盛田昭夫に関する名言集・格言集
盛田昭夫
私は経営においても基本原則というものをはっきり認識することが非常に重要だと考えている。それは理念とはやや次元の違う概念であるが、理念と同様に経営にとって極めて重要な要素だと思う。私はいままで、ずいぶん多くの意思決定を行ってきたが、いつの場合でも、基本原則に基づいてデシジョン(決定、決断)を行ってきた。例えば、東京通信工業からソニーへ社名を変えるときも、変えるなら世界的に通用する名前にしようということで、井深さんと二人で必死に考えたわけだが、できるだけ短くて、ローマ字で書いて世界中でどこへ行っても同じ発音で読まれ、しかも日本人にも読める名前という基本原則ができた
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
ソニーUKは、英国の経済再生のためにも貢献できる会社でなくてはならない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
このカラヤン凄いよな
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
ビデオレコーディングという新しいテクノロジーを使うことによって、新しい分野が開けてくる気がするのであります
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
私は、アメリカやヨーロッパで経営者連中を前に講演するとき、よく次のような話をする。 ー あなた方は、不景気になるとすぐレイオフをする。しかし景気がいい時は、あなたがたの判断で、工場や生産を拡大しようと思って人を雇うんでしょう。つまり、儲けようと思って人を雇う。それなのに、景気が悪くなるとお前はクビだという。いったい、経営者にそんな権利があるのだろうか。むしろ、経営者がその責任を負うべきであって、労働者をクビにして損害を回避しようとするのは勝手すぎるように思える
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
今や経済は、お金をあやつる人々のなすがままになっている
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
アメリカのように、経営の専門家が企業から企業へ渡り歩くのは危険ではないだろうか
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
自分の能力を発揮できない職場、必ずしも「自分はこの職場でなくては」という強い希望を持ってその職場を選択したとは限らぬのに、いつまでもそこに腰を据えていることは、社会全体の不利益にもなるだろう。自分の欲するところに就職する機会を多く持てるような環境を作ることこそ、人材開発の大前提なのである
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
新しい、いいと思ったことは実行する勇気が必要である。ソニーはアイデアがいいと言われるが、じつはアイデアはそれほどずば抜けて良くはないのである。アイデアのいい人は世の中にたくさんあるが、いいと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない。我々はそれをガムシャラにやるだけである
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
私はフィロソフィーという言葉が好きだ
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
会社は学校のように気楽なところではない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
スキューバのライセンスを取ったぞ
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
あらゆる新製品の開発には、まず否定的なデータがふんぞり返っている。だが、かすかにポジティブな面が顔をのぞかせているはずだ。そこで否定的な面だけに気を奪われていたら、技術革新も何も生まれてくるはずがない。否定面をかなぐり捨て、わずかばかりの肯定面にしがみつくような人間でないと、いまの会社では通用しない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
私は、うちの会社は楽天主義者の集団だと自負している。たとえば、役員会なども、聞く人によったら掛け合い漫才をやっていると錯覚するかもしれないほどだ。それでこそ、競争に耐えうる神経が養われると、私は信じている
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
社員の採用は、重大な買い物だと私は思っている。仮に、一人のサラリーマンが定年までに3000万円の給料をもらうとしよう。すると、会社にとって一人の社員を採用することは、当然3000万円の買い物をするということになる。高い買い物だ。こちらはちっとやそっとでは首を縦にふれない。だから、売り込むほう、つまり受験者も真剣になってもらわないと勝負にならない。ソニーを選ぶならそれなりの理由を持ってほしい。「景気がよさそうだ」「給料がいい」これではお話にならない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
自らが現場監督の上着を着て、交替勤務制で働く従業員らと共に夕食を食べられることを誇りにしている
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
会社とはあくまで儲けるための団体である。血みどろの戦いの場である。楽しみ自体に目的を持たれてはたまったものではない。楽しみを追っかける小市民的な夢に安住している人間を、私はビジネスマン失格者と見なす。安閑としていては、会社の成長についていくことは難しい。口うるさいほどに言いたいのは、会社とは欲と二人連れの儲けるための団体である。この儲けの精神を忘れた時、すべてのサラリーマンは失格者として進歩から見放されるであろう
