石坂泰三に関する名言集・格言集
石坂泰三
経営は学問ではない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(大阪万国博覧会の会長としての言葉)本来、政府の仕事ですぞ。百億でやれといわれれば百億のものを、一億でとあれば一億のものをつくる。こちらはそれだけのこと。それでいいんですか
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
これから幹部になろうという者は、相手の言葉だけでなく、文化、歴史、政治、経済といったものをよく勉強しなくちゃいかん。もちろん、その前に自分の国のこともよく知っていなくては
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
僕は日本にいるときよりは外国に行くともてるんだよ。ストレスも外国の方がないね
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
経済の基本はまず豊かになること。日本経済のポテンシャリティを信じ、拡大に全力を注ぐと同時に、経済秩序、道義、企業モラルの確立を図る
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(マッカーサーが社長室を気に入り「この部屋を使っていた人間に会いたい」という話を伝え聞いた時の言葉)いかねえよ。用があるなら、こっちへ来ればいい
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
今の世の中で政治が一番悪い
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
満足しているものが一番の金持ちだ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
私は人生万事、小成に安んじろというのではない。小さな地位でも、一日一日を充実感を覚えながら働いておれば、必ず道は開けてくる。不平不満をぶちまけるだけでは、道は真っ暗だ。一時の苦を忘れ、明日を夢見ながら、コツコツ働くしかない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
私だって、世捨て人や禅坊主ではない。だから金も欲しい。ぜいたくもしたい。しかし、いくら欲しくても得られない場合は、現状に満足して、働くしか道はない。不平を言ってもそれは得られるものじゃない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
伸びるためには、まず縮まることが必要だ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
会社につとめて、いろんなこと教えてもらうんだから、金払ってもいいくらいだ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
誠実に、そして厳しく自分を管理することが出来ていれば、あなたの部下の管理の必要性はない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
経済が政治に追従するのでは、大きな飛躍は望めない。政治に並行しながら、これに政策面で優先することが経営者の任務ではないだろうか
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
人生のコースには人それぞれのペースというものがある。自分のペースに合わせて、息切れず、疲れすぎをせず、ゆうゆうと歩を進めて、とにかくその行き着くところまで、立派に行き着けばよろしいのだ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
人生はマラソンなんだから、百メートルで一等をもらったってしょうがない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
間が大切なんだよ。三味線でも間が大切というだろう? 間が悪いと三味線もあほになる
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(万国博協会会長に就任時のインタビューでの言葉)君、ボクは大丈夫だよ、いろいろな引き出しを持っているから
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(経団連会長就任直前のころ、家を夜間訪ねた記者に言った言葉)まあ君、ぼくは妻に先立たれたから淋しくてネ。慰問に来てくれたようなものだ。ゆっくりして行ってくれ、ぼくの妻知っているかネ。よい妻だったよ。君、奥さんを大事にしなさいよ。妻はいいもんだよ。写真を見ていってくれるかね。いい女房だったよ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(浅沼稲次郎の暗殺事件に際して実行犯に対する、問題視された発言)暴力行為は決していいものではない。だがインテリジェンスのない右翼の青年がかねて安保闘争などで淺沼氏の行為を苦々しいと思っていて、あのような事件を起こした気持もわからないではない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
経済道義の高揚、いまの日本の財界にいちばん欠けているのはこれだと思う
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(日本万博協会会長としての心境)一体この博覧会の主体は誰だったのだろう。此の政府記録によれば総て政府当事者によってなされ、万博協会は殆ど何もしなかった様に見えると云っても過言ではないかも知れない。・・・私としては聊か、否、大いに不満である。・・・甚だ不満である事を率直に後々のため記録する次第である
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
経済の基本は、まず豊かになること。日本経済のポテンシャティリティーを信じ、拡大に全力を注ぐと同時に、経済秩序、道義、企業モラルの確立を図る
