パスカルに関する名言集・格言集
ブレーズ・パスカル
正義は論議の種になるが、力は非常にはっきりしていて論議無用である。そのために、人は正義に 力を与えることができなかった。何故なら力は正義に反対してそれは正しくなく正しいのは自分だと言ったからである。このようにして人は正しいものを強くできなかったので強いものを正義とした
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間のむなしさを知ろうとするなら、恋愛の原因と結果とをよく眺めるがよい
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
情念は過度でなければ美しくありえない。人は愛しすぎないときには十分に愛していないのだ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
沈黙していることは最大の責め苦である。聖人でさえ己に沈黙を課し得ない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
すべてのものが確かであるということは確実ではない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
すべての人間は、本性によって、互いを憎み合う
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
もし君が勝てば、君は全部もうける。もし君が負けても、何も損しない。それだから、ためらわずに、神があると賭けたまえ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は自分のことを一向に知らないものだから、多くの人々は、健康であるのに死んでいくように思い、また、多くの人々は、死にかけているのに健康であると思う
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
些細な事が我々を慰める、些細な事が我々を苦しめるように
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
すべての人間の不幸は、部屋に一人で静かに座っていられないことに由来している
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は、死、悲惨、無知を癒すことができなかったので、自己を幸福にするために、それらを敢えて考えないように工夫した
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
病気の王様より、健康な乞食の方が幸福だ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間の営みはすべて、幸福をつかむことにつきる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間にとって退屈ほど耐えられないものはない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
世には沢山のいい格言がある。人がそれらを適用することに欠けているだけだ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
誤った法律を改正する法律くらい誤ったものはない。法律は正義であるがゆえに従うといって服従している者は、自分の想像する正義に服従しているのであって、法律の本質に服従しているのではない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は考えるために生まれている。ゆえに人間は、ひとときも考えないではいられない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
戦いほど面白いものはない。だが、勝利はそれほどでもない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
実物には一向に感心しないくせに、それが絵になると、似ていると言って感心する。絵とはなんとむなしいものだろう
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
真理が支配しているときに平和を乱すことがひとつの犯罪であると同様に、真理が破壊されようとしているときに平和にとどまることも、やはり、ひとつの犯罪である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
死は、その危険なしにそれを考えるよりも、それを考えずに受けたほうが、より容易である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
空想は感情に似ているが、感情とは反対のものである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人は宗教的確信に促されて行うときほど、完全に、また喜んで悪事を働くことはない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
知識は悲しみである。多くを知る者は、怖ろしき真実を深く嘆かざるを得ない。知識の木は生命の木ではないから
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
知恵は知識に勝る
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
真の雄弁は雄弁を軽蔑し、真の道徳は道徳を軽蔑する。哲学を軽蔑することこそ、真に哲学することである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
もしもすべての人が、互いに何を語り合っているかを知ったならば、この世に友は4人といないであろう
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
徳の高さは、人が何か特別に頑張った時に判断すべきではない。日頃の行いで判断すべきである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
この無限空間の永遠の静けさが、私をぞっとさせる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
恥は一つしかない。すなわち、なんの恥も感じないということだ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
偉人が我々より偉いのは頭が少しばかり高く出ているだけのことで、足のほうは我々と同じくらい低いところにある
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
圧制は、自己の秩序を超えて全般を支配しようとするところに存する
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
雄弁も長たらしくなると退屈する
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間にとって苦悩に負けることは恥ではない。快楽に負けることこそ恥である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
己はこの世のすべてである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
美貌のためにある女を愛する人は、その女をいつまでも愛するであろうか? 否である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
もし、友人が陰でしゃべっていることをお互いに知ったら、友情はほとんど保たれない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
無神論は精神の強さを示す。しかし、一定程度までである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
想像力は何でもやってのける。それは美と正義と幸福をつくるが、これこそ、この世におけるすべてなのだ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
習慣は第二の自然だといわれているが、人は、自然が第一の習慣だということを知らない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
知性が増すにつれ、人それぞれの個性をより多く見出すようになる。凡人は人それぞれの違いがわからない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
美と呼ばれるものは、しばしば流行と地域で決められる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人々は美徳の点ではそんなに差異はなく、悪徳の点でのみ差異がある
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
生涯において最も大切なことは職業の選択である。しかし、偶然によってそれは決まる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
感覚は、偽りの見せかけで理性をたぶらかす
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
心には理性で分からない理由がある
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
親切な言葉に費用はかからない。しかし、多くのことを成し遂げる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
時は悲しみと口論の傷を癒す。人はみな変わる。過去の自分はもはや現在の自分ではない。悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
進歩によって完成することは、すべて進歩によって滅びる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
些細なことが私たちの慰めになるのは、些細なことが私たちの苦しみになるからである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
危険な行き過ぎが二つある。理性をただちに否定することと、理性の他は何も認めないことだ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
好奇心というものは、実は虚栄心にすぎない。たいていの場合、何かを知ろうとする人は、ただそれについて他人に語りたいからだ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間の悪事はすべて、部屋の中でじっとしていられないことに由来する
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
恐れる者は恐れることなかれ。だが恐れぬ者は恐れよ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
何ゆえに人は多数に従うか。彼らがいっそう多くの道理を持っているからか。否、いっそう多くの力を持っているからである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
我々が本当に愛するのは、人間そのものではなくて、人間のもっている特性ということになるのである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
恋愛に年齢はない。それはいつでも生まれる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人からよく思われたいのなら、自分のことをほめるな