農業に関する名言集・格言集
島津義久
百姓を憐むことをもって、憲法の第一としたい。民の飢えや寒さを思い、貧窮の苦悩を知ることが重要
『マルチョン名言集・格言集』
黒田如水
常日頃好むところでも、よくこれを選び慎むことが大切である。主人の好むところは、家来や百姓町人も、自然とその真似をするものであるから、とくに注意せねばならぬ
『マルチョン名言集・格言集』
北条氏綱
万事について倹約を守るべきである。贅沢な生活を求めるには、下の人民から搾取しなければその出所がない。倹約さえ守れば、人民を困窮させず、侍から地下人や百姓にいたるまで富貴となる。国中が富貴になれば、大将も鋒先が強くなって、合戦の勝利は疑いない
『マルチョン名言集・格言集』
嶋田卓彌
米作は普通1年に1回収穫がある。お百姓さんは年1回、その成果が見られる一生涯には30回、40回と同じことが経験できる。一方、植林も生育の早い杉なら20年目くらいには伐採できる。しかし、人間の生涯は一世一代の経験である
『マルチョン名言集・格言集』
島津義弘
代官がもし私利私欲で悪いことをしたならば、百姓は容赦なく直訴してほしい
『マルチョン名言集・格言集』
白洲次郎
政治をやる人はもっともっと行政の対象の国民の立場になって考えてみるがいい。農民の生活の向上を叫びたい人は、農民の生活がどんなものかと体験してからにしてもらいたい
『マルチョン名言集・格言集』
新藤兼人
人は皆、仕事をして生きてきました。私みたいな映画監督であろうが、ビジネスマンや農民、医者であろうが、技術を磨き、仕事をすることで、結婚したり子供をつくったりしてきました。家族を養うために仕事をし、仕事をしてきたから過程を作ることができたという意味で、仕事とは生き方そのものです
『マルチョン名言集・格言集』
大村智
農作業というものは、科学者のやることなんですよ。気候を気にする、温度を気にする、それから水分がどうであるかとか、まさに科学者なんですね
『マルチョン名言集・格言集』
豊田章男
次の社長に会社を渡すとき、畑にはまだ耕す部分もあれば、種をまいたばかりの場所、収穫を間近にした場所、収穫がちょうど終わった場所もある。そんなバランスのいい状態で渡したい。目の前の結果を追い求めて刈り取ってばかりだと、荒れた畑しか残せなくなります
『マルチョン名言集・格言集』
岩崎隆夫
当社のモノづくりを「農耕民族的モノづくり」と私は呼んでいます。農業と共通点が多いからです。農耕民族の特徴は、まず安定していること。当社もいくつかの得意分野に立脚しています。いたずらに技術の蓄積や製造ノウハウのない土地に移ることはしていません。そして、時間をかけて育て、収穫を得ようとしています
『マルチョン名言集・格言集』
石原廣一郎
農家の仕事は単調で、しかも重労働である。収穫期には早朝から深夜まで働き通しだった。土を相手の仕事には人間関係の煩わしさはないし、手掛けた作物の成長を日々見るのは楽しいものである。肉体的な苦労はあったが、自然の中で豊かな気分を養うことができた
『マルチョン名言集・格言集』
関家一馬
昔は農業従事者のほぼ全員が畑に出て作業していました。それが今では実際に農業に従事する人の割合はどんどん減っています。農機具の開発など、農業の生産性向上を考える人が増えてきたためです。会社も営業担当者がただ売るだけでは、いつまでたっても効率は上がりません。自分の時間の半分、あるいは10人の中で5人がモノを効率的に売る仕組みを考える。そういう状態にしていきたいんです
『マルチョン名言集・格言集』
高島宏平
いま、生産者同士の横のつながりの強化に注力しています。農家は独立した経営を行っていることが多く、農業コミュニティーの中で、ノウハウの共有といった横の連携は希薄でした。そこで当社が仲立ちとなり、特に品質が優れている生産者のノウハウをほかの生産者に伝えるといった取り組みをしています
『マルチョン名言集・格言集』
柿沢安耶
人前に出ることは苦手ですが、農家の方々にいろいろ教わって、日本の農業の未来を心配するようになった私が、野菜の素晴らしさを伝えるため、少しでもできることがあるのなら、求められる限り、やってみたいと思います
『マルチョン名言集・格言集』
木村秋則
