冷静に関する名言集・格言集
池谷裕二
経済の取引、たとえば株の判断でいえば、人は自分の意志で株を買うわけではありません。8割以上が過去の経験と、それが反映している反射行動の癖によります。むしろそう考えた方が、妙な自信過剰にならなくて済み、冷静な判断ができているともいえそうです
『マルチョン名言集・格言集』
三木雄信
逆境に陥ったら、人生で最もつらかった時期を思い出してみてください。「あのときに比べれば、いまのほうがいくぶんマシだ」と相対的に考えることができればしめたもの。頭を冷静に、フラットに考えるには、「人生の波」を思い描いてみるのも効果的です
『マルチョン名言集・格言集』
ソクラテス
四つが裁判官に必要なり。親切に聞き、抜け目なく答え、冷静に判断し、公平に裁判する事なり
『マルチョン名言集・格言集』
堀田庄三
おいあくま ー おこるな、いばるな、あせるな、くさるな、まけるな
『マルチョン名言集・格言集』
美輪明宏
誰かが今、悪い時のまっただ中にいるというのなら、私はこうお伝えしたい。「頭を低くして嵐が通りすぎるのをお待ちなさい」。そうすれば、いたずらに感情的になったり、悩んだり苦しんだり、酒を飲んだりする必要はありません。冷静でいられるはずです
『マルチョン名言集・格言集』
フリードリヒ・ニーチェ
自己の思想を氷の上へおくことを心得ていない人は、論争の熱の中へ身を投じてはいけない
『マルチョン名言集・格言集』
吉川廣和
私が持っていないデータを相手が出せば、冷静に受け止めて、自分が間違っていたら自分の説を変えればいいと思う。要は、正しいことが分かればいいわけだ
『マルチョン名言集・格言集』
福沢諭吉
学問に志す者は、学ばなくてはなりません。信じるべきか疑うべきか思い惑っているのではなく、まず学んでみることです。たくさんの書物を読み、たくさんの現実に接して、冷静に事物を見抜いて真実を求めるならば、信と疑の違いがはっきり見えてくるでしょう。昨日信じたものが今日の疑念となり、今日疑ったものが明日は氷解するということもありましょう。学問を志す者は、努力をしなければならないのです
『マルチョン名言集・格言集』
小錦
人間と言うものは、怒りがあるラインを超えると、思考能力がガクンと落ちる。勝負ごとでは冷静さを失ったら負けさ
『マルチョン名言集・格言集』
橋下徹
ますは、丁寧な対応、気遣いの挨拶で相手の機先を制し、沈静化を伺う
『マルチョン名言集・格言集』
松下幸之助
春を楽しむように人生を楽しむ心があるならば、やがてまた春のそよ風のように、心もやわらいで、生き甲斐も感じられてきます
『マルチョン名言集・格言集』
ボビー・ジョーンズ
強引なプレーは愚挙だが、冷静に計算して、自分ならやれると思った時は、トラブルを楽しむ余裕を持って大胆に挑戦すべきである
『マルチョン名言集・格言集』
高島宏平
分かっているつもりでも、自社が優先して堅持すべき強みや価値を見失いそうになることは往々にしてあります。そんな時に冷静な視座で自社の置かれた競争環境を整理すれば、何をすべきで、何をすべきでないのかが分かります
『マルチョン名言集・格言集』
本田健
運が悪いと感じたときは悲観せずに「運を貯めている状態」だと思うこと。「気を練っている」と表現してもいい。慌てず冷静に状況を観察してみる。そうするとポンと抜け出せる瞬間が訪れる。逆に運の悪い状況に負けてしまったら、それまでになってしまう
『マルチョン名言集・格言集』
安渕聖司
私は何を優先して行なうか、優先順位を決めています。たとえば、「お客様からのクレームには何より先に対応する」「災害時なら社員の安否確認を第一に行なう」といった具合です。そうすれば、いざというときに焦ることなく、冷静な判断が下せます
『マルチョン名言集・格言集』
太田彩子
イライラの感情は永遠に続くわけではありませんから、ひと息おいてクールダウンしてから、相手と向き合うことも大切です。メールや電話も、イライラした感情を抱えた状態で返さずに、時間をおいて冷静な気持ちを取り戻してからにするようにします
『マルチョン名言集・格言集』
岡田武史
監督と選手は一線を引かないといけないと思う。そうでないと、こちらが冷静な判断をできなくなってしまう
『マルチョン名言集・格言集』
ゲーテ
私個人は多年人に噛みつかれることになれているので、経験からこう言いたいと思います。たとえ人の反対を受けても、自分の声がかき消されるなどという心配はさらさらない。ただ焦ってはいけない。つねに行動を続け、時に語り合うこと。そうすれば、われわれの考え方に賛成する人がしまいには結構たくさん出てきます
『マルチョン名言集・格言集』
川口能活
限界を知っているから極限状態でも、まだ大丈夫と冷静になれる
『マルチョン名言集・格言集』
森正文
私は私のアプローチが通用しない、冷静沈着なタイプの人は苦手です。そういうタイプの人と当ったときは、私ではなく冷静沈着な人の対応が得意そうな営業担当者に変わってもらいます。誰だって得手不得手があります。不得手の領域で無理して努力する必要はないと思います。自分を追いつめてしまうだけですから
