フランシス・ベーコンに関する名言集・格言集
フランシス・ベーコン
結婚する男は七年も年老いたと思うであろう
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
生得の才能は自然樹のようなもので、学問によって剪定することを必要とする
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
人の天性は良草を生ずるか、雑草を生ずるか、そのいずれかである。だから、折を見て良草に水をやり、雑草を抜かねばならない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
妻子を持つ者は、運命に人質を入れたものである。というのは、妻子は善であれ、悪であれ、大事業の足でまといとなるからである
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
すべてのものが変化するのは明らかだが、実際には消え失せるのではない。物質の総量はつねに同じだ
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
妻は若い男にとっては女主人であり、中年の男にとっては友であり、老年の男にとっては看護婦である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
不可思議、それは知識の種子である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
天使は力において神と等しかろうと欲して法を破って堕ち、人間は知識において神と等しかろうと欲して法を破って堕ちた
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
時こそが最大の改革者である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
立派な家を悪い敷地に建てる者は、みずからを牢獄にゆだねる者である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
多くの取るに足りない阿諛者に取り巻かれた最大の阿諛者は己自身である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
ある者の愚行は他の者の財産である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
裁判官としての職務は、法律を解明することに存し、法理とを制定することではない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
虚偽を加味することは、金銀華の混合物のように、金属より実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
世に把握のために悪をなす者はいない。みんな悪によって利益・快楽・名誉を得ようと思って悪をなす
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
真に栄誉は川のようなもので、軽くて、膨らんだものは支えて持ち上げるが、重くて充実したもの下に沈んでしまう
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
歴史は人間を賢明にし、詩は多才あるものに、数学は鋭敏にし、自然哲学は深遠にし、倫理学は重厚ならしめ、論理学と修辞学は議論に秀でさせる
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
風刺的な傾向を有する人間は、他人をして自分の機知をおそれさせると同時に、自分も他人も記憶を怖れる必要がある
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
真理という優れた地盤の上に立つことに比すべき愉しみはない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
迷信の首魅は民衆である。すべて迷信においては、賢者たちが愚者どもに追随する。そして正常の場合とは反対に、まず実行があって、後から理論がこれに当てはめられる
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
忍耐というのは終結された根気である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
時間をぜんぜん消費しなければ、年において若くとも、時間においては老いていることもありえる
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
自分の運をどう発展させていくかの問題は、その人の手中にしかない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
浅薄な哲学は人の心を無神論に傾け、深遠な哲学は人の心を宗教へ導く
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
眼を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。運命は盲目だが、見分けられぬものでないから
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
味見の為の本があり、丸呑みする為の本もある。そしてごく少数の本だけが、かみしめ、消化する為にある
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
真の友を持てないのは全く惨めな孤独である。友人が無ければ世界は荒野に過ぎない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
やっかいなのは、恐怖心そのものだけだ
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
いかなる法律も宗派も学説も、キリスト教の教えほど善を重視したものはなかった
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
高慢な人間は、虚栄心の奴隷である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
真理は、永遠の娘であり、権威の娘ではない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
順境の美徳は自制であり、逆境の美徳は不撓不屈である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
美貌は、夏の果物のように腐り易い
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
価値は名声より貴い
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
われわれは自分の言葉を統御していると考えているが、しかし、われわれが言葉によって支配され統御されているのである
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
大胆な人間の適切な用い方は、これを頭目として指揮させず、部下として他の指図を受けさせることにある
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
徳性は宝石のようなもので、あっさりした台にはめこまれたものが最上である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
外からの出来事が人の運の良し悪しに大いに関係することは確かだ。これには、他人の好意、機会、関係者の死、その人の美徳ゆえの機会などが入る。だが、自分の運をどう発展させていくかの問題は、その人の手中にしかない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
空威張りする人間は賢者に軽蔑され、愚者に感嘆され、寄生的人間にたてまつられ、彼ら自身の高慢心の奴隷となる
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
結婚のための愛は人間をつくるが、友情の愛は人間を完成する
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
善がなければ、人間はただの虫けらにすぎないし、うるさい有害な劣悪な動物にとどまろう
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
害をなすのは、心を素通りする虚偽ではなく、心の中に沈んで居座る虚偽である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
人間は、ある意見を、そうだと思いこむと、すべての事柄をその意見にあわせ、その意見が正当であると主張するのに、都合がいいように寄せ集めるものだ
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
ある本はその味を試み、ある本は呑み込み、少数のある本はよくかんで消化すべきである
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
若い時は一日は短く一年は長い。年をとると一年は短く一日は長い
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
嫉妬は常に他人との比較においてであり、比較のないところには嫉妬はない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
ある人が嘘をつくということを考えてみれば、それは、その人が神に対しては大胆であり、人間に対しては卑怯である、ということにほかならない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
他の人に賛成するには、やはり自分の意見をいくらか加えるのがよい方針である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
富を軽蔑する、という人間をあまり信じるな。富を得ることに絶望した者が富を軽蔑するのだ。そして、こういう人間がたまたま富を得ると、何よりも始末が悪い
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
宗教は生活の腐敗を防ぐべき香料である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
富は費消するためにある。費消する目的は、名誉と善行である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
子供は苦労を和らげる。しかし不幸を一段とつらいものにする。子供は人生の煩いを増す。しかし、死の思いを和らげる
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
高みにのぼる人は、皆らせん階段を使う
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
平和は戦争よりもよい。というのは、平時において息子たちは父親たちを埋葬し、戦時において父親たちが息子たちを埋葬するからである
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
己自身を熱愛する人間は実は公共の敵である
『マルチョン名言集・格言集』
フランシス・ベーコン
青年たちは判断するよりも発明すること、評議するよりも実行すること、決まった仕事より新しい企てに適している