為末大に関する名言集・格言集
為末大
ある年齢までは回復が早いからトレーニングは増やせる。量がものをいう。ある年齢からは回復が衰え、一日に出来る練習量が限られる。質の勝負
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
「苦しさ」や「一生懸命」「必死」でやっている人は、「無我夢中」「リラックスした集中」でやっている人にはどうしたって勝てない
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
成長の鍵は、自分が大事だと思い込んでいる「どうでもいいこと」を、どれだけ少なくできるかにある
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
意味は無い。しかしそれは問題ではない。問題は意味が無い事をなぜあなたが問題だと思っているかだ
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕はサプライズというものを非常に大事にしています。社会に驚きを与えたり、世の中にインパクトを与えたりすることで、人の意識が変わり、変革が起こると思うからです
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
社会で広く共有されている価値基準の下で、すべての人がナンバーワンになるのは不可能です。また、社会に認められたい一心で努力を重ねていると、ふと「自分は本当は何を喜びとしているか」、すなわち個人としての価値観を見失ってしまうかもしれません。すると、成功しても本人は幸福を感じられなくなってしまうでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
謙虚になろうとしてるなら今の自分は果たして謙虚なのか? なってないから人はなろうとする事ができる
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
私は34歳で現役を引退するまで、「足が速い」という価値基準にしばられてきましたが、引退後に出会ったさまざまな業種の人たちは、当然ですが別の価値観を持ち、それぞれが輝いていました。思っていたよりも世界は広い。業種や国籍、世代の違う人たちと積極的に交流することで、私はそのことを実感しました。ビジネスマンも、もっと「外」に目を向けてはどうでしょうか
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
人は子どもの頃、他人が自分をどう扱ったかで自分の扱い方を学ぶ。そして大人になったら自分で自分をどう扱ってるかを見て、他人はあなたの扱い方を決める
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
生きる事に意味は無いと言う事がなぜ言い憚られるか。それは意味が無いものは存在してはいけないとどこかで皆が思っているから。だから意味があると言う
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
私は100メートル走からハードル競技に転向しました。世界ジュニア陸上競技選手権大会に参加し、世界のトップレベルを肌で知ったことが一番のきっかけでした。「このまま100メートルで勝負を続けたら、日本では勝てても、世界でメダルに届く可能性はゼロに近い」そう痛感したのです。一方、ハードル競技なら世界との差は大きくない、という実感も得ました。だから私は、「世界で勝ってヒーローになる」という勝利条件を満たすには、ハードルに転向するのがいいと判断したのです。結果、世界陸上で2度も銅メダルを獲得できたのですから、理にかなった転身だったと思います
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
意味は区切らないと存在できない。それが意味があるかどうかは、時間と空間を区切って初めて存在し得る。時間軸を無限に伸ばせばいいも悪いも無くなり、故に意味も無くなる
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
成功体験の鍵は挑むと自分で決めたかどうか。自分ではなく親や他人が望む挑戦は成功しても虚しい
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
人生の勝利条件は本来、その人の価値観によって決まります。「子供を無事に育て上げ、幸せな家庭を持たせること」が勝利条件だったら、仕事では無理な働き方をせず、出世も収入もそこそこでいいはずです。定年後に庭先で孫たちと遊ぶことができたら、その人は成功者です。他人の価値観でどう見られようと、関係ありません。ところが、「会社で出世すること」だけが絶対の価値だと思い込んでいたら、円満な家庭を持っても内心の満足がありません。出世に背を向けた自分を「怠け者」だと感じるのは、おそらくはそのせいです。それはもったいないことだと思います
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
誰も答えは持ってないんです、あなた用の答えは
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
大人になって自分を認められるのは自分しかいません。もう無条件で認めてくれる母親的存在はいないんです
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
世界にはさまざまな価値基準があるのだということを、まずは知ることが大事です。そして自分なりの勝利条件を定め、その方向へ進んでいくのです
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
100メートル走をやっていた頃、記録が伸び止まり、自分がほんとうの一流ではないことに気づきました。そして、「だとしたら、身体的にトップではない人間でも勝てるものは何だろう」と考えるようになったのです。それから、自分の人生に対する考え方がより戦略的になっていったように思います
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
極端に言えば、育てる、はなくて、育つ、しかない
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
18歳で初めて経験した世界大会で、僕が勝てなかった日本人選手たちがみな予選落ちするのを目の当たりにして、日本での一番がひとつの島での一番でしかないことを痛感しました。そして、自分の目標が小さかったことに気づき、100メートルという世界に現実味を感じなくなっていったのです。そのときからは、僕にとっては「世界に出る」ことがとても重要になっていきました
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
