ビアトリクス・ポターに関する名言集・格言集
ビアトリクス・ポター
ベットに横たわりながらでも、私の心は野山を歩くことができる。あの岩や、花や、沼や、綿畑を見ながら。私の年老いた2本の足は、2度とその地に赴くことはできないのに
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
パパが、絵を家描くのになんの苦労も感じていないことはたしかだ。ほんとうにうまい
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
わたしは、今、三○歳。ハットン家の娘たちからお祝いの手紙を受け取って、いらいらしてしまった。その理由のひとつは、わたしが、彼女たちのことを覚えられないからだ。彼女たちは、一九歳で死んだキャサリーン・ハットンのことを書いてきた。わたしは、彼女と、可愛いアイルランドの少年カリイに始めて出会った時のことをよく覚えている。ふたりは、プットニイ公園の花壇ですばらしいバラの花を集めていた
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
わたしは二八歳だった、二九歳ではなかった、ということを、きのう、ふいに思いだした。そのもうけものの一年を、地質学やシェイクスピアがうめてくれるだろう
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
今、わたしは一八歳。時間はどんどん過ぎていく。わたしはとっくに一八歳だったように感じている。おばあさまはどんなふうに感じられているのだろう。わたしが子どもだった時、人生は何とすばらしいものに思えたことか。時どき、一八歳になる時のことを考えたものだ。それはとても奇妙なことだ・・・・・・
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
わたしは、一七歳。一七歳は『楽しき一七歳』と呼ばれると聞いている。一七歳であるということは、一七歳だったということは、一七歳になるということは、そんなものではない
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
月曜日の朝、事務所に伺います。ミス・フロリー・ハモンドを連れていきます。婚約のことについては、まだ話さないつもりですが、私が怒っているとは思わないでくださいね。あなたが婚約の話を聞いたことがとても嬉しいのですから
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
(出版社のために他の挿絵の仕事ができるかどうか尋ねられて)他の方々の本の挿絵についてですが、それをすると、私自身の本を仕上げられなくなると強く感じています。ストーリーを作るのは、いくらでも楽しいのですが、絵を描くのはとても遅く、苦労しますので、私の創作生活の終わりには、きっと私自身のお気に入りが未完成で残っているはずです。短くても長くても
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
(最初の本に対する条件の通知を受けて)私としては、印税に関する貴社の条件はとても寛大だと思いますが、著作権は私に残るようにしていただけますか?丘に1冊3ペンス以上の条件を出してくれる人はいないと確信していますし、これらの小さな本は、たとえ成功したとしても、長くは続かないのもわかっています。ですが、同意する内容を知っておきたいのです
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
私は子供の頃、半信半疑ながらも、もっぱら妖精と遊んだのを覚えている。
幼少期の精神世界を持ち続け、知識と常識を加えてバランスをとり、夜の恐怖をもはや恐れず、それでも命の物語を少し、ほんの少し理解することが出来たら、そんな天国はほかにないでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
私は20歳のときより、30歳の方がずっと若く、心も体もより安定し、より強く感じる
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
私は常々、両親の不名誉となるべく生まれてきたと思っていたけど、今日はそれがはっきりと露呈された。私は髪を切ったので、帽子がしっかり留まらない。今日は突風が吹いて、帽子が展覧会の大きな噴水に飛んでいき、仰天する父のもとへ吹き流され、見物人を大いに楽しませた
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
パパとママはミレーでの舞踏会に行った。1、2週間前、オスカー・ワイルドがいた。背が高く、ひょろっとして、陰気な男だと思っていたけど、彼は太っていて陽気だ。唯一変わっている点は、シャツの襟の代わりの黒いチョーカーともじゃもじゃの髪の毛だ。その代わりに奥さんが大きなスイレンに覆われていた
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
アカデミーでの巨匠たちの冬の展覧会に行った。あんな絵があるとは思わなかった。一度に全部見られるなんて贅沢すぎる。ただ、ヴァン・ダイクの5つの偉大な作品を並べてみてみたい。1つだって見られると思っていなかったのに…。むしろ痛ましい喜びだけど、そんな素晴らしい喜びはめったに感じたことがない
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
1901年1月26日、9歳の終わりに死んだなつかしいピーター・ラビットの思い出に愛をこめて。まだ非常に幼いころに、シェパード・ブッシュのアックスブリッジ・ロードで、4シリング6ペンスという法外な値段で彼を買ったのだった。……頭の働きには限界があり、毛皮や耳、足などにも欠点はあったものの、その気質はいつも変わりなく愛すべきものであり、全くやさしかった。愛すべき仲間であり、静かな友だった
『マルチョン名言集・格言集』
ビアトリクス・ポター
ノエル君、あなたになにを書いたらいいのかわからないので、四匹の小さいウサギのお話をしましょう。四匹の名前はフロプシーに、モプシーに、カトンテールに、ピーターでした……