小林一三に関する名言集・格言集

kobayasiii

小林 一三(こばやし いちぞう)
生年月日:1873年(明治6年)1月3日
出身:山梨県
実業家、政治家
阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者
死去:1957年(昭和32年)1月25日

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※個人名での名言は発言者を変更させていただいております。

小林一三

お金がないから何もできないという人はお金があっても何もできない

+74
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

中小企業で仕事をする ということは、その目的がサラリーマンになることではない。将来独立自営の主になるのが目的なので、仕事はその見習いが主になる

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『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

便利な場所なら、のれんがなくても乗客は集まるはず

+26
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

(『逸翁自叙伝』より)人力車の勇ましい音に驚いて、私は振返って見た。車上の人は艶色矯態、満艦飾の舞妓姿である。芝居の舞台と絵画とによって知っている活きた舞妓を初めて見たのである。(中略)もし、大阪から花街を取除けるものとせば、すなわち大阪マイナス花街、イクオール零である、と言い得るほど、花街の勢力は傍若無人であったのである

+12
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

50銭均一にしたのは、大衆によき映画をよき席で安く提供せんがためである。均一料金だから入場券売場も一ヶ所ですむし、案内係も少人数ですむ。また場内も等級による客の区別や整理をしなくてすむから人手が従来の映画館の半分ですむ。人件費が少なくてすむので、それだけ安い入場料でもソロバンは合っていく

+26
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

日劇は大衆相手の経営でなかったらうまくはいかないよ。だから最初からそういった設計にしなくては

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『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

日劇再建の営業政策 ー 1. 出し物が当ると儲かる、当らないと赤字が出るという今までのやり方はもう過去の劇場経営だ。当らなくても赤字にならない経営体にすべきだ。それには人件費やその他の経費を引きしめることだ。2. 大衆相手の経営にすることだ。したがって入場券売場が各等別に5ヶ所もあるのを一ヶ所にすること。全館をボックス席も含めて50銭均一にすること。3. 館内にある食堂とか喫茶室は、別に外から入れる出入口をつくって、外の客専門の営業にすること。大衆は館内でめしなど食べないし、またその暇もない。せいぜい喫茶室が一ヶ所あればよいだろう。4. 50銭均一ときまったら、一日何千人入るか。一ヶ月の収入はいくらになるか。そのため経費はいくらにすれば採算がとれるか、すぐソロバンがはじける。それによって従業員数も電気代も広告費もきまってくる。それを最初から従業員を何人使わないと運営できないとか考えてしまってはいけない

+15
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

われわれから言へば、京阪神といふものは鉄道省にやつて貰はなくてもよろしい。そんなことは大きにお世話です。われわれがどんなにでもして御覧に入れます

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『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

我々の社会生活といふものは、自分さへ儲かれば他はどうなってもよいといふものではない。

自由競争を基礎とする営利主義経済の組織に於ては、個別的利害の対立は止むを得ないにしても他を冒さずに自分の立つ道があればそれに越したことはなからう。

5銭のキャラメルを4銭5厘で売る。

それが百貨店である場合には、たとへキャラメルで損をしても、他の商品で儲けることが出来るから埋合せもつくが、それではキャラメル専門の小売店が助からない。・・・

斯ういふ事は心ある百貨店の為すべき途でない。

百貨店が価格の点で競争する場合はよろしく自分の手で、自分の工夫で、自分の設備で製造した商品に限らるべきである

+24
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

(『第一ホテル』事業のアイデアを出しただけで経営に加わらなかった理由)私はかねがねこのようなホテルを作りたかったのだ。私のアイデアさえ実現できたら誰が経営しても、私はそれでよいのだ

+21
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

(『第一ホテル』へのアイデア)必ずうまくいく。だがサラリーマン以外に客をとろうとして、部屋を豪華にしたり、二人部屋をたくさんつくったら駄目だ。東京に出張してくるサラリーマンだけ狙う。それも冷暖房で外国のホテルに負けないサービスをする。このホテルの経営はプロではいけない。全くの新しい経営法によるホテルなのだから、古い水に染まった人ではいけない。社長も未経験者、ついでに支配人も素人にしたまえ。そうすればきっと成功する

+23
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

(『第一ホテル』へのアイデア)敷地いっぱいに8階建てを造ると550室は取れる。シングルルームを主とする。このホテルは出張者を相手にするから朝食は混むが夜は少ない。夜の食堂は他の人を入れる。宴会場なんかあまりつくらない方がよい。シングルルームは東京-大阪間の寝台料金と同じにする。ルームメイドは帝国ホテルがひとり10室受け持っているならこのホテルはひとり25室受け持たせるといったように人員を少なくする。だから経費も少なく、飲食からの利益をあてにしなくても開業当初から一割配当ができる