陸上競技はやはり「勝つことすなわち金メダルを獲ることが成功」というのが一般的な認識になる。その意味では、世界陸上選手権で3着どまりだった僕の競技者としての人生は、失敗だったのだと思います。でも、そのこと自体に後悔はないし、身体能力に恵まれた人たちと海外で向き合って、よくあそこまでやったなという満足感はあります
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
成功というものは、確かなもの、確定したものではないと思います。というのは、うまくいっていた人生が、最後の一日で全部ひっくり返って失敗することもありうるからです。反対に、いろいろな失敗があっても、最後の最後に「これでよかったんだ」と幸せに死んでいけたなら、その人生は成功である気がします
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕の競技者としての人生は失敗でしたが、人生はサドンデスのトーナメント戦ではなくリーグ戦です。僕にとっては、もう次のシーズンが始まったので、ここでまた勝負して、死ぬ瞬間にどう思えるかが大事だと思っています
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕としてはインパクトを与えることで人々の意識を変えたい。常識が変わる前には、必ず何らかのインパクトが関わっていると思います。とにかく意識が変わるようなことを起こし続けることが大事です
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
引退後のアスリートが不幸に見えてしまうのは、分かりやすい成功のイメージのみが残ってしまい、ついうしろを見ながら生きていくからです。これは元アスリートが抱える切ない問題で、どうしても「(現役時代の)あのとき」に縛られてしまうんですね
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕がとても好きな言葉は「自在でありたい」というものです。競技者だったころから、その通りだなと思っていました。特に僕は社会の目から自在でありたい。元アスリートの話を聞いていると、なかなか目標を切り替えられない人が多いのです。本当に周囲の目から自在になって、新しいものをきちんと見るようにすれば幸せ感も高まるし、もっと新しい人生が開けるはずです
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
自分や自分の観点が「小さく思える」ような体験をしよう
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
たとえば僕が会社をひとつ上場させて名誉職にでも就けば、周囲は「あの人は成功した」と思うでしょう。一方で、これもたとえ話ですが、ウガンダに行って陸上の普及に人生を賭けたものの最後に銃殺されてしまえば、「あの人は失敗した」と言われるかもしれません。でも、どちらの人生が幸せで成功したかは僕にしか分かりません。つまり、どんな人生を送るにせよ、自分が考える成功を追いかけるためには、社会の目や批判から自在であることが非常に重要だと思います
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
教員の倫理観がおかしくなっているとして、そのペースとほぼ同じで親になる世代の倫理観もおかしくなっていると思う。家庭で出来ない事が学校で出来るわけが無い
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
成功者の言葉しか残らないから『やればできる』が格言になる
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
批判は攻撃だから反撃しやすいけれど、期待は応援だから無視しにくい。僕はいつの間にか人から期待されたい「いい人」になっていて、その自分を見てファンになった人の期待に答えるために、さらに「いい人」を演じていた。本当の自分は違うのに、期待に応え、それがまた人の期待を加速し、何が本当の自分なのかさえ、よくわからなくなっていった
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
スポーツ選手の場合、メダルを獲るまではモチベーションについてあまり悩む人はいません。ところが、2個目のメダルを目指すとなると話が違ってきます。「メダルを獲れば安泰」というほど、人生はシンプルではないことが実感されるからです。1年もすれば、みんなに忘れられてしまう。「何のためにやっているんだろう」と悩むのです
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
自分の競技人生がいつか終わると強く意識した日から、目の前の景色が変わって見えた
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕が「一番」に興味があるのは、絶対に獲らなければならないものとして存在しているからではない。一番以外を否定しているわけでも、もちろんない。何というか、一番を目指していないと、むしろ「その途中」がつまらないという感じ
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
世界をみても、34歳のハードラーはなかなかいません。しかも、僕が27歳で銅メダルを獲ってから7年も経っていて、僕がロンドン五輪でメダルを獲るとは、誰も期待していない。そんななか、「獲ったら、みんなビックリするだろうな」と、一人でアメリカのグラウンドで虎視眈々と練習しているのは、本当に幸せでした
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
結果に依存しすぎると、人生なんてほとんど意味がなくなってしまう。(中略)敗北感を感じないようにするのは無理かもしれないけど、結果とは関係なくプロセスの中にいかに喜びを見いだすかは、大きな知恵だと思う
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
結果がすべての世界で生きていると、自分への要求はどんどん高くなっていきます。すると、満足できるレースがどんどん減っていく。そのなかで頑張るのは苦しい。1、2年もすれば誰でも燃え尽きてしまいます。大切なことは、自分の外側に目標を置くのではなく、自分の「モチベーションのフック」が何かを知ること。そのためには、まずは自分を観察することです。僕の場合、自分で立てた仮説を検証したり、人をビックリさせたりすることが、モチベーションのフックです
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
子どもの頃から「絶対に負けられない戦い」を覚えてしまうと、勝てる試合しかしなくなり、結果、勝負弱い人間ができあがってしまう
