有馬頼底に関する名言集・格言集
有馬頼底
日本特有の文化を破壊してしまいかねないのが原発ですよ。いったん事故を起こすと、放射能は長いもので何万年も残る。だから廃止しなければいけないのです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
仏教では、<山川草木悉皆成仏>(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)といいます。つまり、人も山も川も草も木も全部仏さまの姿だと。それをむやみに奪っていいはずがない。この仏教の立場から、私は核兵器廃絶署名の発起人となりました
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
大分県日田市で、毎日防空壕を掘っていました。「天皇陛下が何かを言う」とラジオの前に集められたが、何を言っているかわからない。教官に聞くと「日本は負けたんだ。防空壕なんかもういい」という。ころっと教官の態度が変わりましたね
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
誰が好きこのんで戦争に行きますか。(徴兵で)連れて行かれたのです。その反省なくして、何が「靖国」かと言いたい
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
つくづく国会議員のレベルが低くなったなと痛感します
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
仏教は一番先に「殺生戒」を説きます。仏教では、あなたも私も仏様です。仏同士が殺し合ってどうするんですか
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
憲法は主権者である国民が国家権力を縛るためのものです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
美術品はあるべき所にあって初めて人類の宝になります。自分の国をきちんと守って、美術品が流出しないようにしたいと思い、美術館を作るのです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
戦闘機を2台買って200億円ですよ。そんなお金があったら一部でいいから文化に使って欲しいし、それによってどれだけの文化財が助かることか。人類の宝ですから、本当に考えなければいけないと思います
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
今、世界経済、政治、全てが潰れて行っています。これから人類には文化しか残りません。そして文化を大切にする事が人類の為でもあります。そこに国が真面目に取り組んで欲しい
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
仏陀は「目覚めた人」という意味ですから、皆、目覚めて仏陀になる資格があります。生きているうちに目覚めよう、というのが仏教の教えです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
禅宗では心を綺麗にして無心になることが大事なのです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
禅宗で仏様とか、仏教とか言うと嘘になってしまいます。仏教なんて無い、というのが、禅の無一文の考え方です
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
私は禅宗の人間ですから、心の煩悩を捨てなさいと言っているだけで、信仰しなさいとかお参りしなさいとかは言いません。必要ないからです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
仏教は次第に日本人の生活の中に溶け込んで行きました。多くの日本人は仏教を信じる、信じないに関わらず仏教行事を行っています
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
時間が経ち、仏教はそんなに毛嫌いする物ではないという事で、徐々に神社から独立するようになりました。その第一号が法隆寺です
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
仏教は外来の文化です。日本古来の神道とうまく噛み合ないという事で神社の中に事務局を設けました。それが寺です
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
死はご飯を食べるのと同じように、日常の何でもない出来事です。ご大層に考えるから、話がややこしくなります。死は少しも恐れる事ではない事に早く気付く事が大切です
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
生まれた人間は死ぬしか無く、この世の中の現実は雲か霧か分かりません。ただ一つの現実は死です。いかに死を乗り越えて精神的に楽になるか。精神が楽になるためには、皆、捨てる事です。そうすると、死が恐くなくなるのです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
人間には常に煩悩、妄想があり、物が欲しい、嫌な人に会いたくないなどといった四苦八苦によって心が束縛されているのです。物を捨てる事で心を束縛する物がなくなり、気が楽になるのです。要らない物を持ち過ぎているから駄目なのです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
物を持たない人は、精神を空にする事が大切です
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
全然治らないのは精神の孤独です。精神の孤独が治ると気持ちも爽やかになりますし、辛い事があってもひとしきり泣いたらその苦しみも抜けて行きます
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
逆境を通り抜けて来た人と、通り抜けていない人とでは、人間の価値が違ってきます。だから、青年諸君には精神の強さを持って欲しいと思います
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
人間の霊性は感覚が鈍ると眠り、目を覚ましません。自分の持つ霊性が目を覚まし、その力を発揮した時、人間は凄い力を発揮します
