秋元康の名言集・格言集
秋元康
幸せって、どこか遠くにあるような気がしますが、実はとても身近にあるものだと思います。それをいかに見つけることができるか。あるいは、それに気づくことができるかどうかで、人の心は幸せにも不幸せにもなる
『マルチョン名言集・格言集』
秋元康の
大切なことはやる気を起こさせたり、落ち込みをなくすことではなく、止まっている気持ちを動かすこと
『マルチョン名言集・格言集』
秋元康
僕はいつでも「いまそこにある偶然」が面白いなと思うんです。つまり、与えられた状況でどれだけ楽しめるかという話です
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秋元康
はじめは「秋葉原48」という名前でした。名前はどうでもよかったんです。アイドルらしい、フルーツやお菓子みたいな可愛らしい名前ではなく、無機質な商品開発番号みたいなものにしたかったんです。それと「48」には別に意味はないです(苦笑)。いろいろな説があるらしいんですが、勝手に言われるのも面白い
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秋元康
まずは先輩の台本をもらって、それを参考にしながら書いた。「テレビの台本はこう書くのか」「コンサートの演出はこうやるのか」と書きながら学んでいった
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秋元康
僕の場合、高校2年生の夏休みで時間が止まっているんですね。今でもその光景を覚えています。机の上に参考書とノートがあって、それをパタンと片付けて、「じゃあ、ちょっとニッポン放送に行くわ」と出かけて行った。だから一度もビジネスだと思ったことがない
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秋元康
テレビはいわば、最大公約数の仕事なんです。視聴率を上げるために、子どもからお年寄りまで、誰もが楽しめるものをつくる。だからいつも大衆を見ているんですよね。そんな仕事をする傍らで、劇団への憧れがあった。つかこうへいさんや野田秀樹さんといった方々の舞台ですね。本当に好きな人がわざわざ時間を割いて、お金を払って見に来てくれる。本当に人が熱狂するものをつくりたいと思っていました
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秋元康
成功を手にした人たちは何が違うのかというと、「行動を起こしている」ということです。問題は、やるかやらないかなんです
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秋元康
だいたい正解なんて、どこにもないんですよ。でも、正解だと言い切る人に、人はついていく。はっきり「こうだ」という思いを持っている人に近づこうとする。そして、そういう人のところに仕事は集まります
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秋元康
せっかく人生の旅に出たのだから、立ち止まっていたのでは損です。じっとしていても、時間は減っていくばかり。だったら動くことです
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秋元康
人間というのは、必ず何かと引き替えに何かを手に入れる。その現実を見ることが大切
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秋元康
自分なりの思い込みを持っている人は強い。自分のやっていることが正解なんだと信じていれば、それが自信につながる
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秋元康
生活・文化面で今年のキーワードをあげるとしたら「最小公倍数」でしょう。これまで日本では「最大公約数」が重要でした。音楽業界やテレビ業界も、子供からお年寄りまで、万人に受け入れられるものを求めてきたんです。しかし、これだけ嗜好が細分化されてくると、そういうやり方はもう通用しません
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秋元康
いいことがありますように…」じゃないよ。待ってちゃだめだ。探すんだ
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秋元康
僕はこれまで成功を手にした人にたくさん出会ってきました。この人たちは何が違うかというと簡単です。「行動を起こしている」ということです。成功できなかった人は必ず後からついてくる。「自分も同じ事を考えていた」と言って。実行に移す人は案外少ないんですよ
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秋元康
これからは、少人数のグループに共通するものが広がっていきます。テレビなどのマスメディアからヒットが生まれた時代から、小さなところで点いた火が広がっていく時代になったのです。マジョリティーの優位性がなくなりつつあるんです
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秋元康
時間に追われている人は人生を楽しめない。無駄な時間の中にこそ、宝物は埋まっているのです
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秋元康
自分の幸せが定義付けできない人は、何も手に入らない
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秋元康
テレビの影響力は確かに大きいのですが、常に新しい情報を発信しているため、情報が古くなると注目されなくなります。だから長続きしない。ところがAKB48のように、ひとつの劇場からスタートすると、ファンはそこに通うのが習慣になります。コアなファンは裏切らないから人気も長続きするんです
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秋元康
コアなファンを獲得するためには、どうすればいいか。最近、コンテンツ業界の会議に出ると、「刺さっているか、刺さってないか」が重要だと発言しています。昭和のころと違って、大衆はたくさんの選択肢の中から好きなものを選んでいます。数ある選択肢の中から「これじゃなきゃダメだ」と言ってもらうためには、その内容が相手に「刺さっている」ことが決め手になります
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秋元康
周囲と比べて「結婚していないから不幸せ」とか、「マンションを持っていないから不幸せ」とか言う人は、たとえそれを全部手に入れても、まだ足りないものを探そうとします。それに対し、独身だろうが、賃貸暮らしだろうが、そんなことは気にせずに、近所の銭湯に行って、「ここで風呂上りに飲むコーヒー牛乳は最高だね!」と満足している人が勝ちです
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秋元康
若い人、とくにそれなりの責任を負うようになった30代の人の中には、失敗をしたくないと考える人も多いかもしれません。しかし、どれだけ慎重になろうが、人に聞こうが、データを調べようが、残念ながら人は必ず失敗します。でも、そう考えたとき大事なことは決めるということ、それも「瞬時に決める」ということではないかと思います
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秋元康
転職するかどうか1年かけて悩んでも、今日1日で決めても、正解率はおそらく変わりません。それならば、瞬時に決めて、こっちだと思う方に全力で走ってみるべきです。もしその先が行き止まりだったら、また全力で戻ってくればいい。そして、この「戻ってくる力」こそが若さなのです
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秋元康
嫌われる勇気をもって自分を出さなければ、人に好かれることはありません
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秋元康
10戦10勝を目指すのではなく、「5勝4敗1引き分け」でいい。
そう思ったら自分自身がとても楽になりました。
たとえスタッフの仕事にミスがあったとしても、怒るのではなく、逆に励ますことができるようになりました
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秋元康
当たり前のことですが、人生で失敗しないことなどあり得ません。40歳を過ぎていろいろなことがわかってくると、むしろ時には負けたり、引き分けたりすることが人生なのだと気づきました
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秋元康
自分が敵わない人って、みんな天才だと思ってる。ビートたけしさんも石橋貴明も三谷幸喜も宮藤官九郎も、みんなそれぞれの分野で天才。だから僕は彼らと競う必要がない。そういう人たちと競うんじゃなくて一緒に何かをやるのが楽しいんです
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秋元康
誰でも、日頃からいろいろなものを見て、聞いていますよね。それを「面白いな」と思ったときに、頭の中で付箋が貼られて記憶になる。すると、何かアイデアが必要になったときに「あれが使えるな」と反射的に思い出す。その瞬間の作業が発想なんだと思います
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秋元康
本物の天才は別として、多くの人は発想するときにさほど創造的なことをしているわけではないと思う。見聞きしてきたものを組み合わせているだけです。だから、発想は生み出すものというより、「気づく」ものなのかもしれません
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秋元康
放送作家はみんな「人に話したくなること」が大好きなんです。映画を観ていても「あの映画のここがね」と話せることを探している。八百屋さんに行っても万能ネギを見て「ネギはもともと万能な食材なのに、なぜわざわざ万能とつけるんだろう? 面白いな」と人に話せることを探してしまう。それが発想の素になっているわけです
『マルチョン名言集・格言集』
秋元康
人生を振り返ると、90%は先人たちの言っていることのほうが正しい。
だから、制限を外して考えることの難しさはよくわかります。
でもそれを乗り越えなければ、新しいものが生まれないのも確か。
そう考えると、発想法の前に、まずはセオリーからはみ出す「勇気」を持つことが必要なんだと思いますね
『マルチョン名言集・格言集』
秋元康
イチローのようにストイックで、強い意志を持っている人ならば、大人になってからでも自分を変えられるかもしれません。でも、僕は常に「自分はダメなほうの90%に入っている」という意識があるんですよね。
人に何かを教えるときでも、「言ってもやらないだろうな」と思いながら教えているところがある。それは自分が教わってもきっと実行しないだろうなと思うから(笑)。だとすると、むしろ変わらないでいること、自分を変えない楽な方法で何かを生み出すことを考えたほうがいい。そのほうが多くの人にとって有効なヒントになると思います
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秋元康
自分一人が面白いと思ったなら、必ず他にもそれを面白いと思う人がいる。言い換えれば、面白いことに気づいている自分がすでに面白い。クリエイティブというのは、そういうものだと思います
『マルチョン名言集・格言集』
秋元康
「今日はどんな一日だった?」と聞かれて、「フツーの一日だった」という人はクリエイティブには向いていないし、あまり幸せにもなれない気がします。
「ねぇねえ、今日はこんなことがあったんだよ!」と話せることがどれだけあるか。それが発想の源だし、幸せを形作っているものだと思います
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秋元康
冷蔵庫を開けて、そこにある残りものを見て、どんな料理を作れるかを考えられる人は、きっと幸せになれると思います。でも、「これじゃすき焼きは作れない」「チーズフォンデュができない」と考える人は、幸せから遠ざかってしまう。だって、世界一大きな冷蔵庫にたくさんの食材を集めたって、きっと作れない料理が出てきてしまいますから。「いまあるものでどうやったら楽しく生きられるか」を考えられる人が、実は発想が豊かで、同時に幸福な人なのだと思います