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
夢は持ったほうがいい。たぶん叶わないけど
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
努力こそが勝利への道。そう考え続けてきましたが、才能や運が占める比率が高いと感じ始めました。どれだけ努力しても勝てない選手がいる。なぜ自分はトップになることができたのか。社会に対してどんな役割を果たすべきなのか。そんなことを考え始めました
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
一人で生きてきたわけではありません。多くの方に支えられて、競技を続けてきたんです。とくに、母の後押しには感謝しています。私の人生で、幾度となく訪れる転機で、母は決断を支えてくれました。といっても、強い後押しではありません。競技人生の道はいつも自分で選んできたのですが、その都度、母は「その選択がいいと思っていた」と言ってくれました
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
人の真似をしている限り、残念ながら、ずっと2番手のままだ
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
私にとって大きな存在だったのがライバル選手でした。競技に限らず、社会において敵との戦いは存在します。心の中では、「ライバルなんて現れない方がいい」と思っていました。「こいつがいなければ、勝てる」と思うし、楽に頂点にたどり着けるわけですから。でも、こうした困難な存在が目の前に現れることによって、乗り越えるべき壁が見えて必死に努力する。気がつけば、自分がかつて想定していたよりも、ずっと高いレベルに到達していました。過去を振り返ると、自分が終われたり、新たなライバル選手が台頭してくると、私自身の好成績につながっているのです
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕がハードル選手になったのは、その才能に注目されたからでも、ハードルが大好きだったからでもない。自分が活躍できそうだったから。もっといえば、勝てそうだったから
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
ほとんどの夢は叶わないし、ほとんどの人生は負けで終わる。「夢は叶う」は叶った人だけが言えるだけで、叶わなかったほとんどの普通の人はそうは言えない。とすれば、「夢が叶わない現実」の中をどう生きていくか
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
全体のバランスで見始めると、欠点が欠点だけで存在しているのではなく、長所とセットになっていることがほとんどだった。欠点には「存在する理由」があったのだ
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕の競技人生は、まさに「負けで終わった」けれど、幸せな人生だったと胸を張って言える。そう、負けと幸福感は別である
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
世の中にはどうしようもないことがたくさんあって、そこに出口がないなら、どうにかしようがあることに努力や時間を割いていったほうがいい。(中略)あきらめたものが多いほうが、ひとつのことに集中投下できる。それゆえ成功しやすい
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
「やればできる」という姿勢は、結果責任が個人の努力に向かいやすい。子どもは敏感だからそのカラクリにすぐに気づき、本音で夢を語ることを嫌がるようになる。本音で夢を語った瞬間、それがかなわなかったら「お前の努力不足なんだよ」という批判が飛んでくるのを知っているからだ
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
僕がハードラーとしてひとつのことに25年を費やしたのは、気持ちが強いわけでもなんでもない。毎朝同じものを選び、他の可能性をあきらめ続けただけ
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
本番で勝負強い選手は、自己肯定感が強い。このままの自分でいいと知っている選手は、やはり腹が据わっている
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
賞賛され続けていると、自分の考えが間違っていないと思い込んでしまう
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
年をとって人里離れた所で農業を営んでいる。いつもと同じ農作業の途中でいつもと同じ事を僕が話しだす。『僕は一体何ものなのか』もう何千回も聞いた同じ話を、一回目と変わらず微笑みながら君が聞いている。それが幸せだと思ったので入籍しました。お互いがお互いであるだけで、何も望まず求めないような、そんな夫婦を目指して行こうと思います
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
偏ってないってことは誰かと替えがきく存在になるって事だと思うんですけどね
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
頭が悪い人は自分に気付かない
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
思い込みは、あると気付いた時にはもう思い込んでおらず、思い込んでいる間はある事すら知らない。つまり人は常に何かを思い込んでいてそれに気付いていない
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
もし誰かに期待されていたら早めにがっかりさせておいた方がいい。ほっておくと人生がいつの間にか人が期待する方向に向かい始める
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
自分が幸せになる為に人を幸せにしている事と、人の評価を高める為に人を喜ばせる事は違う
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
すごいと言われたい症候群も、がっかりされたくない症候群も、バカにされたくない症候群も、つまり他人にコントロールされている
『マルチョン名言集・格言集』
為末大
人間はアドバイスをしながら優越に浸り、親切をしながら相手に恩を着せようとする。もちろんそれで違和感が無いならそれもいい。だけど、苦しいと感じている人は、抜け出す為に自分を見つめなきゃいけない