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
私たちにとって逆境はマイナスではありません。逆境に巡り会えば会う程、精神が強くなります
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
人は必要最小限で生きていける、ただそれだけでいい
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
御親教は終わりましたが、布教は仏教徒の役目。お釈迦様に学び、怠けず、死ぬまで布教を続けていきたいですね
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
世界の潮流は仏教だと実感しています。もっと仏教思想を浸透させないといけません
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
(現代人の仏教離れについて)坊さんの怠慢ですわ。江戸時代に檀家制度ができて以来、寺院は何もせずとも食べていけるという習性に慣らされてきた。いかに布教をし、信者を増やすかが大切なのですが…
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
平成18年、沖縄に通天寺という末寺ができました。落慶法要で私は『アメリカの力が弱まれば、必ず中国が来る。しっかりした精神を持たねばなりませんよ』と説いた。そして今年、御親教で改めて訪ねると、尖閣諸島の問題で地元の方から『おっしゃる通りでした』と言われました
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
(御親教を終えた感想)感慨深いですね。よくぞ健康を保てて、最後まで行けたなと。北海道から沖縄まで、全国の末寺の状況を把握できたのは大きな成果です。何より檀信徒のみなさんに直接、私の顔を見て喜んでいただけました
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
ぬれないように肩をギュッと抱いて傘を差し出されたときは、びっくりしました。(ブータン)国王夫妻はとても優しくて、日本が大好きなことがよくわかりました
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
死は怖い。それは死にたくないからだ。ではどうしたらいいのか。どうしても逃れられないものなら、いっそ死を己のものにしたらどうか。白隠禅師はいう「修行者よ一度死ね。一度死んだら二度死なず」。そうなると地位とか財産とか名誉、そんなものはしょせん一時の夢、幻と気付くはずだ
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
青天また須(すべから)く棒を喫すべし
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
ムリして前向きな気持ちを取り戻そうと思う必要はない。「人生とはこういうもの」そう割り切れば、もっと心穏やかに生きられる
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
文化と経済は一見無関係のように思えますが、非常に密接な関係があります。京都の名所に金閣、銀閣があるでしょう。あれ、足利将軍が経済政策でやったんですよ。経済が、後世に残る文化を作り上げた好例です。一方で、文化あっての経済なんです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
禅語で「無事是貴人」という言葉があります。ここに書いた「無事」とは精神が安定していて、何事もなく静かに日々を過ごせること。それができる人こそ最も貴いと、禅は教えています。しかし、それが難しい
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
精神を安定させ、何事もなく静かに日々を過ごす秘訣は掃除です。掃除は、物をきれいにするという意味があります。確かにそれはそうなんだけど、本当の掃除とは、自分の心を清め、平静に務めることです。掃除から始めてみませんか
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
生きていて寂しい人、孤独を感じている人は、「人は自分のために生きているのではない。みんなのために生きているんだ」ということに早く気づくといいですね。「自分は一人ではない。みんなと一緒に生きているんだ」。そう考えることで、孤独ではなくなるんですよ
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
仕事は何のためにするのか。それがわからない人は、「われわれは地球に生かされている」ということを、まず感じないといけない
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
いくら罵声を浴びせられようが、人間としての尊厳は決して損なわれることはない。殴られようが、蹴られようが尊厳は決して汚されることはない
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
誰だって、失敗したくない。でも、失敗がないところには、成功は生まれません。失敗があるからこそ、学ぶことがある。謙虚にもなれるんです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
右を行くか左を行くか決断しなくてはならないときがありますよね。そのときに「よし、右へ行くぞ」と決意する。「左に行ったほうがよかったかなあ」なんて思ってはいけません。「右に行くぞ」と思った自分の決断を信じること。突き進むこと。それで、もし失敗したら、次は左に行けばいい。それだけのことです
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
これをしなくてはいけない、なんてことはありません。自由に選択すればいい。いろんなことをやっているうちに、何かしら光明が見えてくる。「これだ!」と思うものに必ず出会うんです。そしたらそれを見逃さず、パッとその世界に入っていき、そのまま突き進んでいけばいい
『マルチョン名言集・格言集』
有馬頼底
「生きていてもつまらない」と言う人がいますね。それは、世の中の本当の素晴らしさを見ていないから言うんです。そんなもの、どこにあるのか。そう言いたい人も多いでしょう。誰も教えられないんです。自分で見つけ出さないとならないことなんです。自分から何かを掴もうとしなければ、決して見つかることはない。自ら行動を起こす。これが大切なんです