私は百姓だから、百姓として社会の役に立ちたいんです。具体的には環境問題です。最近の研究で、フロンガスより農業用資材の方がオゾン層を破壊していることがわかった。自分がやってきた自然栽培は、いまはまだ異端かもしれない。でもこれからの地球を考えたとき、これしかないんじゃないかと思います。だからそれをもっと広めて、みんなで知恵を出し合って、最終的にはすべての食に関わる第一次産業を公害のないものに変えたい。それが私の夢なんです
『マルチョン名言集・格言集』
正垣泰彦
世の中ってどんどん変わっていくんですよ。変化することが大事なんです。放射能の問題も変化するきっかけだと捉えています。農業はもちろん、畜産も漁業も絶対、これを機にいままでのやり方から進化すべきですよね
『マルチョン名言集・格言集』
島津貴久
侍どもの中で、番狩・普請やその他の役務の間の日には、ただぶらぶらしておらずに、主人・家の子・女までも、朝早くから農業にいそしんでほしい
『マルチョン名言集・格言集』
前川曜
農業では生産者の顔が見えるという価値が認められているが、プロダクトでも同様につくり手の顔が見えるものづくりをしたい
『マルチョン名言集・格言集』
包行均
「農機具にネーミングやデザインなんて関係あるかい」と思う人もいるだろうけど、それは現場を見てないだけ。皆さんが知らないだけで、今は農業に携わる方だって「隣の田んぼのおっさんとは違う、格好いい農機を使いたい」と思う時代になってる
『マルチョン名言集・格言集』
坂根正弘
私たちのやり方は、ハンター(狩人)よりファーマー(農業経営者)です。狩ったら終わりじゃなく、ファーマーはすぐに商売に結びつかないところにも地道に種をまいて育てるわけです
『マルチョン名言集・格言集』
安倍晋三
トヨタ自動車が「カイゼン」で生産ラインの工程を縮めていくように、農地も集約する必要があります。今後はさらに構造改革を進めます
『マルチョン名言集・格言集』
スティーブン・R・コヴィー
場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうか。春に種まきをせず、夏は遊びほうけて、秋になってから収穫を得ようと必死になって頑張る。そのようなことは到底不可能なことなのだ。蒔いたものしか刈り取ることはできない。そこに近道はないのである
『マルチョン名言集・格言集』
萩本博幸
成果を出そうと慌ててはいけない。工業は農業に似ている。土を耕し、種をまき、そして収穫がある。土は人材、種はアイデアだ
『マルチョン名言集・格言集』
有坪民雄
就農して食えるようになった人は半分という統計もあります。食っていけるという意味での成功率は、ほかの自営業に比べれば随分高いといえます。そもそも地域でできるものですから、その土地にしかない名産をつくれば、そう多くのライバルがいるわけではありません。経験がなくても、やり方次第で十分に農業を始めることはできます
『マルチョン名言集・格言集』
ジュームズ・フィニー・バクスター
何度学んでも悟らない人は、何度耕しても種をまかない人のようだ
『マルチョン名言集・格言集』
タゴール
耕す人が固い地面を耕している所、道を作る人が石を碑にしている所、そこに神はまします
『マルチョン名言集・格言集』
サミュエル・ウルマン
人生のどんなところでも、気をつけて耕せば、豊かな収穫をもたらすものが、手の届く範囲にたくさんある
『マルチョン名言集・格言集』
マハトマ・ガンジー
土を耕すのを忘れるということは、自分自身を忘れることだ
『マルチョン名言集・格言集』
岩崎弥太郎
百姓同然に畑耕しながら、鳥籠を売りながら、這い上がりたい、這い上がりたい、そう思いながら必死で本を読んだがじゃけんどのう、どんなに頑張っても、誰も助けてくれん、地べたに頭擦り付けて頼んでも、わしを江戸へやろう思う奴は誰もおらん
『マルチョン名言集・格言集』
ケマル・アタテュルク
トルコの本来の主人は、実に生産者である農民である。従って、すべての人よりも繁栄と幸福、富にふさわしい者は農民である。このために、トルコ大国民議会の経済政策はこの基本的目標を達成することを目的として追及する
『マルチョン名言集・格言集』
松平定信
私が行っても農民は手を休めてはならない
『マルチョン名言集・格言集』
ニーチェ
現存在の最大の生産性と最大の享楽とを、収穫するための秘密は、危機に生きるということである
『マルチョン名言集・格言集』
ジェームズ・アレン
好ましい環境と好ましからざる環境が、そこに住む個人の成長に貢献する。人は、自分を育んだ環境という果実の収穫人として、苦悩と喜びの双方から学ぶことが出来る
『マルチョン名言集・格言集』
種村季弘
ドイツ語の読む=レーヴェンと言う言葉は、本を読むことであると同時に、収穫物をえり分け摘み集める事と、自然の産物を拾い集めることを意味する
『マルチョン名言集・格言集』
リンドバーグ
心にだけは収穫期がない。愛の種は絶えず蒔き直さなければならないのだ
『マルチョン名言集・格言集』
スティーブン・R・コヴィー
「幸福」とは、最終的に欲しい果実を手に入れるために、今すぐ欲しい果実を犠牲にすることによって得られる収穫のことだ
『マルチョン名言集・格言集』
ハーフェズ
わたしが善良であろうと邪悪であろうと、おまえは自分の行いにのみ気を配れ。なぜなら、人はだれしも、結局は自分の種が生む実りだけを刈り入れるのだから
『マルチョン名言集・格言集』
モムゼン
剣を以て得た国土は再び剣を以て奪われるが、鍬を以て得たものは永遠である
『マルチョン名言集・格言集』
イ・ゴンヒ
ナマズを入れた田んぼのドジョウは、食べられまいと動き回る。危機意識は組織を活性化させる
『マルチョン名言集・格言集』
サキャ・パンディタ
努力なしには、いい畑にも作物は実らない
『マルチョン名言集・格言集』
オービッド
休みをとりなさい。休耕した畑は、立派な実りを与えてくれます
『マルチョン名言集・格言集』
永六輔
「自然保護」とか「地球環境」とかいうけど、百姓は昔からちゃんとやってきました
『マルチョン名言集・格言集』
永六輔
百姓は野菜や米を作っているんじゃなく、百姓は土を作っているんだ
『マルチョン名言集・格言集』
横井時敬
農民たる者は国民の模範的階級たるべきものと心得、武士道の相続性を以(も)って自ら任じ、自重の心掛け肝要のこと
『マルチョン名言集・格言集』
ケネー
農民貧しくて、王貧し
『マルチョン名言集・格言集』
サン・テグジュペリ
大地を耕す事を通じて農夫は少しずつ自然のあらゆる秘密を引き出す。その鍬によって掘り出した真実は普遍的です
『マルチョン名言集・格言集』
ジョセフ・マーフィー
農夫が作物を収穫するためには、まず種子を地面にまかなければなりません。彼は得るために、まず与えるわけです
『マルチョン名言集・格言集』
オマハ・ビー
農夫は種をまいているだけかもしれない。しかしよく考えれば、農夫は全世界を養っていることになる
『マルチョン名言集・格言集』
ベンジャミン・フランクリン
起(た)てる農夫は座せる紳士よりも尊い
『マルチョン名言集・格言集』
サン・テグジュペリ
僕にあっては飛行機は自分を創り上げる手段だ。農夫が鋤(すき)を用いて田畑を耕すように、僕は飛行機を用いて自分を耕すのだ
『マルチョン名言集・格言集』
ルター
この世を動かす力は希望である。やがて成長して果実が得られるという希望がなければ、農夫は畑に種をまかない。利益が得られるという希望がなければ、商人は商売に取りかからない
『マルチョン名言集・格言集』
オルテガ
歴史は農業と同じように、高い丘からではなく谷間から、つまり卓越した人間からではなく、平均的な社会水準から養分を摂取するのである
『マルチョン名言集・格言集』
横井時敬
稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け
『マルチョン名言集・格言集』
トルストイ
農業は人間にふさわしい職業の中の一つというわけではない。農業こそ万人にふさわしい、唯一の職業なのである
『マルチョン名言集・格言集』
永六輔
嫁が来ないのを農業のせいにするなよ。男として魅力が無いから、嫁が来ないんだよ
『マルチョン名言集・格言集』
明智光秀
仏の嘘をば方便といい、武士の嘘をば武略という。これをみれば、土地百姓は可愛いことなり
『マルチョン名言集・格言集』
七人の侍
勝ったのは俺たちではない。あの百姓たちが勝ったのだ。百姓たちは土とともにいつまでも生きるのだ
『マルチョン名言集・格言集』
三ノ宮文男
本当に、国家権力ていうものは恐ろしいな。生きようとする百姓の生をとりあげ、たたきつぶすのだからな
『マルチョン名言集・格言集』
エウリピデス
花人生は季節に刈られる収穫なり。出生には必ず死が続く
『マルチョン名言集・格言集』
カール・ヒルティ
川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる