本多静六に関する名言集・格言集
本多静六
とにかく金というものは雪だるまのようなもので、はじめはほんの小さな玉でも、その中心になる玉ができるとあとは面白いように大きくなってくる。少なくとも四分の一天引き貯金ではじめた私の場合はそうであった。だから私は確信を持って人にも勧めてきた。どんなにつらい思いをしても、まずは千円をお貯めなさい
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
貯蓄生活を続けて行く上に、一番の障りになるものは虚栄心である
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
いくら節約しても、節約を通り越して吝嗇にすらしても、働かなければ駄目。それはちょうど徳利の中の水を守るかのようなもので、ついには腐って臭気を発するばかりだ
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
いくら稼いでも節約しなければ駄目。それはちょうどザルに水を盛るかのようなものだ
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
子孫を本当に幸福ならしめるには、その子孫を努力しやすいように教育し、早くから努力の習慣を与え、かつできるだけ努力の必要な境遇に立たしめることである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人間というものは、カネがなくても、カネができても、得てして偏狭になりやすいものだ。大いに心すべきである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
財産を無視する者は、財産権を認める社会に無視される。これが、世の中のいつわらぬ現実である
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
カネを馬鹿にする者は、カネに馬鹿にされる。これが、世の中のいつわらぬ実情である
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
金儲けは理屈ではなくて実際である。計画でなくて努力である。予算でなくて結果である
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
散る花を追うことなかれ、出ずる月を待つべし。くれぐれも過ぎ去った失敗にこだわらぬこと
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
手っ取り早く成功せんとする人は、手っとり早く失敗する人である。真の成功には速成もなければ、裏道もない。あせらず怠らず、長い道を辛抱強く進んでいくよりほかはない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生即努力、努力即幸福
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
品性の高尚な人は、次第に社会の信頼と尊敬を受けて、徳望おのずから高まり、自然に成功の域に達するものである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
社会人として成功するには、とくに人格の根底である品性を高尚にし、悪癖の矯正に努めなければならない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
いかに微力な人でも、その全力をただ一つの目的に集中すれば、必ずそのことを成就し得るし、逆にいかに有為な偉い人でも、多くの目的に力を分散すれば、一事も成すことはできない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
富も名誉も身体が健康であってのことで、たとえ金貨の上に寝起きし、百円札の蒲団に包まっていても、足腰の立たない病人に何の幸福があろう。薬瓶を抱えて天下国家を論じても、何の権威があろう。金殿王楼のうちに、肝臓病や糖尿病で苦しんでいる人よりも、法被一枚で鼻唄でも唄いながら野外で働いている労働者のほうが、どれだけ幸福だかわからない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
比較の対象は他人ではなく、自分の中におくこと
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人間というのは、結果を得て幸福になるのではない。努力そのものが幸福なのだ
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人は一生涯、努力を続けること、しかも楽しく努力することこそ、すなわち人生であると、徹底的に悟らなければならない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
努力なしに人生はなく、人生のあらゆる幸福・慰安・休息も、さらには、喜悦も満足も、感謝も、進歩も、すべて努力を通してのみ初めて得られる
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
今日のわれわれの生活、すなわち人生は徹頭徹尾、努力であり、努力に努力を重ねていくところに、初めて自分の人生の意味があるといえる
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人は自分の実行能力と、自分の心持ちとにふさわしい生活を営む時、もっとも完全な幸福に浸り得る
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生最高の幸福は、社会生活における愛の奉仕によってのみ生じる。わかりやすくいえば、他人のために働くことだ
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
努力の「醍醐味」を知る人に、不幸なし
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生の成功と幸福は、青少年時代の汗の量に比例する
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人の真価は、ただ努力によってのみ発揮されるから、努力を欠く人は、せっかく持っている、自分の真価を発揮することなく、何一つ成功できずに世を終えることになる。これほど哀れむべきことはない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
他人との比較で自分を疲れさせてはならない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
およそ人生には、死んだつもりで努力忍耐すれば、成し遂げられないことは何一つないはずである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
労働者でも、商人でも、学生でも、学者でも、百姓でも、その他いかなる職業でも、少し努力を続けさえすれば、必ずその職業に趣味を生じ、道楽化することができる
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
成功した人は決してその職業を月給のためや名誉のためだけでやってきた人ではなく、必ずその職業に趣味(おもしろみ)を持ち、道楽的に励んだ人に相違ない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