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
政界に対して財界の自主性を確立する
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(全東芝従業員に協力を求めた文書)この整備改革は決して容易なるわざではなく、従業員諸君一同の協力を得なければならぬことは当然である。整備は決して人員の整理のみを以って終わるものではない。生産、営業、管理、組織の改善や計画の徹底的合理化は勿論、終戦後とかく弛緩せる人心の緊張感等は夫れ以上に必要である。若し夫れ、従業員にしてその職責を全うし得ず、業務上の統率力を欠如するが如きあれば、直ちに粛清すべきである。従業員諸君、我々は伸びんとすれば先ず縮まることを要する。余は就任早々この再建に直面し多少なりとも犠牲者を出すことは甚々忍び得ざる処なるも、大局上このほかに途なきを確信する以上、諸君に於いても能くこの事態を認識し協力せられんことを切に希望する次第である
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
その高等学校の制度がなくなったのは、日本の教育上の大きな損失だったと考えている
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
高等学校での三年間は私の生涯を通じて最も印象的なものだった
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(旧制府立一中(現・東京都立日比谷高校)を受験し合格した時の言葉)クソまじめに勉強した
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
(経団連会館建設のための国有地払い下げを巡って当時の大蔵大臣・水田三喜男の煮え切らない態度への発言)もう、きみなんかに頼まない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
経営は“常識”だよ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
外国人が40億、50億の株を取得しても大したことはない。制限を撤廃して堂々とやるべきだ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
ぼくは、仕事以外の無理は一切しない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
睡眠は長い時間を必要としない。ぐっすり眠ればそれでよい
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
有効、有意義な借金、必ず返せる借金、分相応な借金はけっして一概に排すべきでもない
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
企業の経済性ということは、企業をして企業たらしめるものであり、経済性の追求は企業経営の不断の合理化を促進することにある
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
青年はすべからく素直たるべし。壮年はすべからく狸芸にでるべし。老人はすべからく、いよいよ横着に構えて、憎まれることを覚悟すべし
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
わがままこそ老人の本領だ。老人が老人として他から期待されるところは、善意の、誠心誠意の、私利私欲を離れての、かつ深謀遠慮としてのわがままである
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
人にものを教えるということは、自分でも非常に勉強になるもので、学問のためにも、またその後のものの考え方の上にも大いに役立ったと思う
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
いま売っている製品を永久に売るということでは駄目で、先を見越して新製品を作ることが必要だ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
日本に今一番大切なものは、経済道義の高揚である
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
自分は決して英雄だとは思わない。もし英雄だとすれば、君たちが英雄にしてくれたんだ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
大学卒業間際、同級生が校庭で円陣をつくって、学校を出たらどこへ入ると希望を語り合っていたとき、「誰がどこに入るか、ひとつくじ引きをやって占ってみようじゃないか」という話が出た。私はそのとき偶然逓信省が当たったのだが、あとでよく考えたうえ、逓信省に出願した。大蔵省や内務省でも入れないことはなかったと思うが、鶏頭の方が牛後よりもいいと考えて選んだわけである
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
私は東芝に来るにあたって、自分の腹心というようなものは一人もつれて来なかった。
単身乗り込んだわけである。それには理由がある。一人ならば出処進退が自由にできるが、人を連れて行った場合、その人を辞めさせて自分が残るわけにはいかないからだ
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
私の財界に対する注文、それは第一に経済道義の高揚ということだ。いまの日本の財界に一番欠けているのはこれだと思う
『マルチョン名言集・格言集』
石坂泰三
経営者のあり方などよく質問を受けるが、私に言わせれば経営に秘訣なしだ。よく勉強すること。これが経営者の任務。私は経営学を馬鹿にしているわけじゃありません。読んだことはないが、立派なことが書いてあるんでしょう。しかし、何か大変な秘訣が書いてあるだろうなんて思ったことは一度もない。そんなもの、もともとありっこないですよ