パスカルに関する名言集・格言集
ブレーズ・パスカル
隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
力なき正義は無力であり、正義なき力は圧制である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
無知を恐れてはいけない。偽りの知識を恐れよ
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
哲学を嘲笑するものこそ、真に哲学者である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
我々は理性によってのみではなく、心によって真実を知る
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによって、それを示すものである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は、神と悪魔との間に浮遊する
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間には二種類しかない。一つは、自己を罪人だと思っている義人であり、他の一つは、自己を義人だと思っている罪人である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人は多くの場合、他人と異なるのみならず、また、いろいろなときにおける自分自身と異なることが多い
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人の性質は、いつまでも前のほうにのみ進めない。ひき汐あり、さし汐がある
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人々は宗教を軽蔑している。彼らは宗教を嫌悪し、宗教が真実であるのを怖れている。これを矯正するには、まず宗教が理性に反するものでないことを示してやらねばならない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人々は互いにへつらうことばかりをやっている。…人間同士の結びつきは、かかる相互の欺瞞のうえに築かれる
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
時は苦しみや争いを癒す。というのは、人が変わるからである。人はもはや同一人ではないのである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
政治においては、世襲の権利によって統べる愚かな殿様ひとりのほうが、権勢を欲しがってなぐり合いをする無数の生半可な利口者よりも危険性が少ない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
悲しみは知識である。多く知る者は怖ろしき真実を深く嘆かざるをえない。知識の木は生命の木ではないから
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
思考が人間の偉大さをなす
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
心情は理性の知らないところの、それ自身の道理を持っている
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
多くの宗教家が互いに相反しているのをみる。だから、ひとつを除いて、他はみな虚偽である。どの宗教も、それ自身の権威に基づいて信じられることを欲し、不信仰者をおびやかす
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
国王の権利は、民衆の理性と愚昧のうえに基盤を持っている。でも、どちらかといえば、後者においてである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
判断の道徳とは、基準を持たない精神の道徳を軽蔑する。というのは、精神に科学が属しているように、判断には感情が属しているからである
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人類は、いわば不断に学ぶ唯一の存在である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は天使でもなければ、獣でもない。しかし不幸なことは、人間は天使のように行動しようと欲しながら、獣のように行動する
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は偽装と虚偽と偽善にほかならない、自分自身においても、また他人に対しても
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
人間は一本の葦にすぎない。自然のうちで最もひ弱い葦にすぎない。しかし、それは考える葦である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
世論はいわば世界の女王であるが、力は世界の暴君である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
我々は現在についてほとんど考えない。
たまに考えることがあっても、それはただ未来を処理するために、そこから光をえようとするに過ぎない。
現在は決して我々の目的ではない。
過去と現在は我々の手段であり、未来のみが目的である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
クレオパトラの鼻、それがもう少し低かったら、大地の全表面は変わっていたであろう
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
キリスト教の信仰は二つの真理、すなわち人間の自然性の堕落と、イエス・キリストの贖いとを両立させるところにある
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
カなき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。力なき正義は反抗を受ける。なぜならは、つねに悪人は絶えないから正義なき力は弾劾される。それゆえ正義と力を結合せねばならない
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
我々は理性によってのみではなく、心によって真実を知る
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
我々は常に現在にいたためしがない。来るのがとても待ち通しくて、その歩みを早めさせようとするかのように未来を待ちこがれているか、あるいは、あまり速やかに過ぎ去るので、その歩みを引きとめておこうとするかのように、過去を呼び返している
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
ひとつの事柄についてすべてを知るよりも、すべての事柄についてなんらかのことを知るほうが、ずっとよい
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
お前は主人から可愛がられ、おだてられたからといって、それだけ奴隷でなくなると思うのか? 奴隷よ、お前は実におめでたい。お前の主人はお前をおだてているが、いまにお前を打つであろう
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
おなたは君公であられるから、あなたの価値を私が高く評価することは必要ではございません。必要なことは、私があなたに敬礼することです
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
いちばん小さい物を軽蔑し、いちぼん大きい事物を信じない人間から何がえられようか
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
いかなる身分でも、気晴しができる限り幸福である。…それは自己自身を考えることから心をそらしてくれるところの幸福である
『マルチョン名言集・格言集』
ブレーズ・パスカル
高慢は、我々の悲惨や誤謬の真只中においても、きわめて自然な仕方で我々をとらえている。我々は人の語り草になるならば、喜んで生命までも棄てる