豊田喜一郎の名言集・格言集
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豊田喜一郎
私は之を「過不足なき様」換言すれば所定の製産に対して余分の労力と時間の過剰を出さない様にする事を第一に考えて居ります。
無駄と過剰のない事。部分品が移動し循環してゆくに就いて『待たせたり』しない事。
「ジャスト、インタイム」に各部分品が整えられる事が大切だと思います。これが能率向上の第一義と思います
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
発明は知識そのものよりも、それをいかに自分のものにしているかにかかわる。
学校を出ない人が往々にして相当な発明をするのはそれ故である。
これを世の人のために活用し得るまでには、いろいろな研究と大きな努力がいる。
その努力の中に発明が生まれてくるものだと私は思っている。発明は努力の賜である
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
(「ジャスト・イン・タイム」の生産方式に対する部下の「フォードの工場ではそんな事はしていません」という言葉に対して)
フォードがどんな方式を取っておろうと、トヨタはトヨタでやります。
フォードよりすぐれた方式を打ち立てねば、フォードに勝てません
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
どんな些細な欠陥でも、本質に立ち返って見直しなさい
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
困難だからやるのだ。誰もやらないし、やれないから俺がやるのだ。
そんな俺は阿呆かも知れないが、その阿呆がいなければ、世の中には新しいものは生まれないのだ。
そこに人生の面白みがあり、また俺の人生の生き甲斐が、そこにあるのだ。
出来なくて倒れたら、自分の力が足りないのだから潔く腹を切るのだ
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
我々日本人の誰かが自動車工業を確立しなければ、日本 のあらゆる民族産業が育ちません。
それは別にトヨタでなくともいい。けれども現状のままでは、カナダがフォードのノックダウン生産(部品を輸入し組立だけを国内で行 う)に占領されて自動車工業など芽もないように...
.日本も同じ道をたどります。
引いては日本の工業が全部アメリカの隷属下に入り、日本は永久にアメリカの経済的植民地になってしまいます
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
(佐吉翁の「余り深入りするな、早く本業の紡績に移れ」に対してのの返答)しかし技術者には一つの意地がある。やりかかったらそれを完成して見たいという意地である
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
言った通りにやれ、それでできなくても文句はいわぬ
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
できないという前に、まずやってみろ
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
手が油まみれになっているか
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
誰もあまりやらない、またやり難い事業をものにするところに人生の面白味がある
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
勿論、人のやったものをそのまま輸入する必要もありますが、何と云っても、苦心してそこまでもって行った者には尚それをよりよく進歩させる力があります。人のものをそのまま受け継いだものには、楽をしてそれだけの知識を得ただけに、さらに進んで進歩させる力や迫力には欠けるものであります。日本の真の工業の独立をはからんとすれば、この迫力を養わなければなりません
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
どうせやるなら、世人の一番難しいという、大衆乗用車を作ってみようという立場からやりたかったのです
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
技術は金で買えない。個別の技術ですぐれたモノは海外から導入してもいいが、大きな技術の体系、産業としてのシステムは、自前で組み上げないと決して定着しない
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
今日の失敗は、工夫を続けてさえいれば、必ず明日の成功に結びつく
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豊田喜一郎
自分で手を汚す
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豊田喜一郎
現地現物
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
(工場視察に訪れた陸軍大臣の「将来自動車は幾らでも要るからドンドン作って貰いたい」という言葉への返答)現在私の工場でも幾らでも作りたいと思って居ますが、自動車を作る工作機械は大部分外国から輸入するものであって、自動車や飛行機等直接陸軍に必要なものに対しては、社会も政治家も保護奨励をされるけれども、自動車や飛行機を製作する根本のものは工作機械であるのに、その方面に力を入れられないと云う事は、日本の政治家が真に工業というものを理解されて居ないからではないでせう か 〜以下略
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
(戦後まもなく、一面の焼け野原の中で抱いた思い)木や紙でつくった燃える家ではダメだ・・・人は誰でも皆、ある一定水準以上の住宅に住むべきだ
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
私は素寒貧になってもやる。仲間になってくれ
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
機械は人間と一体になって完全になる
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
私が憂慮しているのは、諸先輩の努力で確立した「ゆるぎなき自信と自負」が「慢心」に転化していないか、これまで当然見えていたものが、当たり前として見えなくなっていないか、また、「安易な習慣化」により努力が適切に評価されなかったり、チャレンジ精神をむしばんでいないか、ということである
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
こうした片田舎を選んだのは質素な職工を養成して着実に仕事ができるようにして、安くてよい車を作りたいからであります。一生懸命働けば われわれも生活の安定ができましょう。こうした田園工場で愉快に働いて、その製品がお国のためになれば、われわわは満足であります。そうした考えからわれわれは田舎に引っ込んで孜々として働くつもりであります。たとえ田舎の地であっても、わが国の自動車界のトップを切ってゆくだけの斬新な工場を建設したいと思います
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
現場で考え、現場で研究せよ
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
同じ物を千個作ると、たいがいの職工は手がなれて間違いのない物を作るようになります。最初の数百個の中には良い物もできますが、手が定まるまではこれを捨てるくらいの覚悟は必要であります
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
エンジニアは一日にして出来るものではない。有無無象が集まって出来るものではない。
数百人のエンジニアを保護し、生活の安定と研究の自由を与えることが必要であって、その経費も決して高いものではないと思う
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
一本のピンもその働きは国家につながる
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
汽車に乗るのに一分のことで乗り遅れたというが、一分どころか一秒だって遅れたら汽車には乗れない。かといって、駅に行くのが早すぎれば、汽車が来るまでぼんやりと待っていなければならず、時間の無駄である。つまり、私のいう『ジャスト・イン・タイム』とは、間に合うというだけの意味ではない。余分なものを間に合わせても仕方がないんだ
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
作ってやる、売ってやるではいけない。買ってもらう、作らしてもらっている、という気持ちでなくてはいけない
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
一生懸命働けば我々も生活の安定ができましょう。こうした田園工場で愉快に働いて、その製品がお国のためになれば、われわわは満足であります
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
技術者は実地が基本であらねばならぬ。その手が昼間はいつも油に汚れている技術者こそ、真に日本の工業の再建をなし得る人である
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
一旦トヨタから出した車は、何処が悪くても全責任を負わなければなりません。それを他の部分に罪を着せずに、自家製品の悪いところを言い逃れの出来ぬ様にさせると云う事は、自分自身の製品に自信をつける最も大事な事であります
『マルチョン名言集・格言集』
豊田喜一郎
(株式会社豊田自動織機製作所が設立され、常務取締役に就任した頃に語った言葉)私たちはやがて自動織機をつくり、さらに紡機をつくります。紡機ができて軌道に乗ったら自動車をつくります
『マルチョン名言集・格言集』
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