アンドレ・モーロワに関する名言集・格言集
アンドレ・モーロワ
人は家族がいなければ、世界で一人寒さに震える
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
絵画が視覚を、音楽が聴覚を魅するように、料理は味覚を虜にする
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
最も深い革命は精神的なものである。精神的革命は人間を変革し、今度はその人間が世界を変革する
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
家庭は集団的エゴイズムである。単に愛情のみならず、防衛であり、外部に対する同盟であるようなエゴイズムに堕落する
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
学者とは、その観察と経験から、現象相互の一定の関係について、いろいろな仮定を引き出す人のことである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
仕事は退屈と悪事と貧乏とを遠ざける
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
あらゆる変化をこらした酒池肉林からも、生まれてくる感情上の生物は常に同一である。すなわち屈辱と下卑と陰鬱な感情である
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
意志も、人間が行動する瞬間からしか、なすすべを知らない。それは航行の場合でよく分かる通りである。動かないでいる船は操縦できない。一つの動きによって操縦可能な力が生じて、初めて舵もきくようになる
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
伝記は断じて小説化になってはならないが、つねに小説的であるべきだ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
夫婦間の会話は、外科手術のように慎重に取りかからなければなりません。ある種の夫婦は正直なあまり、健康な愛情にまで手術を施し、そのために死んでしまうようなことになるのです
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
幸福な結婚とは、婚約してから死ぬまで全く退屈しない長い会話のようなものである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
世渡りのためには、誰も武装しているし、またそれが必要なのだが、固く結ばれた夫婦の間では鎖で身を固めることを要しない
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
団体の仕事に従事する者や、ボスとなる人に仕える者は、虚栄心を持ってはいけない。
その人自身の意志が強すぎて、自分の計画がボスの計画とぶつかると、ボスの命令を自分の好む方法へ曲解しようとするからである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
人生にとって健康は目的ではない。病気は我々の欲望に、我々の不安に、はっきりした限界をもうけるのだから
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
女性の友情は、恋愛が僅かの役目を果たしていない社会では容易である
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
望みどおりの幸福を得られなかった過去を否定して、自分のために、それを変えていこうという希望こそ、蘇生した人間のもつ魅力なのである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
人間は恋愛においては、小さな忠実よりも大きな不謹慎の方が許しやすいものだ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
友情の価値である重厚な信頼は、恋情の場合では、自分の愛する者を失うまいとする絶え間ない危機感によって置換される
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
洒落っ気があるだけでは十分ではない。持ちすぎないようにするのが肝心だ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
恋愛というものは、振幅が大きくて、情熱の波に弄ばれます。友情は静かで安定した流れを辿ります
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
恋する男からみれば、プレゼントは自分の力を確実にする一つの手段である
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
人生は短い。たとえ、それを長いと思って過ごしている人たちにとっても
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
老いることは、忙しい者には身に付ける暇のない悪い習慣だ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
最初の教育の目的はとりわけ「学ぶすべを学ぶこと」であろう。生涯の残りは、応用しながらも学ぶことに過ごされるべきであろう
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
恋する男は、自分の愛する女性と一緒に見た国や光景に関して、並はずれた追憶を残している
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
何をおいても決して恐れてはいけない。あなたを退却させようとしている敵はまさにその瞬間、あなたを恐れている
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
経験が唯一教えてくれることは、経験は何も教えてくれないということだ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
物分りの良い夫は、決して腹を立てることがない。暴風雨の真っただ中にいる船乗りと同じように、こういう夫は帆綱をゆるめるのである。様子を見ている。いずれそのうちに凪が来るだろうと思う
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
欲情は二つの皮膚の偶然の接触から生まれる
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
老年は男女間の友情に最も適した年代である。というのは、彼らはその年代になると、男や女であることをやめてしまうからである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
忘却なくして幸福はあり得ない
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
仕事は退屈と悪事と貧乏とを遠ざける
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
統率者の命令は、明確で正確でなければならない。命令はすべて誤解されやすく、曖昧な命令は理解されない
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
小さな事にこだわるには、人生はあまりにも短すぎる
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
家庭とは、人がありのままの自分を、示すことができる場所である
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
生きる技術とは、一つの攻撃目標を選び、そこに全力を集中することである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
夫婦というものは、夫婦を構成する二人のうち、より低いほうの水準に合わせて暮らすものである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
レストランで食事を一緒にしている夫婦たちの様子を見たまえ。彼らが押し黙っている時間の長さが、夫婦生活の長さに比例しがちである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
幸福な結婚とは、婚約してから死ぬまで全く退屈しない長い会話のようなものである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
真に結ばれた夫婦にとっては、若さの喪失ももはや不幸ではない。ともに年老いることの楽しさが年老いることの辛さを忘れさせてくれる
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
幸福な結婚においては、恋愛の上にいつか美しい友情が接木されます。この友情は心と肉体と頭脳に同時に結びついているだけにいっそう堅固なのであります
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
本当に男らしい男とは、傍らに女がいる場合にだけ存在する
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
女は自分の色恋沙汰が世間の口に上らないことを望む。しかし自分が愛されているということをみんなに知られたいと望む
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
もっとも驚くべき記憶力は恋する女の記憶力である
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
結婚に成功する最も肝要な条件は、婚約時代に永遠のつながりを結びたいという意思が真剣であることだ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
初恋は、男の一生を左右する
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
全ての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
愛されていることの確信は、内気な人をも自然な状態にすることによって、その人に多くの魅力を与える
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
一つの眼差し、一度の握手、幾分、脈のありそうな返事などによってたちまち元気付くのが恋をしている男女なのだ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モーロワ
恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。愛の技術が介入するのはその後のことである