剣道に関する名言集・格言集
夏木六三四『六三四の剣』
うまくいえねえけどさ……。なんていうか…人間が生きたり死んだりするっていうようなこと…。
そんなことさ剣道やっててフッと感じてしまうことさあるんだ。父っちゃはそれがなぜなのかしっていたんだなあ…。だから剣道に命をかけることができたんだな
『マルチョン名言集・格言集』
乾俊一『六三四の剣』
にくまれるほど燃えてくるぜ。オレは武道の本質は殺し合いやと思ってる。人に好かれる必要なんてあらへん
『マルチョン名言集・格言集』
古沢兵衛『六三四の剣』
二刀流は天才武蔵にとっても、ついに完成し得なかった理想の剣じゃとわしは考えとる。そして真の二刀の道をめざすことは、地獄の業火に我が身を投じることじゃとな
『マルチョン名言集・格言集』
夏木六三四『六三四の剣』
一期一会、今のオレはこの一瞬さ二度ともどってこねえということさかみしめて、武の道さ進んでいきたいと思います
『マルチョン名言集・格言集』
東堂修羅『六三四の剣』
相手の動きを目でみてるんやない。心で見破っているんや。「先」の極意や!六三四くんは相手が動作をおこすより先に、心で相手の動作をとらえている
『マルチョン名言集・格言集』
夏木六三四『六三四の剣』
激流の中で足さばきさ練り、風に舞う葉を相手に連続技さくりだす。夜は…山の獣道さ全力で走り抜け、草かげで息さひそめる動物の気配さ感じとる…。これは全部オレの父っちゃ…夏木栄一郎がやった修行だ
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明(無外流『剣法秘訣』)
更に参ぜよ三十年
『マルチョン名言集・格言集』
作者不明(無刀流)
わが体をすべて敵にまかせ、敵の好む所に来るに随いて勝つ
『マルチョン名言集・格言集』
誉田哲也 著『武士道シックスティーン』より
武士道・・・・そう、言い換えてもいい。義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義、克己・・・・・集約すれば、世のためを思い、他人を敬い、精進を怠らない・・・・・そういう心得に行き当たる。最低、その三つを忘れなければ、人はどこでも、いつの時代でも生きていける。逆に、その一つでも欠いたら、そいつに生きる資格はない。社会に生きる人間とは、そうあるべきものだ。そして人間には、どんなに小さくても、群が必要なんだ
『マルチョン名言集・格言集』
和田平助
己に克たずして敵に勝たんとする人は、天の月を知らずして水中の影を見て誠の月かと思うが如し
『マルチョン名言集・格言集』
柳生但馬守宗矩
人に勝つ道は知らず、己に克つことを覚えたり
『マルチョン名言集・格言集』
平山行蔵
それ剣術とは、敵を殺伐することなり。その殺伐の念慮を驀直端的に敵心へ透徹するをもって、最要とすることぞ
『マルチョン名言集・格言集』
鍋島直茂
如何に知音を持つとも頼まずに、ただわが身一つと心得べし
『マルチョン名言集・格言集』
直心影流
直心をもち非行を断つ。剣は人を斬るものではなく、己の心の非を切る
『マルチョン名言集・格言集』
大道寺友山
内心に道を修し、外かたちに法をたもつ
『マルチョン名言集・格言集』
上杉謙信
運は天にあり、鎧は胸にあり
『マルチョン名言集・格言集』
松浦静山
何れを勝れ、何れを劣ると云ふべき所もなし。聖と聖との手合いならば、いつも相ぬけせよ
『マルチョン名言集・格言集』
島津斉彬
勇断なき人は事をなすことあたわず
『マルチョン名言集・格言集』
山本常朝
名人も人なり、われも人なり。いかで劣るべき
『マルチョン名言集・格言集』
島田虎之助
剣は心なり。心正しからざれば、剣また正しからず
『マルチョン名言集・格言集』
山田次郎吉
霊肉一致すれば劇薬も犯すことができぬ
『マルチョン名言集・格言集』
山岡鉄舟
無刀とは無心というが如し。無心とは心をとどめぬということなり
『マルチョン名言集・格言集』
快川国師
心頭を滅却すれば火もおのずから涼し
『マルチョン名言集・格言集』
島田虎之助
其れ剣は心なり。心正しからざれば、剣又正しからず。すべからく剣を学ばんと欲する者は、まず心より学べ
『マルチョン名言集・格言集』
東堂修羅『六三四の剣』
どうしたらそこまで強烈に、一筋に剣の道を追い求めることができるのか
『マルチョン名言集・格言集』
韮山練造『六三四の剣』
剣の構えは水鳥のごとくあれという。外からはあくまでも静かにみえながら、水面下ではめまぐるしく、足で水をかいて進む