元来貧乏ということは、自分の欲しがるものが持てないということであるから、たとえ貧乏していても満足することを知り、自分の力量を知って無理な望みを起こさず、何も欲しがらないでいる人は、すでに貧乏ではなく、富裕な人と同じである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人間は働けば働くほど、かえって丈夫になるものである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生に最も大切な経済生活の独立には、どんな職業であるかにかかわらず、積極的に働いて、消極的に節約耐貧するよりほかに道はない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
世俗的な成功の第一義は、まずなんとしても経済生活の独立にある。これなくしては何ごとの成功もおぼつかなく、またどんな成功も、本当の成功とは世間で認めてくれない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
金儲けを甘くみてはいけない。真の金儲けはただ、徐々に、堅実に、急がず、休まず、自己の本職本業を守って努力を積み重ねていくほか、別にこれぞという名策名案はない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
貧乏に強いられてやむを得ず生活をつめるのではなく、自発的、積極的に勤勉貯蓄につとめて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬ
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
世の人の成功不成功といった事績を調べてみると、大体その両者の努力には、大差がないにもかかわらず、不成功者はいずれもいま一息というところで肝心な打ち込み方が足らない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
貧乏や失敗は、人間が一人前になるのに、どうしても一度はやらねばならぬハシカだから、同じやるなら、なるべく早いうちにやるがいい
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
努力の前に閉ざされた扉は一つもない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生最大の幸福はその職業の道楽化にある。富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
熱心はよいが、執着は物事に対する判断を偏狭にし、能率を下げる。したがって、執着とならないように、仕事が終了したらひとまずそれをきれいに忘れるか、あるいは他に気分を転換する方法を講じるとよい
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
最高の満足は、努力そのものの中にある
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
本業第一たるべきこと。本業専一たるべきこと。一つのことに全力を集中して押し進むべきこと。これが平凡人にして、非凡人にも負けず、天才にも負けず、それらに伍してよく成功をかち得る唯一の道である
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
この世の中は鏡のようなものである。自分が額に八の字を寄せて向かえば、世の中という鏡もまた自分に八の字を寄せて睨みかえす
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生即努力、努力即幸福、これが私の体験社会学の最終結論である
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
凡人者の天才者に対する必勝とまではいかなくとも、少なくとも不敗の職業戦術がある。それは「仕事に追われないで、仕事を追う」ことである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
何人も「貯金の門」をくぐらずに、巨富には至り得ない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
事いまだ成らざるは、時節いまだ来らざることを信じてさらにいっそうの努力を続け、その時節の到来を待つべきである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
登山も人生も同じで、牛の歩みよりおそくとも倦まず、たゆまざることを、第一の心掛けとしなければならぬ。そこに山登りの秘訣があり、人生行路の妙法がある
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
善を称し、悪を問わないこと
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
いかに微力不才と思う人であってもその全力を一つの目的に集中すれば、必ずある程度の成果が勝ち得られる
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
いかに有為有能な人材でも、一つの仕事に打ち込んで、それを大成せぬ間に他の仕事に眼を移したり、中途で放り出したまま、他へ転ずるというようなことでは精力の分散となって、自然無駄も多く、ついにその初めの一事さえ、成功しがたいことになるのである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
一点に集中、一事に沈潜し、専心その業を励むにおいては成功疑いない
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
真の成功には速成というものはない。ただ除々に確実に急がず休まずに進む以外に名案良策はないのである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人の長所を用いれば、世に捨てるべき人物なく、人の短所を責め、完璧を求めれば、天下に用いるべき人物はいなくなる
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人が職業を選ぶには、よく自分の体質や性格を考え、師父先輩の意見を尊重堪酌して選ぶべきであるが一度これを決した上は、もはや迷わず、疑わず、専心その業に勉励することである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人は気の持ち方一つで、陽気にも陰気にもなり、愉快にも悲しくもなるものである
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
人生は生ある限り、これすべて、向上への過程でなくてはならない。社会奉仕への努力でなくてはならない。もし老人のゆえをもって、安穏怠惰な生活を送ろうとするならば、それは取りも直さず人生の退歩を意味する
『マルチョン名言集・格言集』
本多静六
満40才までの15年間は、馬鹿と笑われようが、ケチと罵られようが、一途に奮闘努力、勤倹貯蓄、もって一身一家の独立安定の基礎を築くこと