坂東玉三郎に関する名言集・格言集
坂東玉三郎
遠くを見すぎると、足下がおろそかになるのかもしれません 明日に向かって前進することが大事なのでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
進歩するには背伸びも必要でしょうね。ちょっとずつ背伸びして、その時の自分よりも装って発言したり行動する。そして次にその背延びが嘘でないように努力するわけです。
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
昆劇を演じるという形で中国を親しく知るとは思わなかったが、自分の体を通じて中国に入れたことが幸せだった。これを機会に深い中国の思想、文学、芸術を知りたい。これからもすばらしい時間が過ごせる劇場空間をつくっていきたい
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
日本の芸能というものは付け加えられてはいますけれど、非常に削ぎ落とされた端正なもの。日本ほど口伝で歌舞伎なり能なり、人間同士が引き継いできたというのは、珍しい国かもしれません
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
伝統芸能であろうとも近代のものであろうとも、お客さまが〝生きていて良かった〟という時間を過ごしてもらうという事が意味だと思います。そういうものを舞台でお見せする事が私達の使命だと思っています
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
伝統芸能を引き継ぐ意味というのがここで答えられるのであれば、追求する必要も無いですよね。引き継ぐ意味というのは、言葉では表せません
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
型破りな演技は、型を知らずにはできない 型を知らずにやるのは、型なしというのだ
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
気楽にいけばいいんじゃない?
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
さよなら公演で、力を使い果たしたんです(笑)。大きな節目ということで、ちゃんとしたものをお見せしなければならないという気持ちがあり、没頭しましたから。しばらくは、芝居から離れて、客観的になりたいなと。一方で、これからは、“若い”“きれい”ではない、新しい役に取り組んでいきたいという思いもあります。でも、次のステップに行くためには、続けながらだとわからないし、一度、自分を緩めてやりたかった
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
会うことも会話もできない中で伝わるものが、魂なのではないか
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
三つの作品を通して私が理解したことは、ある一定の場所に籠もって修行することの大切さでした。テクノロジーに囲まれている今の都会を離れて自分と向き合い、純粋性を保ちながら、人間として、そして芸能者として真っ当に生きることを此処で望むのです
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
所作だけを最小限やるような稽古と、没入して振り切れてしまったような稽古を両方やっておいて、その中間のところにさっと降りて、本番の舞台をやるのです
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
遠くは見ない。明日だけを見る
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
自分は成功を獲得するために舞台に上がるのではなく、舞台上の鮮やかな衣裳やイメージが好きなわけでもなく、なぜ舞台に上がるのかと言うと、観客の皆さんの前で演じる時の自我を忘れる感覚を求めてのことなのです。もし常に自分が出て来るなら駄目です
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
ぴかぴかしていればお金がかかっていると思われがちですが、さりげなく普段着のようにすることのほうがすごいんです
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
一人の俳優であり、何らかの大物でも芸術家でもなく、芸術の完璧さの追求には終りがなく、最大の成功は、公演が終わって大きな幕が降りた瞬間、場内の観客の顔に満足の表情が見える時です
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
作ってる方は考え抜いているんだけど、使っている方はその工夫に気づかなかったり、ふとその妙に気づいたりするもの。例えば、絹のくずで作ったごしごしタオルとか
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
「便利」っていう言葉をちゃんと吟味した方がいいと思う。使わない方がいいと思う。「すぐれもの」という表現を使いたい
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
麻痺してきてるところがありますね。僕の方が自販機のこと言うの、早かったの、都知事より
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
日本は、蛍光灯を使いすぎね
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
自然の生活から戻ってくると、電気をたくさん使った、東京のブランド広告のディスプレイやポスターに違和感を感じます
『マルチョン名言集・格言集』
坂東玉三郎
私は東京育ちだから、ネオンがないと不安という感じだったけど この歳になると、「闇が闇でないと嫌だ」と思うようになります。東京の必要以上の明るさは不自然だし、不健全