安岡正篤に関する名言集・格言集
安岡正篤
人間なにが悩みかというと、自分が自分を知らざることである。人を論じたり、世を論じたりすることはやさしいが、自分を論じ、自分を知るということは、実はこれが一番大事であるにかかわらず、なかなか難しいことである。人間は、先ず自分を責むべきであって、世の中や時代を責むべきではない。世の中が悪い、時代が悪いというのならば、そういう時世に対して、一体自分はどれだけ役に立つのか、それをどう解釈し、それに対してどういう信念・情熱を持っているのか、よく自分を責めるがよい
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
言葉は言う人によって、皆、意味が違ってくる。文字や言葉だけで、それが皆同じだと思ったら大間違いである
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
人物が偉大であるほど立派な環境を作る。人間ができていないと環境に支配される
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
なるべく人の世話役を心がけよ。そして、報(むくい)を望むな。求むるな
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
自己と仕事が分裂していてはダメ。仕事に打ち込んでいくと、自分の対象である仕事は、自己と一つになることによって精神化される。そうすると、どんどん物事が解決していく
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
人間は学び続けなければならない。学ぶことをやめたら、人間でなくなる
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
愚直で、少々頭も悪く、小才も利かぬ、そんな人間の方が、根が真面目なだけに、修養努力して大人物になることが多い
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
一人の人間の死後に残り、思い出となるのは、地位でも財産でも名誉でもない。その人の心・精神・言動である
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
凡と非凡の分かれる所は能力の問題ではない。精神であり感激の問題だ
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
太い筆で細かい字を書く。これが人生を渡る秘訣だ
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
一つの灯火を掲げて一隅を照らす。そうした誠心誠意の歩みを続けると、いつか必ず共鳴する人が現れてくる。一灯は二灯となり三灯となり、いつしか万灯となって、国をほのかに照らすようになる
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
最後まであきらめなかった人間が、成功しているのである
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
幸福な人生とは、その人が一生の間にどれだけ「幸せだ」という感情を持つ事ができるかによって決まるもの。こう考えると、順風満帆の時もそうでない時も、その時、「どう感じるか」が重要になってくる。つまり、いま、この瞬間をどう思うかなのである。今を幸せと感じられれば、人生は「いま」の連続体なのだから、一生が幸せなのである
『マルチョン名言集・格言集』
安岡正篤
活力・気迫がなければ、善も悪も、是も非もない