北尾吉孝に関する名言集・格言集
北尾吉孝
論語には自分が何か問題に直面したときに答えとなる言葉が必ず潜んでいます。論語は孔子と高弟の言行を記録したものですが、二千数百年以上も前の言葉が、いまも生きた言葉として我々の心に響き、あるいは突き刺さってくるのです。人間が生きていくうえで必要なもの、大切なこと。その真髄は、大昔から何も変わっていないということなのでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
北尾吉孝
誠実とは、嘘をつかないとか約束を守るといったことだけなのでしょうか。私は自分の意見や立場を明確にすることも含まれていると思っています。日和見主義やグレーな意思表示は不誠実なことだと思うのです
『マルチョン名言集・格言集』
北尾吉孝
三国志時代の名参謀として知られる諸葛亮孔明は、8歳の息子に次のような言葉を残しています。「淡泊にあらざれば、もって志を明らかにすることなく、寧静(ねいせい)にあらざれば、もって遠きを致すなし」。私利私欲に溺れず淡泊でなければ、志を明らかにし、かつそれを保ち続けることはできない。また、落ち着いてゆったりした気持ちでないと、遠大な境地に立つことはできない。セコセコ、ガサガサするな。右往左往しては駄目だという教えです
『マルチョン名言集・格言集』
北尾吉孝
中国古典は自分自身を深く知るためのヒントとなってくれるものです。自分自身のことがわかる、つまり自得こそ、あらゆる行動の前提です。自分がわからなければ、いかに生きるべきかもわかるはずがありません
『マルチョン名言集・格言集』
北尾吉孝
企業は人間が集まってつくりあげている組織。だから、人間関係を保つことは不可欠の要素です。しかし、それは単に摩擦や軋轢を避けて事なかれ主義で表面的にうまくやっていけばいいということでは決してありません。言うべきことは言う。問題は言い方です
『マルチョン名言集・格言集』
北尾吉孝
摩擦や軋轢を恐れて言うべきことを言わないのは組織にとってマイナスですしストレスも溜まります。ただ、同じ諫言にしても言い方があります。「長幼序あり」で、先輩や上司に対しては、諌め方、諭し方にもおのずと礼節が必要。それをわきまえたうえで、言うべきことはおおいに言うべきです