手塚治虫に関する名言集・格言集
手塚治虫
現在の日本の教育ほど、うわべは百花繚乱の様相を呈しながら、実は根なし草の教育はない
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
現代の教育は、どこか衰弱しているというか、勘違いでもしているよう
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
子供達に何百ページもの長編を、時間をかけてゆっくり読ませたい。
技術教育偏重の育て方。ダイジェスト花盛りの傾向も反省すべきだろう。
なによりも、安心してそういったものが読める、ゆとりのある世の中にしてもらいたいものだ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
教師の放つ子供への言葉の力というのは、よくも悪くも深く作用する
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
<大学生への3つ直言>
1、学ぶべきことに貪欲になれ。
2、本を読みあさり、論説や評論を読む習慣をつけよ。
3、中途で放り出す人間になるな。体力と根性をつけよ。
ダサいグチごとと取るか否かは諸君の自由だが、少なくとも国際的に通用する大学生になりたまえ。どうかしっかり頑張って
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
子供にとってのひとり旅は、リクリエーションではありません。教育であり、しつけです。きびしい試練でなければなりません。しかもその裏には、保護者のやさしい心遣いもなければならないのです
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
商売人になってほしくない。金はないけど、その中で、本当の歓びをわかってもらいたい
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
幼い子供が怒られるようなことをしでかした場合、それが不器用なための過ちなのか、未知への探求欲のためなのか、破壊本能のためなのか、完全な悪意によるものなのか、大人は知る必要がある
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
子供は親に対する建前の心がある。教師や大人に対しても子どもの建前があるんです
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
子供と対話する時は親子という関係より、社会人としての先輩、後輩という立場で、社会一般の知識を教えることを大事にしています
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
親の暴力が一概に悪いとは決して言わないが、子供が納得する暴力でなければならない。子供が親の予想以上に高い判断力を持っている事を、まずは理解しなくてはいけない
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
オヤジの役目というのは、その生きざまを子供に見せてやることだと思う。子供がオヤジの行動に感動すれば尊敬するだろうし、尊敬しないまでも条件反射的に、その行動をなぞっていくものだろうと思う
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
ぼくがはっきり胸を張って、創造したといえるのは、マンガに悲劇の要素を持ってきたということ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
ぼくは読者の人気投票に怯えてるんです。ベスト10、というよりベスト3に入ってなきゃならないんです。でないと仕事にも、それにプライドにも関係してくるわけでね
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
経営者としては、確かに負けたかもしれない。でもマンガ家としては、何も失っていない。(虫プロが倒産した時の心境を聞かれて)
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
ぼくは「火の鳥」を、日記だと思ってるわけ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
20代の時は無我夢中で遮二無二描き、30代の時はかなりプロ意識をもって描き、40代にはマンガ世代の心理を模索しながら描きました
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
ぼくのマンガというのは教科書なんですよ。教科書というのは、読んでワクワクするほど面白いもんじゃないし、面白すぎても困るわけ。若い連中がそれに肉付けして、素晴らしい作品を作ってくれることが望ましい
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
やたらに人の首が飛んだり、手がとんだり、血が流れたり、そういったものを果たして、子供に見せるべきなのか。私は絶対反対なんです
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
権力や圧力の庇護があって、マンガ家はなにができようか
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
今世紀(20世紀)の芸術作品といわれるものは、たいてい圧政や迫害の中から、レジスタンスとして生まれてくる
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
自分の絵が消しゴムをかけても消えない。その時の快感たるや凄かった。(中学2年生の時に初めてマンガをペンで描いたときの感想)
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
名声も財産もできてあぐらをかいてしまうと、逆に面白くなくなるわけです
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
アニメは万人に向ける、メッセージでありたい
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
創作者にとっては…作品のメッセージが相手に通じることほど、うれしい報酬はない
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
自分のメッセージが、少なくとも子供をリードしていないと駄目
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
マンガ家にモラルはいらない。批判精神だけあればいい
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
いいものは売れるんです
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
ひとつのものがずうっと、定着してしまっているということは、逆に不安定で、ぼくに言わせれば「死んだ芸術」ですよ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
何より重要なのはハングリーな気持ち。常に何かに飢えている緊張感が僕の健康を支えている。もうこれで十分満足、と落ち着いた途端にスタミナが切れて、ダウンしてしまう気がする
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
40年間負けん気でもってたみたいなもんです。逆に言うと、劣等感や怯えがあったから、続いたともいえるんですね
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
人の後をついていたら、安全というのは、この世界じゃ通りません
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
井の中の蛙を決め込んでいるのは、敗北だと思う
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
一攫千金は偽りの成功。真の人生の勝負は、じっくり腰を落ち着かせてかかるべきだ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
一生に一本でもいい。どんなに苦労したって、俺のマンガ映画を作って、この感激を子どもたちに伝えてやる
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
今ここで自分が描かなければ、誰が描くんだろう
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
ぼくは人のやらないことを、やりたがる欲があるんです。そして人にマネさせるのが楽しい
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
この世界は読者に飽きられれば、いかに大家であろうとキャリアがあろうと、お終いなのである
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
どんな仕事にしろ、プロの道は険しい。一人前に食べていけるプロだと、自信を持って言える人間になるには、道楽や片手間にやる程度ではダメなのだ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
プロというのは、何も無いところから出さなきゃダメだ。引き出しを開けたら何もなくても、締切りは迫っている。そこで、無から有を生ずるのがプロですよ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
人の一生とはあらしのようなものだ。あらしのつよいときは風に身をまかせろ。あらしのよわまったときに全力を出し進め!!
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
わたしの漫画は絵ではない、記号の集合体である
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
大きくなってからは、少なくとも二つの希望を持ち、二つのことを続けることです。いろいろな条件で一つが挫折することになってももう一つは残ります。子供から大人になるとき、社会に出るときなど、人生の選択をするときがかならずあります。そのときに選べるものがあることは、本当にしあわせなのです。一つしか進むべき道がないというのもいいのですが、道が広いほうがより自分に向いた道を見つけやすいとぼくは思います
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
日本の明日を担う子供達に、こんなものを読ませるのですか?
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
終始一貫して僕が自分の漫画の中で描こうとしてきたのは、次の大きな主張です。「命を大事にしよう!」
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
自然や人間性を置き忘れて、ひたすら進歩のみを目指して突っ走る科学技術が、どんなに深い亀裂や歪みを社会にもたらし、差別を生み、人間や生命あるものを無残に傷つけていくか
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
水爆を見たまえ…。あれは原子力の完成芸術だが、人を殺すほか役に立たないぜ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
若者にとっては悲劇的な時代ですよ、青春を闘っていく対象がないということは
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
漫画家は、3つの武器を持っていなければならない。(ジャンルの違う作品を3つ描けなければいけないということ)
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
君たち、漫画から漫画の勉強するのはやめなさい。一流の映画を観ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
「荒唐無稽」とか「夢の中」にこそ、日本人の忘れていたものがある
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
漫画の含む笑いの要素は、いちばん高級なやつでなければならない。猿の笑いと一緒くたでは困る
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
時代は移り変わっても、子供たちの本質は変わらない
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
人間は何万年も、あした生きるために今日を生きてきた
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
医者は生活の安定を約束していた。しかし、僕は画が描きたかったのだ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
漫画に必要なのは風刺と告発の精神である
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
睡眠は三日間で三時間。こんなつらい仕事を四十年続けるなんて、馬鹿じゃないとできないですよ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
僕は寝ていても書けるよ
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
どうして寝るんですか
『マルチョン名言集・格言集』
手塚治虫
インプットがないのに、アウトプットは出来ません