『マルチョン名言集・格言集』
ひろはまかずとし
けっして、あせったり急ぐ必要などまったくありません。誰しも人生にゴール地点など決定されてはいないのですから
『マルチョン名言集・格言集』
デール・カーネギー
過去を建設的なものにする方法は、天下広しといえども、ただ一つしかない。過去の失敗を冷静に分析して何かの足しにする。 あとは忘れることだ
『マルチョン名言集・格言集』
田中ウルヴェ京
意固地になっていても、目的は達成できません。冷静に、柔軟に、様々なアプローチをとらなければなりません
『マルチョン名言集・格言集』
吉永賢一
古典を読み込んでゆくことで、深い意味での冷静さを育ててゆくことができます。
特に歴史書の古典を読むと、自分がいかに大きな流れの中にいるかを実感でき、小さなことでいちいち感情が揺らがなくなるはずです
『マルチョン名言集・格言集』
岡田武史
試合直後は絶対ミーティングはしません。「ご苦労さん」と一言声をかけるだけ。常に冷静な状況で選手と接するように心がけています
『マルチョン名言集・格言集』
フリードリヒ・ニーチェ
愛の中には、つねにいくぶんかの狂気がある。しかし狂気の中にはつねにまた、いくぶんかの理性がある
『マルチョン名言集・格言集』
ラ・ブリュイエール
ゆうゆうと焦らずに歩む者にとって長すぎる道はない。辛抱強く準備する者にとって遠すぎる利益はない
『マルチョン名言集・格言集』
小池龍之介
人は、不安でビクビクしたり、堅張していたりすると、冷静な判断ができなかったり、能力を充分に発揮できなくなるものです。つまり不安を抱くことで、自分のパフォーマンスを落としてしまうことになってしまうのです
『マルチョン名言集・格言集』
瀬名秀俊『ロングバケーション』
何をやってもうまくいかないときは、神様がくれた長い休暇だと思って、無理に走らない、焦らない、頑張らない、自然に身を委ねる
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明『武士道』
切腹をやり遂げるには、極限までの冷静さが必要だった
『マルチョン名言集・格言集』
ニッコロ・マキャヴェッリ
慎重であるよりは、果敢であるほうがよいと、断言する。なぜなら、運命の神は女神なのだから、彼女に対して主導権を得ようと思うなら、乱暴にあつかうことが必要なのだ。運命は、冷たいほど冷静に対してくる者よりも、征服したいという欲望を露わにしてくる者のほうに、なびくようである。要するに、運命は女に似て若者の友である。若者は、思慮に富んでいないがために後々のことなど考えず、より激しく、より大胆に、女を支配するからである
『マルチョン名言集・格言集』
関羽『三国志』
気を静めるんだ。感情に負けるな
『マルチョン名言集・格言集』
ジェームズ・アレン
よりよい自分に向かって、自分自身の心を克服するためのセルフコントロールに努め、冷静な穏やかさを知る人だけが、平和を見いだすことができます。自分をよりよくコントロールすることが、自分自身を幸せに導き、周りにも幸せをもたらす唯一の方法になるのです
『マルチョン名言集・格言集』
伊藤肇
人間、貧乏であろうと、少しもあわてることはない。目的をもって生きる、信ずるところに生きる、修養につとめる、そこに自ずから、積極的な人生の楽しみが生まれてくるのだ
『マルチョン名言集・格言集』
塩野七生
力量はありながらそれを活かすことを知らない時代に生まれてきてしまった人に対しては、高所に立って批判することよりも、こうこうでした、と物語るしかないのである。そしてこれが、私が歴史上の人物に対するときの、姿勢(スタイル)になって久しい
『マルチョン名言集・格言集』
松下幸之助
悪い時が過ぎれば、良い時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るを待つ。あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ
『マルチョン名言集・格言集』
高倉豊
まず「自分が商品に惚れないとお客の心は動かせない」という人もいるが、私は反対だ。自社の商品に愛着を持つと、「あばたもえくぼ」で欠点までよく見えてしまい、冷静な判断ができなくなるからだ
『マルチョン名言集・格言集』
栗山英樹
選手を試合で起用するときには、僕はその選手を全面的に信じています。コーチは、選手の実力や状態を冷静に評価できないとダメですが、首脳陣のなかで僕ぐらいは、選手を信じてあげようと思っています
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ド・サル
何事も単純に考えなさい。心の平安を勝ち取ろうとあくせくしてはいけない。あわてなければ、心は自然と静まる
『マルチョン名言集・格言集』
