伊集院静の名言集・格言集
伊集院静
人がいかに金本位制になったかということは、つくづく感じますね
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
前の女房が死んだ時は、何で俺だけこんなふうになるんだろうなと思った
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
私は作家で、文章を通してしか人に訴えることはできない
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
前妻は27歳の若さでこの世を去りました。
医師から「明日死んでもおかしくない」と言われ、209日間の入院でしたが、その間、私は仕事を休み、妻の傍らに寄り添いました
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
この世の中に楽な仕事は何一つありません
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
苦しいこと、切ないこと、辛いことを経験していなかったら、申し訳ないけど一人前になりませんよ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
自分のことを他人に相談したことは一度もない
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
人が人を許す行為の中には、どこか人間の傲慢さが漂う
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
大きく逃げている人は大成している
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
(独りの大切さとは?)モノを考えるのに、皆でいると皆の答えがあるから流されがち
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
小説家は常に反骨を持っておかなければいけない
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
物の正当な値段は、私たちの労働価値と対等にあるものだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
人の出逢いは逢えば必ず別離を迎える
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
小説家として成功したことを一番喜んだのが母親でした
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
奥さんや旦那さんを亡くした人は、まずは三回忌を無事に終えることを考えて欲しい
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
信条や志が欠落した人間は、いざというときに踏ん張れない。
受験は合格できても、失業や病気、家庭の問題、大事な人との別れといった様々な苦難に耐えられなくなる
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
懸命に生きるという姿勢が素晴らしい
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
つるむっていうのは甘えだから
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
おかしいと思わないか。哀しみと歩くために私たちは生まれてきたのではないはずだ。
どうして人をいじめたり、平気で苦しめたりする者がいるのか。
それはボクたちの身体の中に何ものにもかえられない素晴らしいものがあるのを忘れているからだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
価値ある生き方をしている大人はいるのか。誇るべき生き方はあるのか。私は断言する。
そういう生き方をしている大人はいるし、生き方はある。今の君たちの目に見えないだけだ。
その人たちも、君と同じ年頃、見えない明日を懸命に探り、一人で歩いていたんだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
その人たちの二十歳の手の中にあったのは、ささやかなものだった。
家族や友だちの励まし、いとしい人の笑顔、好きな音楽、一行の詩……、そして自由。
でもそれはかぎりない可能性を抱いていたし、やさしくて、美しいものだった。やさしい人よ、美しい二十歳よ。君にシャンパンを、ささやかな乾杯を
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
二十歳の空はどこにでも飛んでいける。信じるものにむかって飛び出そう。
空は快晴だけじゃない。こころまで濡らす雨の日も、うつむき歩く風の日も、雪の日だってある。
実はそのつらく苦しい日々が君を強くするんだ。
苦境から逃げるな。自分とむき合え。強い精神を培え。そこに人間の真価はある
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
成人を祝うなんて古い習慣と思うかもしれないが、そうじゃない。
世の中には二十歳を迎えられなかった若者が大勢いる。
ほとんどの人は無事に生涯を送ることができない。それが私たちの生だ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
不幸の底にある者と幸福の絶頂にある者が隣り合わせて路上に立つ事が日常起こるものだ。だから大人はハシャグなというのだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
旅をするのなら、一度は国境の周辺をさまよえ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
そんなものはもう古い?古くて結構。ここ十年(いやもっとか)、新しいものでまともなものがひとつでもあったのか。新しいものはすべてクズだったではないか
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
すぐに酔う酒は覚えるな
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
苦労をすれば苦労する人が見える
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
苦労を平気だと思うように生きて行きなさい
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
まぶしい自分になることも、美しい日本語が話せるようになるまでも、良き友を得ることも、信念を発見することも、一年、二年じゃできやしない。
いいものは時間がかかる。見てくれで人を判断するな。
金で価値判断をするな。
すぐに手に入るものは砂のようにこぼれる。本物を手にするのは苦しいぞ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
道に迷ったら元の場所に帰るのだ。
初心にかえろう。皆がしてきたことをやるのだ。
汗をかこう。懸命に働くのだ。これを君たち若者がダサイと思うなら、君たちは間違っている。
真の仕事というものは懸命に働くことで、自分以外の誰かが豊かになることだ。
汗した手は幸福を運んでいるのだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
知識なんかよりもはるかにたしかなものは、人間が生きようとする、生き甲斐を感じる場所と時間なのだ。それが故郷というものであり、母国というものだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
この頃、自分を恥じる。たった一言でいいから父を尊敬していたこと、感謝していることを言えなかったのか
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
逃げる事は恥ずかしい事じゃない
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
自分の弱みを何でもさらけだせる相手だって?
