田部井淳子に関する名言集・格言集


田部井淳子
「山の日」というと、どうしても北アルプスや南アルプスという高く大きな山を想像させるかもしれません。けれども、私が多くの方々にもっと知ってもらいたいのは、「日本の里山も山、森も山」ということです
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
欧米の方は自然の中にいることを楽しむという風潮が強いでしょう。一方、日本人や韓国人もそうかもしれませんが、アジア人は鉢巻して「目指せ頂上」のような面が強いかなと感じます
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
アジア人は、「群れる」というか団体行動をすることが多いと感じます
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
日本の教育では体験に基づくことが少ないと不満に感じています
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
おにぎりを食べて梅の種を捨てていいのかだめなのかとか、小さいことでも実際に考えるのです。トイレの問題も大事ですし、教科書にはないいろいろなことを実体験の中で、ああなるほどと感じてくれる高校生が非常に多いのです。体験に勝るものはないと思っています
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
地形や植生、たとえば途中で倒木の皮が剥がれているのを見て、これはシカが食べた跡だとか、教科書で見るよりも生々しく分かりますよね
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
富士山のでき方などを事前に勉強していくわけですが、伏流水という意味が分からなかったけれども、こうやって水が出てくるとか、降った水が30年後に出てくるとか、目の前にして理解できるようになるのです
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
実際に山に行くと、教科書にはないことがいっぱい出てくるわけですよ
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
いろいろな高校生がいますが、100名全員を(富士山に)登らせたいと思っています。私の目標は、1000人を登らせることです
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
こういうこと(被災した東北の高校生の富士登山)で元気になってくれるのならと、去年も行いましたし、今年は100名上の応募がきています
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田部井淳子
シニア世代の方たちを最初にお誘いしていたのですが、何とか次世代にも元気になってほしいと考えました。日本一に登ることが元気づけになるかなという思いで、被災した東北の高校生を日本一の富士山へという計画を思いついたわけです
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
多くの会社を回ろうと、計画書をもって私もずいぶん歩きました。しかし、全然相手にされず、女性だけでヒマラヤ登山ができるはずはないとか、90%以上の可能性がなければ社として援助はできないとか、私の年齢などまで質問され、人からお金をもらうとはこのようなことなのだと理解しました
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
目標とした8000m級の山は、全部で14あります。女性だけでも登れる山を選ぼうと、消去法で考えました。「この山はキャラバンがむずかしい」「この山は壁がある」などなどです。そうして、「エベレストは日本人も登っていたし」「身近に資料もあるし」「経験者もいる」「8000mを超えてからはそんなにむずかしくはない」という理由で決めたのです
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田部井淳子
Ⅰ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰、Ⅳ峰があって、Ⅰ峰が最も高く8000m級で、私たちが目指したⅢ峰はあまり登られておらず、日本人はもちろんですが、登っていたのはインド隊だけでした。私たちは本当に初めてで心配もありましたが、何とか女性9人で登頂に成功しました
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
女性だけでヒマラヤに行こうと、女子登攀クラブを結成したのが1969年でした。当時は、組織に属していないと海外の山に登る許可が取れなかったからです。1970年にネパール・ヒマラヤが解禁になることが分かったので、女子登攀クラブとして、まず1970年に7000m級の山、その次に8000m級の山を目標としたわけです
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
山が好きになり、登り続けてきたことで今のわたしがある
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
歩けるうちは歩きたい。生きているうちは、1分1秒でも楽しく、やりたいことをやって生き抜けたい
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
五ツ星(ホテル)より満天星
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
病気になったことは受け入れるしかない。
でもしっかり受け入れたのだから医学的なことは先生にお任せして、ただ体が治療でどんなに辛くても歩かなければ絶対にダメ!という体の声に応えること。
それが私にできること
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
大事なのは平常心。どういう方法で切り抜けられるか、頭で考えることができるのが人間。だからそのときにオタオタしない
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