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
我々は全世界を覆いながら現地に根ざす
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
マーケットのあるところに工場を造る
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
スポーツのオリンピックには、よく言われる有名な言葉がある。「オリンピックは参加することに意義がある。勝敗は二の次である」というクーベルタンの言葉だ。しかし、我々のビジネスのオリンピックでは、悠長なことは言っておれない。参加することだけでは意味はない。参加する以上は、そのオリンピックで勝たなければならない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
狭い専門分野でとことんまで努力をしたならば、そこでは誰にも負けない実力がつけられるものだと、私たちは考えている。我々の得意の分野では誰にも負けないぞという自信が持てるものなのだ
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
私たちが会社を始めたとき、うちの会社をどうしてやっていくべきか、教えてくれた人は全然いなかった。私たち一人一人が毎日毎日、我々の会社をどうやっていくか、必死になって考えてきた。いまも私たちに、この会社の今後はこうあるべきだ、こういうものを作りなさいと教えてくれる人は誰もいない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
会社は競争をしている。競争に勝つためには、やはり最小の努力で最大の効果を上げること、つまり、社員の一人一人が最も効果的に働くということが一番大事だ。世の中には、一生懸命に働いているのだが、効果があまり上がらない人もいる。私はそういう働き方はもったいないと思う。まじめに一生懸命働くことは大事なことだ。しかし、そうして働いても、効果があがらなかったら全然意味がない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
経団連の会長になったら、僕は断固、日本の構造改革、規制緩和の実行に取り組む
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
ソニーは、ソニーカルチャー。世界中の良いところを集めて作り上げようとしております
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
ソニーは、ソニーカルチャー。世界中の良いところを集めて作り上げようとしております
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
我々は敗戦にあったから、これは大変だと思って奮起した。やはり敗戦のような乱世に巡りあったチャンスというのは滅多にない。そういう意味で非常な試練を受けた。あのなかで激しいスクリーン(選別)にかけられ、そのチャンスに出てこん人間はもうとうに消えている
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
そんなものがまだ生産されたこともなく、誰ひとりそれを見たこともないのに、どこかの一隅でこつこつと研究され、非常な苦心の末、製造された製品。その製品を商品としようとする場合には、その製品を手に入れたいという欲求を、人々の間に喚起させなければ、いかに優れた「製品」であっても「商品」にはなり得ない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
東通工(ソニーの前身である東京通信工業)は市販品を生産・販売する初期において、商法の鉄則ともいうべき、よい教訓を得、今日ソニーに脈々と流れる経営の基本ポリシーを打ち立てた。
それは「自ら計画し、自ら生産した製品は、自らマーケットを作り、自らの販売計画によって販売すべきである」ということである
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
スピーチの当日になると、朝起きたときになぜ引き受けてしまったのだろうと、いつも後悔するんだよ
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
SONYの社名をつくるにあたって決められた2つの重要な決定基準 ー 1.文字数は少ないこと。文字数が少ないほど印象面から見て極めて有利である。しかも誰でも簡単に記憶に残してくれる。しかし、3文字はあまりにも多くの組み合わせが使われており、混同を生じてしまって好ましくない。4文字ないし5文字であること
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
SONYの社名をつくるにあたって決められた2つの重要な決定基準 ー 2.世界に進出する以上、どこの国でも同じ発音で読まれ、感じよく耳に響く名であること
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
商売というのは、考えて作って売ってお金を取ってきて、初めて商売なのであります
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
会社が倒産すれば、何千万ドルもの借金をつくるために、何十年も営々と働いてきたことになる。われわれは、そんなバカなことはできない
『マルチョン名言集・格言集』
盛田昭夫
激しい業界の中で、ブランドイメージづくりは並大抵のことではできない。あらゆる機会に、できる限り努力を続けて、顧客の中に、多くの消費者の中に、ソニーファンづくりを努めてきた。広告の面でも、パブリシティ(広報)にも、またさまざまな企画の中にも、ソニーの歩みの中に貫いてきたスペシャリティ(専門性、特殊性)を活かすことに努めた。「専門メーカーとしてのソニー」「世界で最初の製品を作るソニー」「技術のソニー」。かくて、全世界にわたって、ソニー製品はハイクオリティ、ハイプライスの一流品であるというイメージの上に立つことができた