+11
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

『もういろんなことを言はないでおいて下さい。僕等は鉄道省へ行つてヘイコラしていなければ憎まれて困りますから』と言ふ。意気地のない奴ばかりだ。僕等は生れが銀行で畑が違ふけれども、阪急を創立してからでも、鉄道省へも内務省へも逓信省へもヘイコラしたことはない。そのかはりどこのお情けにすがつたこともない。どこへ行つたつてケチなことは言はない。それで来ているから、どこでも憎まれている

+21
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

僕は青年時代から慶応で独立独行と云ふことを教へられて来たのだが、僕の社会生活は即ちそれだ。僕は人にお世辞を言はず、愛想を言はず、いつでも言ひ度いことを言つてしまふので人から愛されたことがない

+20
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

清く 正しく 美しく

+49
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

(岸内閣総理大臣の計画経済策に反対した時の言葉)岸はアカ(=社会主義・共産主義者への蔑称)だ

+10
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

乗客は電車が創造する

+29
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

働けばよい、それから先は運命だ。先づ朗かに清く正しく働くことが我が一党のモットーだ。サァついて来い。意気地ない若いヤツよ

+15
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

なすべきことをなそうと決心せよ。いったん決心したことは必ず実行に移せ

+31
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

将来の志は常に高く持ちなさい。そして、日々の足元のことをしっかりとやり遂げることこそが、その志に到達する最も近道なのだ

+34
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

いちばん忙しい人間が、いちばんたくさんの時間を持つ

+30
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない

+34
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

(ライスだけのお客様を歓迎した理由)確かに彼らは今は貧乏だ。しかしやがて結婚して子どもを産む。そのときここで楽しく食事をしたことを思い出し、家族を連れてまた来てくれるだろう

+48
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

事業は“一三”である。一つのものを三つ売れ

+13
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

素人だからこそ玄人では気づかない商機がわかる

+24
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

事業成功の神髄とは、と問われたならば、何事も軽率に着手しないことと答えます。 着手するまでに十分考え、いわゆるバカの念押しをやってみることが大切です。そのかわり着手したら猛然として進むことは当然です

+14
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

人間というもののいくべき道は一つしかない。それは自分自身を偽らぬ、確固たる思想、不動の信念が何事をするにも一番大事である。人を頼り、人に期待することは一番いけない

+21
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

私は青年諸君の多くが、所謂教訓式タイプ型のみに憧れず、自分自身が持つ長所を顧みて、それに磨きをかける人が多くなることを切に希望する

+7
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

「努力の店に不景気なし」ということは不景気の今日たくさん証明されている。不景気であるが故に一層「独創と努力」を必要とする

+15
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

平凡なことを繰り返し一年二年三年と、行なっているうちに、人から認めれて、出世の道が開かれる。このような平凡の非凡を発揮することが大事である

+11
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

人に頼る事は失敗の第一歩である。最後に頼むものは自分以外には決してあるものじゃない

+26
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

必ず偉くなる秘訣は「縁の下の力持ち」をするに限る。それは己を捨てて人の為にはかることだ

+24
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

どうでもよいことは頑張らずに譲る。しかし年中譲っていては人間の心の底を見られるから、九つ譲っても一つがんばれ、これは私がよいと思っていることであります

+14
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

しくじっても咎めない。しくじった人にもどしどし仕事をさせる。しくじったからといって、その人に仕事をやらせないのは、そのしくじっただけの経験を捨てることで損な話である

+24
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

「議論は手段であって目的でない、目的は実行にある」のであるから、自分の説を実行させればよいので、自説を発表する必要はない。むしろ自説を発表せずして、実際に行わせるのがよい

+9
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

己を捨てて、人のために働くという心持ちが少しでもあるならば、その人はすぐに発見されて出世すると思う

+30
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

真心で人に接するということは、必ず人を動かすもので、たとえ敵意を持っている人でも、いつかは好意を持ってくるようになります。単に感じが悪いくらいの人なら、誠意を尽せば、一層よい味方となってくれるでしょう

+18
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

議論をしてはいけない。議論の根本の目的は実行にあり、実行するときに初めて議論の値打ちがあって、もし実行の伴なわない議論ならば三文の価値もない空論である

+20
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

議論の中心人物となっておおいに名論を吐いている。筋道も立っていれば論法も整然としている。あれだけの立派な意見の吐ける人であれば出世している事と思うが、実際は案外そうではない。これは賢いことを年中売って歩いている人で、いわゆる「賢そうな馬鹿」なのである