神岡真司
早口でたたみかけられたら、「少々お待ちいただけますでしょうか」と答えて勢いを止めましょう。脅すような態度に出られたら、「なぜお怒りなのですか?」と冷静に聞くのも良い方法です。うなずくだけで、いっさい返事をしないのもお勧め。相手は沈黙に不安を覚え、強く要求できなくなります
『マルチョン名言集・格言集』
三品和広
リスクを冷静に計りながら、思い切ってリスクを取る経営ができなければ、強さを再び手にすることも難しい
『マルチョン名言集・格言集』
佐藤優
この先は国も会社も、社会も頼れない。自分と家族の生活とその行く末は、自分たちで考え、守らなければならない。経済力、仕事の能力も含めた自分の力がいかほどのものか、妻に子に老親に、自分が何をしてやれるのか、逆に何をしてやれないのかを冷静に見る徹底したリアリズムが必要となるのです
『マルチョン名言集・格言集』
富田たかし
「単なる~にすぎない」という還元的な視点からは、あらゆる対象の価値がそれを構成する物質のレベルにまで引き下げされてしまう
『マルチョン名言集・格言集』
柳生宗矩
平常心をもって一切の事をなす人、これを名人というなり
『マルチョン名言集・格言集』
速水優
改革を成すには冷静な判断と勇気ある決断が求められる
『マルチョン名言集・格言集』
深田純子
長年トップをやっていると、どうしても唯我独尊になってしまうんですね。「ああなってはいけない」。入社以来、父を反面教師に私が常に意識してきたのは「何者にもとらわれず、自分自身を冷静に見られているか」という点でした
『マルチョン名言集・格言集』
原田泳幸
リスクが発生して組織が混乱しているときに、リーダーに必要なのは冷静なロジック(論理)です。一緒に熱くなっては駄目です。客観的な視点が必要です
『マルチョン名言集・格言集』
辻亨
経営者というものは、常に多くの人の意見にさらされながらも、最善の判断とは何か、冷静に自らに問いかけなくてはなりません。得意であるときに淡然と振る舞うことはさほど困難ではないと思いますが、失意のとき一人泰然であろうとすることは辛く、本当に難しいことです
『マルチョン名言集・格言集』
松下幸之助
冷静ほど、大事なことはないのである
『マルチョン名言集・格言集』
大山康晴
功名心をしりぞけて、平常心、不動心を持ち続けよ
『マルチョン名言集・格言集』
長谷川和廣
ツキを逃さない人たちは、どんなときでも「どうすべきか」を冷静に考える人です。手本なきこの時代だからこそ、これからは自ら新しいビジネスの手本を考えようとする人が重用されると思います
『マルチョン名言集・格言集』
小川栄一
一番素晴らしい人間というものは、父のような冷静さと母のような愛を持たなければならぬ。このふたつが混然として集まってできたものが完全な子供だと思う。キリスト主義だけでもいかん、科学だけでもいかん、愛情だけでも駄目だ。このふたつを持つ人間に私はなりたい
『マルチョン名言集・格言集』
石塚博昭
海外から観察していたから、赤字事業の原因や解決策も、冷静に分析できました
『マルチョン名言集・格言集』
藤井一郎
外国人が常識を疑うような過大な要求をしてくることがありまが、彼らは交渉をゲームと割り切っているから、単に演技している場合が多い。合意した途端にニコニコして握手を求めてきたりします。彼らの主張や態度は割り引いて考え、冷静に対応すべきです
『マルチョン名言集・格言集』
ニコライ・ゴーゴリ
何事も永続きのしないのが世の習いで、どんな喜びも次の瞬間にはもうそれほどではなくなり、更にそのつぎにはいっそう気がぬけて、やがて何時(いつ)とはなしに平常の心持ちに還元してしまう
『マルチョン名言集・格言集』
貝原益軒
喜怒の時、耐えて事すべからず。喜びもやみ、怒りもやみ、常の心になりて後、事を行なうべし
『マルチョン名言集・格言集』
石原壮一郎
謝罪相手が男性の場合。男性は総じて怒りの持続力がそれほど長くありません。立場上怒らなくてはいけない役割を演じている部分も大きく、事態の収拾方法、落とし所を考えながら怒っているので、こちらも謝りながらも、冷静にそのベクトルを探っていきましょう
『マルチョン名言集・格言集』
由井常彦
不況期にあまりに深刻に考えると判断を誤ることになります。むしろ長期的、ときには超長期的に考えることが必要で、そこから冷静な判断と努力が大切なことだということです
『マルチョン名言集・格言集』
藤木幸夫
変えることが出来るものは、変える勇気を持て。変えることのできないものは、これを冷静に受け止めろ
『マルチョン名言集・格言集』
井上高志
社内にはクレームやトラブル情報といった悪い話は「速攻でもってこい」と伝えてあります。その際、最も重要なのはファクト、事実です。とくにクレームを受けたという場合には、何が事実なのかをきちんと冷静に報告することを求めます。その件について部下がどう考えるか、つまり主観については、事実の報告を受けたあとに話し合っています