ジョージ・バーナード・ショー 名言

為すべきことは熱を与えることではなく、光を与えることなのだ

愛とは楽しく感じられる唯一の奴隷状態だ

デモクラシーというものは、腐敗した少数派の取り決めによる選挙に取って代わった、無能な多数者によるそれである

存在するものだけを見て「なぜそうなのか」と考える人もいるが、私は存在しないものを夢見て「なぜそうでないのか」と考える

よいことをするための力を持っていれば邪悪なことをする力も必ず持つことになる

女の自惚れを満足させてやるのが男の至上の歓びであるのに反し、女の至上の歓びは男の自惚れを傷つけることである

みじめな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて考える暇を持つことだ

何か信じた瞬間、それを肯定する議論がすべて見えるようになり、それを否定する議論は見えなくなる

嘘つきが受ける罰は人が信じてくれないというだけのことではなく、他の誰をも信じられなくなるということである

信仰を持つものが無神論者より幸せだという事実は、酔っ払いがしらふの人間より幸せだという事実と何も変わりはしない

好きなものを手に入れることが肝心だ。さもないと手にあるものを無理に好きにさせられるはめになる（自分が好むものは注意して手に入れろ。さもないと、手に入れたものを好むように強いられる）

人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだとする。私は環境など信じない

親であるということは一つの重要な職業だ。しかし、今だかつて、子供のために、この職業の適性検査が行われたことはない

私の冗談の言い方は、真実を語ることである。真実はこの世の中でいちばん面白い冗談である

常識は本能であり、それが十分にあるのが天才である

動物は私の友だ。そして私は友を食べたりはしない

学者とは、貴重な時間を勉強でつぶしてしまう怠け者のこと

神に祈る人間などほとんどいない。ただ物乞いをしているだけだ

人類同胞に対する最大の罪は、彼らを憎むことではなく、無関心であることだ。それこそ非人間性の本質である

正確に観察する能力は、それを有していない人間から皮肉と呼ばれる

人生には二つの悲劇がある。一つは願いが達せられないこと。もう一つはそれが達せられること

人が虎を殺そうとする場合はスポーツと呼ばれ、虎が人を殺そうとする場合は狂暴と呼ばれる

私のやり方は、言うべき正しいことを最大限の骨を折って探し出し、その後、最大限の軽率さで言ってのけることである

酒は人生という手術を耐えさせてくれる麻酔薬だ

自分で読まないような書物を子供に与えないこと、それをルールとせよ

もし人になにかを教えようとすれば、彼は何も学ばないだろう

ドンキホーテは読書によって紳士になった。そして読んだ内容を信じたために狂人となった

沈黙は軽蔑の最も優れた表現である

成功の秘訣は、多数に逆らうこと

食べ物に対する愛より誠実な愛はない

若いうちはすべてが許され、何も許そうとしない。歳を経るとすべてを許すようになり、何も許されなくなる

二十代の頃より10倍金持ちになったという六十代の人間を見つけることは簡単だ。だが、そのうちの誰もが10倍幸せになったとは言わないはずだ

何かがおかしい時は、真実が隠れてないか気をつけろ

時間が十分にあれば、すべてのことが遅かれ早かれ誰のもとにも起こりうる

一年に2、3回以上ものを考える人はほとんどいない。私が世界的な名声を確立したのは、一週間に1、2回ものを考えたからだ

できる者は実行する。できない者が教える

全ての偉大な真理は、最初は冒涜の言葉として出発する

人類から愛国心を叩き出さないかぎり、決して平穏な世界に住むことはできないだろう

初恋とは少しばかりの愚かさと、あり余る好奇心のことだ

愚か者でないならば、誠実であることは危険である

黄金律はないということが黄金律である

希望を抱かぬ者は、失望することもない

より多くのことを恥じているほど、より敬意に値する

愛国心とは、自分が生まれたという理由で、その国が他よりも優れているという思い込みのことである

自由とは責任を意味する。だから、たいていの人間は自由を恐れる

間違いを犯してばかりの人生は、何もしなかった人生よりも、あっぱれであるだけでなく、役に立つ

年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ

間違った知識には注意せよ。それは無知よりも危険である

若い頃、私は10回に9回は失敗することに気づいた。だから、10倍働いた

一つの欲望を持つと、一つの生きる理由を持つことが出来る

富を産まずに富を消費してはならないように、幸福を創り出さずに幸福を消費してはならない

私が世界的な名声を獲得できたのは、一週間に１、２回、ものを考える習慣を持っていたからだ

相手を黙らせたからといって、意見を変えさせたわけではない

話す言葉によって、その人の価値は決まる

国家と人類に対して、誰もができる最高の貢献とは、子どもを育てることである

人間を賢くし人間を偉大にするものは、過去の経験ではなく、未来に対する期待である。なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである

人間は何か信じた瞬間、それを否定する論理が一切聴こえなくなる

あまり他人の同情を求めると、軽蔑という景品がついてくる

いつも自分を磨いておけ。あなたは世界を見るための窓なのだ

貧乏に対する恐怖に人生を支配させてしまえば、その報酬として食べていくことができるだろう。しかし生きることはできなくなる