三国志に関する名言集・格言集
張遼
遼来来！
『マルチョン名言集・格言集』
曹操
怒りて容を変えず、喜びて節を失わず（怒っても顔色を変えず、喜んでも節度を失わない）
『マルチョン名言集・格言集』
曹操（曹操の詩の一節）
老驥 櫪に伏すとも、志、千里に在り。烈士募年、壮心巳まず（駿馬は年老いて馬屋に繋がれるようになっても、志は千里の彼方に馳せているものである。
それと同様に、信念を貫き通す男というものは、年老いても、やってやろうと若々しい気持ちを失わないものだ）
『マルチョン名言集・格言集』
劉備
人、我に背けども、我、人に背かず（人が私を裏切ったとしても、私は人を裏切らない）
『マルチョン名言集・格言集』
曹操
我、人に背けども、人、我に背かせじ（私が人を裏切ったとしても、人には私を裏切らせない）
『マルチョン名言集・格言集』
周瑜
蛟龍の淵に潜むは登らんがためなり（下積み時代の努力の大切さ ー いざ時流に乗る時の成し遂げるための断固たる決意）
『マルチョン名言集・格言集』
孔明
治世は大徳を以ってし、小恵を以ってせず（全政治家はあえて批判を受けてでも決断をして、青年は革命的警戒心を持って政治を監視するべき）
『マルチョン名言集・格言集』
曹洪
天下可無洪，不可無公（天下に曹洪が居ないのは許されるが、公（曹操）が居ないのは許されない）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（荊州関係）
関羽、屁を放つ（顔が赤くなることを知らない ー 恥知らず）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（荊州関係）
張飛、針に糸を通す（粗い中にも細かさあり）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
努めて我が欠点を攻めよ（私の欠点を見つけたらすぐに指摘してください）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
志は当に高遠に存すべし（志はどこまでも高く掲げねばならない）
『マルチョン名言集・格言集』
司馬徽
時務を識るは俊傑にあり（天下のことがわかるのはよほどの傑物だけだ）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（関羽・張飛の逸話）
桃園の義を結ぶ（桃園の結義 ー 義兄弟の約束をむすぶこと）
『マルチョン名言集・格言集』
劉備
天下の智謀の士は、見るところほぼ同じきのみ（智謀をもって天下に聞こえる人たちは、似たようなことを考えるものだ）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（黄巾の乱スローガン）
蒼天すでに死せり 黄天まさに立つべし（黄巾（農民たちの頭の黄色の布）の乱のスローガン ー 蒼天は漢王朝、黄天は民間宗教、太平道が祖師と仰ぐ黄帝を象徴する）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
臣、敢えて股肱の力を竭し、忠貞の節を効し、これに継ぐに死をもってせん（私はあくまでも手足（臣下）として力を尽くし、忠誠の操を捧げ、命に代えてもお守りする所存です）
『マルチョン名言集・格言集』
曹丕
文章は経国の大業にして、不朽の盛事なり（文章こそ国を治めるうえでもっとも重大な仕事であり、永遠に朽ち果てることのない偉業である）
『マルチョン名言集・格言集』
曹植
道遠くして驥を知る（遠い道を行くとき、驥（一日千里を走る馬）の価値が分かる ー そこから逆境に遭遇してはじめて、その人物の真価が分かる）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（曹植・七歩の詩の逸話）
七歩の才（作詩の才にすぐれていること）
『マルチョン名言集・格言集』
劉備
もし嗣子、輔くんば、これを輔けよ。もしそれ不才ならば、君、みずからとるべし（もし跡継ぎ（劉禅）が補佐するに値する男なら、どうかもりたててやってほしい。だがその器量でないと思うなら、そなたがかわって帝位につくがよい）
『マルチョン名言集・格言集』
曹操
山は高きを厭わず 海は深きを厭わず（山はどんなに高くてもその高さをいやがることなく、海はどんなに深くてもその深さをいやがらず、いくらでも高く、また深くなろうとすることから、 力のある者が人材を得て、いっそう強大になろうとする）
『マルチョン名言集・格言集』
沮授
悠悠たるかな黄河よ。われ、反らざらんか（ゆったりと流れる黄河よ、 私はもう生きてここを戻ることはできないのか）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（蜀の老将 黄忠に由来）
老黄忠（老いてますます盛んな人物をさす）
『マルチョン名言集・格言集』
孫権
孤と子瑜とは、死生易らざるの誓いあり、子瑜の弧に負かざるは、弧の子瑜に負かざるがごときなり（わしと子瑜は固い約束をとりかわし、 生涯破らぬと誓いあった仲。子瑜はわしにそむきはせぬ。わしが子瑜にそむかぬようにな）
『マルチョン名言集・格言集』
劉備
孤の孔明あるは、魚の水あるがごときなり（孔明と私との関係は水と魚のようなもの。魚は水なしでは生きられないのだ）
『マルチョン名言集・格言集』
周瑜
蛟龍、雲雨を得ば、ついに池中の物に非ざらん（池の中にすむ魚とは違い、龍が昇天するように、時機を得れば、 いつか天下に名をとどろかせるような人物になるでしょう）
『マルチョン名言集・格言集』
許子将
君は清平の姦賊にして、乱世の英雄なり（あなたは太平の世なら有能な臣下、だが乱世にめぐりあえば奸知にたけた英雄となろう）
『マルチョン名言集・格言集』
曹操
君に事えてその本を忘れざるは、天下の義士なり（君主に仕えてその本分を忘れないのは、さすがに天下の義士だ）
『マルチョン名言集・格言集』
魯肅
驥足を展ぶ（一日千里をいく名馬が力を出して走る ー 才能を十分に発揮すること）
『マルチョン名言集・格言集』
曹操
青梅、酒を煮て、英雄を論ず（英雄は英雄を知る）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
