えられませんでした。将棋によって思考力であるとか記憶力であるとか、決断力・集中力、色々な力が身に付いたということでしょうか
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
現状は悲観的に、将来は楽観的に
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
勝負においては『勝たしてやりたい』『彼が勝ったほうが将棋界にもいいのだ』という目に見えない力が後押しすることがある
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
自らの負けを潔く認めることが、次の勝利へとつながっていくのである
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
対局に向かうときには、研究の途中でも結論は付けておかないと自信を持って対局に臨めないという面もありますし、芸術的な美しさを求めても、勝負としてはうまく行かないこともあります。何しろ将棋というのは、単純ではありませんから
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
将棋はミスしたほうが負けるゲームである
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
実力のある人は、姿勢からして端正である
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
海外に行く度に、将棋人口の厚みが増していることを感じています。昨年、天童で行われた国際将棋トーナメントで、ベラルーシの方が2位に入りました。ヨーロッパやアメリカの方が強いという印象があったので、意外に思えました。世界の将棋の層が厚くなって来ている証拠ですし、世界大会の結果などを見ると、参加者全体が大変に強くなって来ています
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
詰将棋も好きなものですから、終盤の入り口あたりから詰む形をイメージして、イメージを具体化するために局面を作っていく傾向はあります。それが、他の棋士より詰め形を考えることが早かったのかなという想いはあります
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
七年前、河合隼雄先生と対談をする機会に恵まれました。その席上、棋士というのは、三つの顔が必要だと感じる、と話したことがあります。一つは研究者、一つは芸術家。もう一つは勝負師だと。大変に共感してくださいまして、心強く思っています
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
『自分はダメだ』と思った瞬間に吹き飛ばされているのが、この世界だ。逆に周りが無理だと思っていても、自分が『できる』と思っている間は可能性がある
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
私は、最初の気持ちをずっと持ち続けられることと、一つのことを努力し続けることを苦にしないことが、もっとも大事な才能であると考えている
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
勝負の世界に偶然はありません。一夜漬けは通用しない。毎日毎日の積み重ねがすべてなんです
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
高校一年の頃、C級2組の順位戦で、最初7連勝し、あと3局の内1勝すれば昇級できるというところで連敗したのです。最終局もかなり厳しい状況になったのですが、やっとの思いで、勝ち切ることができました
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
将棋をどのように見ているかで、感じ方が違って来ますよね。現在は、定跡なども整備されて、多くの道しるべなどができています。多くの研究がなされていますが、それが絶対だと思うと将棋が狭くなってしまいます。情報は取り入れて、よく調べておくけれども、実際の対局や局面を見るときには白紙の状態で見る事ができるかどうか。難しいことですが
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
普段(練習将棋で)は自分が一番弱いと思って指し、大会では自分が一番強いと思って指す
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
勝負師の条件は、負けた悔しさをバネに勝つことだ。そして、勝ちたいという気持ちを持ち続けることである。敗者の美学という言葉があるが、負けて満足するのは自己満足でしかない
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
いいときは焦らない。悪いときはあきらめない
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
普通、他のタイトルを先ず取り、それから名人になるのですが、私の場合は、最初のタイトルが名人であったわけです。中原先生の時代が長く続き、新たな息吹を求める、時代の波とか、勢い、に乗れた名人獲得でもありました
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
殊に厳しい勝負は誰しも経験するのですが、早い時期に、一番良い時期に経験することができたのではないでしょうか
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
(プロ棋士になって1、2年後にプロの意味が分かってきた当時を振り返って)プロの自覚と勝負の厳しさを体験することによって、本当の意味でプロ棋士になれたのかな、と思っています
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
中学三年の時です。序盤で大きなミスをして、普通、夜中までかかる将棋が、持ち時間を残して4時ごろに終わってしまったのです。勝ち負けは別として、プロとなったからには、与えられた条件でベストを尽くさなければならないと自覚しました
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
(中学2年生でプロ棋士になった当時を振り返って)まだ、プロとしての実感があったとは思えません。ただ、一生将棋を指していけるという喜びは心に残っています
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
何度も何度も負けたとしても、自分の道をひたすら歩き続ければ、やがてそこに一本の道が拓けてくる
『マルチョン名言集・格言集』
谷川浩司
強い人ほど個性がある。四、五段の人はそれほど個性もないから何々流といった名前もつけられていない。段が上がっていくにつれて個性が強くなってくる。ひとつには自信ということがあると思います。下のうちはこんな手をさしちゃって笑われるかなと思いますけど、上になっていくほどこれでいいんだ、正しいんだと自分に自信がついてくるから