まるちょん言葉

失礼な幼女だな
はるばると時空を超えて
俺が町を救いに来てやったというのに！

散々だったデートの結果は、次に入れ替わったときに伝えればいい

あの日、星が降った日、それはまるで

僕が愛したのは二葉です、宮水神社じゃない

ただ、何かが消えてしまったという感覚だけが、目覚めてからも、長く、残る

朝、目が覚めると、なぜか泣いている。そういうことが、ときどきある

彗星の片割れが一つの町を破壊した大災害。しかし町の住民のほとんどが、奇跡的に無事だった

見たってか！じゃあ、やるしかねえな！

たまらんなぁ、お互い

夢は目覚めればいつか消える

今頃二人は一緒か... あれ... 私... ？

おや？あんた、三葉やないな？

2人は父さんの宝物だ

きみの、名前は……？

君は昔、私のことがちょっと好きだったでしょう？そして今は、別に好きな子がいるでしょう？

君もいつかちゃんと、幸せになりなさい

夕方、昼でも夜でもない時間。世界の輪郭がぼやけて、人ならざるものに出会うかもしれない時間

奥寺、入りまーす！おっつかれさま～

口噛み酒。神様嬉しいんかなぁ。あんな酒もらって

昨日はヤバかったもんな

御神体にお供えするんやさ。それはあんたらの、半分だからな

そう言えば、ずっと変な夢を見とったような気がするんやけど。なんか、別の人の人生の夢？

土地の氏神様をな、古い言葉でムスビって呼ぶんやさ　この言葉には深ーい意味がある　糸を繋げることもムスビ　人を繋げることもムスビ　時間が流れることもムスビ。全部神様の力や

これじゃ…名前、わかんないよ

お父さん、お母さん いつ帰ってくるん？

あんた今、夢を見とるな？

おかげで祭りの意味もわからんくなってまって、残ったのはかたちだけ　せやけど文字は消えても伝統は消しちゃいかん　それがわしら宮水神社の大切なお役目

瀧君…瀧君…瀧君がいる！

あと少しだけでも、一緒にいたかった

君の名前は…

ただ、あの彗星をめぐって起きた出来事に、一時期、俺は妙に心を惹かれていた

別に。普通にずっとこの町で暮らしてくんやと思うよ、俺は

急に訪ねたら
迷惑かな
驚くかな
瀧君は嫌がるかな

見ていたはずの夢は、いつも思い出せない

でもきっと、瀧君は誰かに出会って、その子が瀧君を変えたのよ。それだけは、確かなんじゃないかな

神さまが本当にいるならば、それでもなにを願えば良いのか、私は自分でも分からないのだった

私たちは、会えば絶対、すぐにわかる

最初は二人で一つだったのに、つながっていたのに、人はこうやって糸から切り離されて現世に落ちる

来世は東京のイケメン男子にしてくださーい！

男子の視線、スカート注意！人生の基本でしょう

あの頃のことは、俺ももう、よく憶えていない。喧嘩でもしたのか、司と先輩とは別々に東京に戻ったこと

大事な人、忘れたくない人、忘れちゃだめな人。誰だ、誰だ、誰だ、誰だ？名前は…！

あの日、星が降った日。それはまるで、まるで夢の景色のように　美しい眺めだった

言おうと思ったんだ。お前が世界のどこにいても、必ずもう一度会いに行くって

お前さ、知り合う前に会いに来るなよ。わかるわけねえだろ