そんなもの友とは呼ばんよ。
君は相手が自分に手を差しのべてくれることが友情と勘違いしてるよ。
友情というのはそんな薄っぺらなものじゃないよ。もっと緊張感があるものだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
どんな商店だって、工場だって、会社だって、歴史から見れば、昨日誕生したようなものだ。
それも君のように若い人たちが作ったのだ。
抵抗しろ。改革しろ。妥協するな。役立たずと陰口を言われても気にするな。
すぐに役立つ人間はすぐに役立たなくなる。仕事の真価は「すぐ」の周辺にはないのだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
見知らぬ者同士が逢った瞬間に相手に好意を持つ。好きと思う。
なぜかそれからその人のことが気になる。
その人のことを想っただけで身体が熱くなる。風邪かな?と思うが鼻水が出ない。それが恋愛のはじまりだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
会社をやめて家族と過ごすことを優先するかどうかって?
君ね、すぐ会社やめなさい。その方が会社のためだ。
君のような人間が海外赴任したら、せっかくこれまで現地で苦労して事業の足がかりを作った人たちの努力が泡となる
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
(人間関係で大切な事)聞く姿勢
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
「女性と別れたい」と相談されると、一緒に寝ている時に大便をしなさいと助言します
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
安手を引かず
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
新しい人よ。今は力不足でもいい。しかし今日から自分を鍛えることをせよ。
それが新しい力となり、二十一世紀の奇跡を作るだろう。
ハガネのような強い精神と、咲く花のようにやさしいこころをもて。
ひとつひとつのハガネと、一本一本の花は、美しくて強い日本を作るだろう
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
人と付き合うのに一番大切なのは距離感
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
再出発と言う人が多いけれど、物事を変革するには、まず一人一人が身近なところで具体的に何かをはじめなければいけない。一人一人が新しい自分をつくっていくんだ。「新しい人」になるんだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
電車に乗るたびに、一人車窓を眺めている人を見かけると、できることならこころ踊る電車行であって欲しいと思う。
私が車輌の中で静かにするのをこころがけるのは、そこに哀しみの帰省をする人がいるはずだと思うからだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
書物はこれを読み、そののちに何があるかが肝心である。
書物を生涯一冊も読まず、かなりの生き方をした男、きちんと生きている男は山ほどいる。
そういう男の方が生半可に書物を読んだ男より信用がおける
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
まず半年、二時間早起きして何かをはじめてみる。テレビを情報の中心から外してみる。電話で物事を片付けないようにしてみる。家族とドライブに出かけていたのを、自分たちの足だけでどこまで行けるか歩いてみる
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
歌が欲しいという人がいれば、君が率先して歌えばいい。下手でもかまわない。懸命に歌うことが肝心なのだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
ギャンブルには、これをする人と、しない人の二種類の人間がいるだけである
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
大人の男が二十歳を過ぎて、人間と神の契約がいかなるものかを理解できていないのなら、それは失格者である
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
若者は欲望のかたまりでいい。純粋は欲望と隣り合わせている。
欲望への葛藤など捨てればいい。欲望に忠実であることが純粋の証しだ。
たっぷりと欲望につき合うことだ。じたばたすることだ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
今、日本の大人の男はあまりに軟弱である。ちょい不良(ワル)オヤジ?馬鹿もやすみやすみ言え。そんな呼ばれ方をされるために人生なかばまで歳を重ねた男がいるわけがない
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
スコットランドにどうしてあれほどの数の酒造工場が点在しているのかをご存じか。
食生活が豊かで裕福だったから?とんでもない。貧しかったからである。
本当に酒が必要な連中は正気ではやっていられない男たちだ。
今も世の中に酒がなければ毎日何人の男が自死しているだろうか
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
なぜ軟弱なのか?それは連るむからである。
一人で歩かないからである。孤となり得ないからである。
連るむとは何か?
時間があれば携帯電話の着信を見ることである。
マスコミがこうだと言えば、そうなのかと信じることである。
全体が流れ出す方に身を任せることである
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
(銀座の女性をどうやって口説くのかと問われて)「やらせて下さいませんか」って言いますよ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
新しい人が好きなんだ。新しい人は何だってできるぞ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
生きていなければ見えないものがあるのが世の中だ。
絶望の中で死を選んだ人や友を何人か知っているが、歳月が過ぎれば過ぎるほど、生きていれば、今頃、あいつと酒も飲めたし、笑って話すこともできたろうに、と思うことがしばしばある
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
「長いことどす」その挨拶を耳にすると、京都はやはり別格の街だと思う。
つい数日前に顔を見合わせ飲んでいたのに、先斗町の小料理屋の女将はそう言って客を迎える。
そのやわらかさが怖いという友もいるが、修業が足りないナ、君。もてなしはもてなされる人あってのものだよ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
いつか君が成長し、逞しい幹と、しなやかな枝と、まぶしい葉をたわませた見事な形の樹になってくれると期待している。
大切なのは土の中に、胸の中にある根だ、精神だ。誇りと品格だ。
自分を、人を、社会を豊かにしたいと願う精神だ
『マルチョン名言集・格言集』
伊集院静
働く上で、生きる上で大切なものは何か。姿勢である。どんな?それは揺るぎない「誇りと品格を持つ」ことだ