夏に扇を操らず、雨に蓋を張らず、衆と同じくするなり（夏でも扇子で扇いだりせず、雨でも傘を張らず、全て部下たちと同じようにしなくてはならない）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
夫れ兵起ちて静かなるものは、其の険を恃むるなり（軍を出したのに目立った動きを見せないのは、天険を恃んでいるのである）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
夫れ用兵の道は、人の和に在り（兵を統率する心得は、人の和を得ることにあり、人の和があれば命令されなくても人々は自ら戦おうとするようになる）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
夫れ林戦の道は、昼は旌旗を広げ、夜は金鼓を多くす（山林地帯での戦の心得は、昼は旌旗をたくさん掲げ、夜は金鼓の合図を多くしなくてはならない）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（張遼の逸話）
遼来来（張遼が来たぞ ー 張遼の名を聞けば泣く子が黙る）
『マルチョン名言集・格言集』
曹操
望蜀 ー ロウを得て蜀を望む（人の望みや欲望にはきりが無い事）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
聖人は天に則り、賢者は地に法り、智者は古に則る（聖人は天の法則に従い、賢者は地の理に従い、智者は古の教訓に従う）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（曹操の勝利の逸話）
兵は神速を貴ぶ（事を起こす時は迅速さが重要である）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（劉備の太ももの逸話）
脾肉の嘆（実力を発揮する場がなく残念がる事）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
小善を必ず録し、小功を必ず賞せば、則ち士勧まざる無し（小さな善行でも必ず記録し、小さな功でも必ず賞すれば、部下はすすんで働かないことがない）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
夫れ師を出し軍を行なうは、整を以って勝ちと為す（そもそも軍を出す場合には、統制を重視するべきである）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
古の善く闘う者は、必ず先ず敵情を探り而して後に之を図る（昔の戦闘に優れた者は、必ず前もって敵情を探ってから計略をかける）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
夫将には勇にして死を軽んずる者有り（将には、勇んで死を軽んじる者がいる）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
夫れ地勢は、兵の助なり（地勢というものは、軍の助けとなるものであり、戦場を知らずに勝ちを得たものなど、未だにいないのである）
『マルチョン名言集・格言集』
曹操
我をして天下の人に背こうとも、天下の人をして我に背くこと許さん（私は天に背くことも許されるが、誰も私に逆らうことは許さない ー 私のする事は正しい）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（馬良の白い眉毛の逸話）
白眉（優れたものの中でもとりわけ優秀なもの）
『マルチョン名言集・格言集』
杜預
破竹の勢い（勢いの凄まじい事）
『マルチョン名言集・格言集』
劉備
人の将に死なんとするその言や善し（死に際に語る言葉には、真実が込められている）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（阮籍の逸話）
白眼視（人を冷遇する事、またその様子）
『マルチョン名言集・格言集』
華雄
鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん（小事を処理するのに大げさな方法を使う必要は無い）
『マルチョン名言集・格言集』
董遇
読書百遍義自ら見る（どんな書物でも何度も何度も繰り返し読めば意図する事が自然とわかるようになる）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
天の与うるに取らずんば、反ってその咎を受く（天の恩恵を受けなければ天の不興をかう ー 好機を逃せば、好機は二度と巡って来ないばかりか同じ重さの罰を受ける）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
天に二日無く、地に二王無し（空に太陽が二つ無いのと同じで、地（民）に二人の王はいらない）
『マルチョン名言集・格言集』
許邵
治世の能臣、乱世の奸雄（平和な世なら有能な大臣になるであろうが、世が乱れれば姦雄（国を乱す類のもの）になるであろう）
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明（孫策・周瑜の深い友情）
断金の交わり（金属を断つ（不可能を成し遂げる）ほどの強い繋がりや友情の事）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
戦士の能く勇なるは、其の備えを恃めばなり（戦士が勇敢に戦えるのは、その備えが十分だからである）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
此れに由りて之を観れば、強弱の形、以って決するべし（これらによって両者の力を比較すれば、強弱の情勢について、明確に結論を出すことができる）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
少を以って衆を撃つは、日の暮るるを以って利とす（寡兵で多くの兵を撃つ場合には、日暮れ時に利がある）
『マルチョン名言集・格言集』
諸葛亮
東夷の性、礼薄く義少なく、捍急にしてよく闘う（東夷の民族性は、礼が疎かで義を守らず、強壮で戦闘に優れている）
