春 名言

花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは

人生の出発は、つねにあまい。まず試みよ。破局の次にも、春は来る

生きる者全てに春は来る。希望を持つことだ

若い娘は幾たびも軽はずみな夢想を変えて行くのです。春のめぐり来るたびに若木が青葉をつけ変えるように

人の世の移り変わりは、木の葉のそれと変りがない。風が木の葉を地上に散らすかと思えば、春が来て、蘇った森に新しい葉が芽生えてくる。そのように人間の世代も、あるものは生じ、あるものは移ろうてゆく

春が来ても、鳥たちは姿を消し、鳴き声も聞こえない。春だというのに自然は沈黙している

どんな冬もいつか終わる。そして、春は必ずやって来る

生きていれば春が来る

うららかな春は、厳しい冬のあとからくる

一羽の燕が、また或る一朝夕が春をもちきたすのではなく、それと同じように、至福なひと・幸福なひとをつくるものは一朝夕や短時日ではない

もし春が一年に一度でなく、百年に一度訪れるならば、音もなく忍び寄るのでなく、大地震のような、天地を揺るがす音とともに訪れるならば、人々の心の中にこの奇跡的変化を目にすることが、どれほど脅威と期待を植えつけることだろう

どうか思い出して。厳しい冬に雪の下で耐える種こそが、太陽の恵みを受け、春になれば薔薇になる

私たちは夢によって大きく育つ。偉大な人々はみな、夢を持つ人である。彼らは春の日の柔らかな霞(かすみ)の中や長い冬の夜に赤々と燃える火の中に、未来を見る。自分の夢を死なせてしまう人もいる。しかし、夢を育て、守り続ける人もいる。彼らは不遇の時もそれを大切に育み続け、やがて陽の当たる光の中に花開かせてゆく

順境は春の如し。出遊して花を観る。逆境は冬の如し。堅く臥(ふ)して雪を看(み)る。春は固(も)と楽しむ可(べ)し。冬も亦(また)悪(あ)しからず

時間や人為にかかわらず春が戻ってくるように、希望もいつか戻ってくる。時にはそれは、周囲の固い殻を破らなければ達成の光には届かない、ほんの小さなつぼみかもしれないけれど。希望を捨ててはなりません！

花と酒、君も浮かれる春の季節に、楽しめ一瞬(ひととき)を、それこそ真の人生だ！

過ぎ行く時を捉えよ。時々刻々を善用せよ。人生は短き春にして人は花なり

男は言い寄る時だけが春で、夫婦になってしまうともう冬だ。女は娘でいるうちは五月の花時(はなどき)のようだが、亭主持ちになるとたちまち空模様が変わる

女は陽気を感じて春に男を思い、男は陰気を感じて秋に女を思う

ただ過(す)ぎに過ぐるもの　帆かけたる舟。人の齢(よはい)。春、夏、秋、冬

おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし

木々たちが「冬はまだ庭にいる、まだ雪が降っている」と言おうとも、春はいる、私の心の中に春はいる

たのしみは　春の桜に　秋の月　夫婦仲よく　三度くふめし

窓あけて窓いっぱいの春

冬でも春でも夏でも秋でも、ただ呼んでくれればいい。私はあなたに会いに行くわ。友だちなんだもの

春は何もかも捨ててしまうにはとてもいい季節かもしれない　心を空っぽにしなくちゃまた新しい始まりもない

永遠にめぐりくる春よ、三つの宝をあなたは忘れずに届けてくれる。年ごとに蘇えるライラックの花と、西空に沈むあの星と、そして愛する人の想い出を

親切な言葉は、春の日差しのように暖かだ

結婚生活に幸福を期待しすぎて、失望しないように気をつけなさい。ウグイスは春に２、３ヶ月だけは鳴くが、卵をかえしてしまうと、あとはずっと鳴かないものだ

一年の希望は春が決める。一日の希望は晩が、家族の希望は和合が、人生の希望は勤勉が決める

人に接する時は、暖かい春の心。仕事をする時は、燃える夏の心。考える時は、澄んだ秋の心。自分に向かう時は、厳しい冬の心

いかに見栄えのしない草でも春とともに花になるように、人は恋することによってそれ自身を花咲かせる

春宵一刻値千金、花に清香あり月に影あり

花はただ咲く　ただひたすらに

花が咲いたら其(そ)れをば二人同じような心持で眺めたい。蝶が飛んだら二人して其れを追いたい。然らずば花が咲いても蝶が飛んでも、世は枯葉の翻(ひるがえ)る秋の夕暮に均しいではないか

夜の露を払って花は咲いて行くもの。涙を払って人は行くもの

お花が散って、実が熟れて、その実が落ちて、葉が落ちて、それから芽が出て、花が咲く

別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます

春の草 五色までは 覚えけり

冬を越すからこそ、こんなにも春の訪れに心弾むのです

めでたさも 中くらいなり おらが春

春は夜桜、夏には星、秋は満月、冬には雪。それで十分酒は美味い

後生畏るべし。いずくんぞ来春の今に如からざるを知らんや。四千五十にして聞こゆること無ければ斯れ又畏るるに足らず

僕は人生は円だと思ってきました。朝があれば、昼があり、夜があって、朝がくる。季節で言えば冬がくれば、春、夏、秋がきて。これはもう止めようがありません。人間もサイクルみたいなものがあって、調子がいいときもあれば、悪いときもある

25歳には25歳の、30歳には30歳の春夏秋冬が成立している

我々は春と夏は改革者であるが、秋と冬は保守の側に立つ。朝は改革者で、夜になると保守主義者になる。改革は積極的で、保守は消極的である。前者は真理を目指し、後者は安寧を目指す

時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力をたくわえている。たくわえられた力がなければ、時が来ても成就しないであろう

春を楽しむように人生を楽しむ心があるならば、やがてまた春のそよ風のように、心もやわらいで、生き甲斐も感じられてきます

冬が来れば春は近い。桜は静かにその春を待つ

何ごとをなすにも時というものがある。いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ。いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就せぬ

わるい時がすぎれば、よい時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るを待つ。あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。だが何もせずに待つことは僥倖を待つに等しい

土に根を下ろし 風と共に生きよう　種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう

眠っているときは、休んでいるときだ。春、また元気を取り戻すために

だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう