鈴木大拙の名言集・格言集
鈴木大拙
死中、夢中、ひとまとめにして丸飲みするということができれば、仏教的になりますけど、そこに本当の安心ができると
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
分かったようで分からんという所に何か分かったものが無いとそう言えんのです
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
未来という事はないので、過去ということもないので、現在ということもないのです。ただあるものは「フッ」とこう言うと、もう過ぎ去ってしまうテン… instantですね。即今と言いますか、ただ、今ですね。今ですね。それだけが事実ですね。それを人間は知恵で色々と分析をして、時間というものを立てて1分とか2分とか何万分の1時か何億分の1とか言うて、そしてそこに未来とか過去というものをこしらえる。本当の無限の中に入れば、全てそういうものは無くなる。無くなれば未来は無くなる。そうすると現在を生きると
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
それは常に意識の本質に相当する必然的一面性である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
科学が万能だというのは近代人の一つのミスですね
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
意識の世界は、不可避的に、制限と、道を阻む障壁とに充ちた世界である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
生死という形で、矛盾の問題を最も真剣に考えた民族は印度人である。彼等は生死を解脱すると云うことに、一所懸命であった。生死流転という文字は印度から出て東方諸民族の思想を支配するようになった
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
悩みの解決は矛盾を超越するところに見られる。人間は反省する、分別する、矛盾を見る、悩むとすれば、その矛盾を超越するより外に解決の途はない
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
細かくても粗くても目には限りがある
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
宗教の世界は、即ち禅の世界である、禅に入ることによってのみ、道徳の真実性が認められると云ってよいのである
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
道徳の世界は宗教の世界、禅の世界に引上げられねばならぬ
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
一真実の世界は道徳の世界を超えて居る
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
(宗教とは何ですか?)
我々は無限の社会で苦しいと言っている。自由にならないとか苦しいというところに何か限られたものを感じておって、限られたものを感じるということが正しい無限を感じることに決まっておるんですね。そうでなければ無限、有限というものが苦しいと感じることもなけりゃ不満足だと考える理屈はないんですね。有限というものの中におって、そういう感情を起こすのは、すなわち裏に無限があるからだと。その無限に対する関心が欠けておると、その関心を持つのが宗教だと
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
道徳の世界にのみ居ては、宗教の世界へは入ること不可能である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
道徳は宗教におき換へられねばならぬ。併し道徳から宗教は出て来ぬ、宗教からは道徳は出ることが出来る
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
美は過去も未来もなく、唯、現在あるが故に、いつも生きているのだ
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
原始生活に教えられる所は、必要以外のものは絶対に何も要らないということ、そうしてお互いに共同融通して私を忘れるというような所である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
宗教生活にも原始生活の面影を宿したところがある
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
西洋は二次元の世界。底には対立があり、一方は他を力で支配しようとする
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
東洋の心は無心になる事。どこまでいっても無限で天地の分かれがない
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
偉大な仕事は、人が打算的になっておらず、思考していないときになされる
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
今日文明開化の人々がなくてはならぬと云うようなものは、原始生活をして居るものには何も要らない
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
愛は、自我をしてその愛する対象の中にみずからを失わしめる。しかも同時にまた、その対象を自分のものにしようとする。これは矛盾であり、また人生の一大悲劇である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
原始民族が、魚を取って食べるとか、それからオットセイを食べるとかいう所を見ると、いかにも人間というものが生きて行くためには、又他の生物を食べて行かなければならぬ
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
自分の物もないし、人のものということもないので、その生活様式は本当に共産主義の生活である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
依頼心を捨てよ。これに尽きる
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
禅は不意を打つものだ
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
エスキモー人の集団生活というものには、個人主義とか私有財産など云う概念がないと云うのです。
一人が持って来たものは、みんなで分ける、みんなで食べる。
一人だけで大事な物をこっそりと持って居るなどということがなくて、一つの集団に属したものとなって居る
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
それになりきってその他のことを考えない
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
エスキモーの生活というものは、極めて原始的なものである。今日我等の生活はこれに反して『文化的』である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
禅とは一人ひとりの実際の体験であって、分析や比較によって得られる知識ではない
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
禅とは、心の奥底にある無限の創造性に徹し、これに随順して生きること
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
宗教の本領は「理」の矛盾を脱却し、此身を以て宇宙の大化と渾融し、百不知、百不会、其趣く所に任ずるに在り
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
人生の真相は現世に愛著するにもあらず、来世を欽仰するにもあらず
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
西洋人は物事を頭で考えて分析・比較・対照するが、東洋人は全体を見て腹で考える
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
愛は実在をあるがままに正しく見ることから流れ出る
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
真っ黒になって黙々として一日働き、時期が来れば“さよなら”で消えていく。このような人間を偉い人だと自分は言いたい
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
昔、孔子が衣食足りて礼節を知るといったように、衣食住が充分でないと、その方面の要求を満たすに忙しくて、礼儀というようなことは行われぬ。礼儀ということは即ち文化ということである
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
無心というは妄想なしとの義である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
死を恐れるのは、やりたい仕事を持たないからだ。やりがいのある、興味ある仕事に没頭し続ければ死など考えているヒマがない。死が追ってくるより先へ先へと仕事を続ければよいのである
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
東洋の心は無心になる事。どこまでいっても無限で天地の分かれがない
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
我々は知性に生きるのではなく、意志に生きるのだ
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
禅は事実を扱うものであって、一般論を語るものではない。禅は人格の根源に直入する
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
人間は偉くならなくとも一個の正直な人間となって信用できるものになれば、それでけっこうだ
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木大拙
わしは死神と競走で仕事をする
『マルチョン名言集・格言集』
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