まるちょん言葉

劣等感が１ミリもない

五体が満足だろうと不満足だろうと、幸せな人生を送るには関係ない

何かを選ばないといけないときに、常に問われるのは「自分らしさって何なんだ」ということだと思う

社会の価値観にそぐわないと、すぐに「自分は不幸せだ」と自分自身に落伍者の烙印を押してしまう。そうではなく、自分なりの「幸せの形」を持っていることが重要です

僕が障がいがあっても前向きな性格でいられたのは、周囲に自己肯定感を育んでもらっていたからだと思います

その人にしか語れない言葉があることが大切

1人1人、幸せな価値観は違っていて良い

子どもが成長していく時に、もっと大人が責任を持って関わって行くことが必要

僕は個性を尊重する

たとえ自分のことを「ダメだなあ」と感じていても、「それでも自分が愛おしい」と思えるようになることが、大切なのでは

何か自分がやりたいことが決まって、それに向かって進んでいる人というのは、孤独な戦いを強いられている

何もせずウジウジしてるくらいなら、どんな理由でもまずはやってみる。その上で、「当たって砕けた」とか「達成できた」とか、きっと何かに気づくと思う

自分にしかできないことが待ち受けている環境で生きていきたい

私は清廉潔白でも品行方正でもないし、だらしない点や至らない点もたくさんあります

どんな境遇に生まれても被る不利益が少なくなることが、真のバリアフリーなのかと思います

日本では、子どもに「他人に迷惑をかけてはいけません」と教えることが多いようですが、インドでは「あなたは他人に迷惑をかけて生きているのだから、他人のことも許してあげなさい」と教えるそうです

健常者にも立派な人がいれば、だらしない人もいるように、障がい者にも立派な人もいれば、だらしない人もいる。いや、もっと言うならば、健常者だろうが障がい者だろうが、一人の人間のなかにいろいろな要素が混在しているはず

他人を認める心の原点は、自分を大切にすること

僕は自身の障害をただの特徴に過ぎないと考えている。だから、自分を貶めているという感覚は全くない

障害がある人もない人も、子どもの頃から一緒に過ごせるような環境が整えば、社会に出てからもっとフランクに付き合えるようになるんじゃないかと、この経験を通じて感じました

できるかどうかよりも、やりたいかどうか

人生で唯一、失敗せずに済む方法があります。それは、何もチャレンジしないことです。でも私は、そんな人生は嫌です

最初から無理だと諦めてしまったら、本当にやれることは限られてしまいます

僕にとって、一人旅は永遠の憧れです。だけどそれは僕にとって、絶対に叶うことのない憧れ

同質性が重視されるこの日本社会に多様性をもたらしたい

多くの日本人が、（障がい者に対し）「どう接したらいいかわかりません」となってしまうのは、いまだ社会のなかで障がい者が「特別な存在」であり、多くの人が「慣れていない」から

自分に制限を設けない

どんな境遇に生まれても同じだけの選択肢がある世の中になるようにしたい

プラスのイメージにしろマイナスのイメージにしろ、どんなに自分が逃れたいと思っても、貼られたレッテルからは結局どこまでも逃れられないという諦めができました

自分は何ができて、何ができないのかを試してみることが大事で、それによって自分の限界も分かると思う

一番しんどかったのは、何をやっても「障がい者」というバイアスで評価されること

親を恨んだことも一度だってありません

負けん気の強さとかは生来のものだと思う

どうしてボクは身体に障害を持って生まれてきたのだろう。そこにはきっと何か意味があるのではないだろうか。障害者にはできないことがある一方、障害者にしかできないこともある

みんな違って、みんないい

「健常者とはこういう人」と一括りにできないように、障がい者にだって様々な人がいる。いまだ苦しみの中にいる人もいれば、障害を受け入れ、克服し、周りに勇気を与えるような生き方をしている人もいる。どちらが「いい」「悪い」という話ではない。どちらも「いる」という現実が大事

僕をよく思っていない人たちの存在を知り、意見を聞くことで、 見たくない自分の姿が見えてくる。そこから目を反らすことの方がよっぽど簡単でラクなことだとはわかっている

自分の意見が障がい者を代表しているように受け止められてしまうのは、怖いこと

自分は身体が不自由だけれども、不幸ではありません

オンリーワンになるためには、まず自分の得手、不得手を色々なチャレンジを通して経験し、自分の凹凸を知る、つまり、何かのナンバーワンになれるような努力をすることが必要だと思っています

自分が障がい者であることを認識させられたのは、むしろ大学を卒業して社会に出てからです

日本では、障がい者といえば「不幸を背負っている」「消極的」などのマイナスイメージが先行しています。でも僕自身は、幼いころからずっと楽しく暮らしてきた

障がい者とはどのように接したらいいのかという発想自体が間違っていると思うんです。今あなたの目の前にいる相手が何を望んでいて、どう接して欲しいのか。それを探って欲しいんです。健常者が相手だと、みんなそれを自然にやっているじゃないですか

自分でできない人間が、手伝ってくれることを前提に出掛けたら日本ではバッシングを受けますよね。バリアフリーに関して、東京は世界でもトップクラスだと思いますが、人が手伝ってくれる割合というのはワーストに近い。それは不親切だから手伝ってくれないのじゃなく、慣れていないから、どうしたらいいのか分からない、というのが大きいのかなと思いますね

仕事をするということは、職業に「就く」のではなく、自分の想いを成し遂げる「手段」

他人や社会のために、どれだけのことができるのか。周りの人に、どれだけ優しく生きられるのか。どれだけ多くの人と分かり合えるのか。どれも難しいことではあるけれど、これが実践できれば、僕の人生は幸せだったと胸を張れる気がする

目の前にあることを全力で一生懸命にやっていると、次にやりたいこと、やるべきことが見えてくる

ここ最近は「イヤなこと」がほとんどないんです。もちろん、その時点では自分にとってマイナスに思えたり、不快に感じたりすることはあります。ただ、「これは自分にとって必要なことで、将来必ずプラスになる」と自動変換するクセがついているので、素直に受け止められるのです

『どんな球でも受け止めるよ』と、ストライクゾーンを広く構えれば、子どもは自分らしさを生かしながら成長できるんです

一般的に見て決定的に欠けている部分がある人でも、他人は全く別の部分を見て「あの人はいいなあ」と思っているかもしれないということ。だから、自分と誰かを比べて落ち込むなんて、もったいない