私は、ぶつかるぐらいなら逃げちゃう。逃げても自分の意思は通す。そうやって私は切り抜けてきた
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
一番のストレスは人。人とぶつかることなんですね
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
標高が上がれば、杉だけじゃなくて、カラマツ、ダケカンバ、ハイマツなどいろいろな木々が顔を出します。ロープウェイの駅を降りると、風は急に涼しくなり、お花畑や高山植物があたりを覆い、都会ではけっして味わえない非日常の世界が待っています
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
ロープウェイを使って木曽駒ヶ岳などに行くと、もう歓声の上がり方がまるで違うんですよ。『ワーッすごい!』『私たちでもこんなところに来ていいんだ!』とほんとうに感激してくれます
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田部井淳子
若い頃の私は、歩いて登るからこそ山には価値があるんだと思っていました。故郷・福島の吾妻小富士にしても、昔は一日かけて麓から登るのが当たり前だったから、磐梯吾妻スカイラインという道路ができたときも反発する気持ちがあったんです
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田部井淳子
登山と言っても、8000メートル級の山の場合、たとえば“毎日1000メートルずつ登っていって、8日目に登頂”というようなものではないんですね
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田部井淳子
私が山頂に立ったことは事実ですけれど、それを成し遂げたのはチーム全員の力なんだという思いがあります
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田部井淳子
人間に必要なものは「自然と読書」 楽しむものは「自然を食」 大事なものは「出会い」です
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どんな山も一歩一歩
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田部井淳子
富士山は独立峰ですので、ご来光は8合目・9合目・頂上で見ても同じです!
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田部井淳子
しゃべると酸素が入ってくるんです。『いい眺めだね』と言いながら行った方がいいかもしれません
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富士登山はゆっくりと。息が上がるようではいけません。同行者と会話が楽しめるペースがいいでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
(高山病になったら)リンパの集まる鼠蹊部をコブシ(親指の節)で軽く叩く。200回叩くと、だんだん下半身が温まってきて血流がよくなるんです
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田部井淳子
(高山病になったら)靴を脱いで、足指をほぐす
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田部井淳子
(高山病になったら)耳の下にリンパがあって痛いですけど、グーッと押しながら後ろの首筋に流すと肩の凝り、頭痛、目の疲れが治ってきます
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田部井淳子
(高山病になったら)ザックを下ろし、手を伸ばして深呼吸!ザックを背負うと胸が狭くなり酸素が入りにくいのでザックをおろして深呼吸を。大きく息を吐きながら登ると、その後、肺に酸素が入ります
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田部井淳子
(富士山5合目で)ウロウロするのが大事なんです。すぐ歩き出さない、ということ。十分、水分を取ることも大事
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田部井淳子
(富士山を安全に楽しく登る方法)お昼までに5合目到着/お昼過ぎに8合目を目指すスケジュールだと、混雑も少ないためオススメ
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
(富士山を安全に楽しく登る方法)高山病の症状は一般的に2500m前後から表れます。車で5合目入りし、すぐ登ることは避け5合目到着後、1~2時間以上“高さ”に慣らしましょう
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田部井淳子
雄大な自然の中にいるほうがストレスを感じません。家の目の前は山と川、雑木林の中を歩くのが遊び場という環境で育ちましたから・・・
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田部井淳子
人生は楽しいもの。決して人を責めず、時間を上手に使い、一つずつ扉をあけていきましょう
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
一歩 一歩 前へ
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田部井淳子
すべての基本は平常心。そして、選択の幅を広く持っているほど、難局でも明るく、前向きに受け入れられるのだと思います
『マルチョン名言集・格言集』
田部井淳子
二本の足でこれだけ長く歩くことができるのは、人間だけなんです。せっかく与えられた力なのですから、使わなくてはもったいない
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田部井淳子
人生は8合目からがおもしろい
『マルチョン名言集・格言集』
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