+13
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

「賢そうな馬鹿」は他人の偉さを知らないのである。他人の美点長所を見ようという気持ちが全くない。自分の説がよいと早呑込みをしている人である。お互いに戒心したいものである

+25
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

やるまでには綿密な注意、思慮、研究にずいぶん手間をかけるが、一度大方針を立てたならば、猛然と何ものも粉砕するというだけの覚悟で進んでいかなければならない

+15
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

人物養成について最も気をつけなければならぬのは、欠点を探さず、長所を見ることである。欠点は誰にでもあるのであるから、それをあまりやかましく言わず、その人の長所と美点を認めてやらぬといかんと思うのである

+19
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

青年よ、独立せよ。大会社にあこがれるな。商売はいくらでもある。仕事はどこにでもある

+26
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

運命は作るもの ー いずれの事業においても、会社組織でも、個人の仕事でも、大きくなる人、どこまでも発展する人、行き止まる人、縮こまる人、その運命は断じて偶然ではない

+23
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

すべて八分目、この限度を守ってさえいれば、たとえ成功しても、調子に乗り過ぎて、失敗する憂はない。他人からそしられるような事がなくて済むと思う。私は、これが世渡りの最も大切な要諦であると信じている

+19
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

訓練式タイプ型のみに憧れず、何人も持つ自分自身の長所を顧みて、それに磨きをかける人の多からんことを切に希望する

+9
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

1. 正直でなければならぬ。あの人には気を許すことができないと言われるようでは、信用は得られぬ。2. 礼儀を知っていなければならぬ。粗暴な言辞、荒っぽい動作では、これまた信用は得られない。3. ものごとを迅速、正確に処理する能力がなければならぬ。頼まれた仕事を催促されるようでは、やはり信用が得られない

+26
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

人生に勝利するには、何より勝つ心がけが必要である。人が八時間働くなら、十五時間働く気概、人がうまいものを食べているときには、自分はうまいものを食べないだけの度胸がなければいけない

+15
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

乗る人がいなくて赤字になるなら、乗る客を作り出せばよい。それには沿線に人の集まる場所を作ればいいのだ

+18
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

人に頼り、人に期待するのが一番いけない

+23
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

人に頼り、人に期待するのが一番いけない

+9
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

新しい仕事をするときは人に知ってもらうことが何より大切なことだ。いくら先見あるアイデアでも、人に知ってもらわないとその価値を発揮することはできない。だが並のやり方だと広く人に知ってもらうことはできない

+6
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

サラリーマンに限らず、社会生活において成功するには、その道でエキスパートになる事だ。ある一つの事について、どうしてもその人でなければならないという人間になることだ

+14
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

百歩先の見えるものは、狂人あつかいにされる。五十歩先の見えるものは、多くは犠牲者となる。十歩先の見えるものが、成功者である。現在が見えぬのは、落伍者である

+15
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

はじめて会社に勤めると、誰しもいちばん最初に交際するのは感じのよい人です。しかし、私はこれには反対で、まず感じの悪い人に勇敢にぶつかっていくことです。こういう人は打ち解けると、感じのいい人よりむしろ親切で、本当の味方になってくれるものです

+7
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

自分の長所を磨くことを忘れて、無理からに常識にのみよる行動をとる若い平凡人が多すぎて困る

+6
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

(大阪の)北の方に工場を持ってしかも自分の家を北に設けるとはアホなことだ。南に住め。そして大阪の街を見て通るようにしなければ時勢に遅れてしまう

+6
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

適材を適所に置くということは、口では簡単に言うが、そんなに適材がゴロゴロ転がっているものではない。責任を持たせて、どしどし仕事をさせるのが一番だ。ときどき、「馬鹿者!」と頭から小言を言ったり、尻をひっぱたいたりしているうちに、若い人はなんでもできるように育っていく。私はその主義を実行している

+9
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

事業成功の神髄は、と問われたならば、何事も軽率に着手しないことと答えます。着手するまでに十分考え、いわゆるバカの念押しをやってみることが大切です。そのかわり着手したら猛然として進むことは当然です

+7
『マルチョン名言集・格言集』

小林一三

誰にも夢がある。それはたとえ小さくともその夢がふくらみ花を咲かせ、立派に実るのを見るのは楽しい

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『マルチョン名言集・格言集』

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