『マルチョン名言集・格言集』
東堂修羅『六三四の剣』
ボクは父と同じような道を歩みはじめているんや…。剣道を追求するために…すべてを投げすててしまいたいような衝動にかられることがある
『マルチョン名言集・格言集』
誉田哲也 著『武士道シックスティーン』
まず敵と相対し、だがどこか一点を「見」てはならない。大きく周りの空気まで、相対的に感じとるように「観」る意識が肝要だ
『マルチョン名言集・格言集』
誉田哲也 著『武士道シックスティーン』より
剣道の攻撃は「気剣体」が一致したものでなければならない。充分な気勢、正確な打突、正しい姿勢、さらに反撃に備える隙のない残心。そのすべてが揃って、初めて一本と見なされる
『マルチョン名言集・格言集』
夏木六三四『六三四の剣』
再起不能と言われた腕で、あの古沢兵衛の二刀を修得しようとするのは……本気で…命もなにも捨てる覚悟でなければ耐えられねぇ
『マルチョン名言集・格言集』
東堂国彦『六三四の剣』
木刀の破壊力は真剣とさしてかわらん…。あたれば肉を裂き、骨を砕き、一撃で相手を殺すことさえできる。たとえ竹刀でもつねに真剣と思って戦えと教えてきた!受けとれ修羅!お前なら戦えるはずだ
『マルチョン名言集・格言集』
夏木六三四『六三四の剣』
耐えろ!心の奥にある恐怖心に打ち勝て
『マルチョン名言集・格言集』
潮選手『六三四の剣』
静かなやさしい目…まるでほほえんでいるような…信じられない。試合中だというのに…そんな目をしていられるなんて
『マルチョン名言集・格言集』
東堂国彦『六三四の剣』
型稽古ではないと言ったはずだぞ。なぜ面打ちを一瞬ためらったのだ…。お前の剣は甘い
『マルチョン名言集・格言集』
武者潔和『六三四の剣』
立派だよ…剣さ離れても、あんなふうに強く生きていかなきゃな!剣道やってた意味がねぇ
『マルチョン名言集・格言集』
夏木六三四『六三四の剣』
恐怖…それを一瞬でも感じた時…上段さ敗れる
『マルチョン名言集・格言集』
誉田哲也 著『武士道シックスティーン』
誰もいない道場の中央に座し、一人、黙想をする。何も思わない。何も見ない。何も感じない。ひたすら、この無人の道場の空気と溶け合うことにのみ、精神を集中させる。いや、それすらもしてはならない。ただ「無」になる。それは自らが「すべて」になることと同義でもある。〜略〜 明暗すらない虚無を、心の内に作り出す。何もない。この体の内にも、外にも。その境界すらも
『マルチョン名言集・格言集』
早苗の父『武士道シックスティーン』
好きなものにめぐり合えない人生の方が、もっと悲しいし、つらいよ。だから、お前は好きなものに出会えたことを、もっと喜ばなくちゃ。何かを好きになる、夢中になる、そういう気持ちが自分の中にあることを、もっと幸せに思わなくちゃ
『マルチョン名言集・格言集』
岩堀『バンブーブレード』
本当はもっと強ェんだよ!!もっと速ェんだよ!!ちくしょオ!! もっともっと凄ェんだよ、俺は!!知ってんだろ!!? 思ったように竹刀が…竹刀が動いてくえねェんだよ!! 脚が!! 腕が!! 本気でやれば強ェのに!! 動いてくれねェんだよ!! ちくしょオ…腕が…竹刀が…もう…上がらねェよ
『マルチョン名言集・格言集』
石田虎侍(コジロー)
若いうちから手を抜くことなんて覚えるんじゃない。まだガキなんだから、後先考えず全力でやってりゃいいんだよ。今、楽ばっかしてると、大人になってから本気の出し方忘れちまう
『マルチョン名言集・格言集』
遠藤勝雄
朝空を見れば 雨が降るかわかるでしょう? 私はそういう兆しを感じたら 傘持って出かけますよ。 剣道も同じで あー打ってくるなっていう兆しを感じて 相手を動かして打つんですよ
『マルチョン名言集・格言集』
夏木栄一郎『六三四の剣』
警官失格かもしれん…だが武道家の誇りは守りたい!剣道には自分の生き方そのもの、心そのものがあらわれると思うからだ
『マルチョン名言集・格言集』
夏木佳代『六三四の剣』
ただ…不思議よね…対戦する人の目をみつめてると、相手の心の動きが手にとるようにわかるの
『マルチョン名言集・格言集』
野間清治
文章を練習するには三多の法というのがある。多く作ること、多く読むこと、多く直すこと。また、文章の上手というものの中には、明晰、雄壮、流麗の三要素が包合される。 この筆法で言えば剣道を練習するには、多く見ること、多く稽古すること、多く工夫することであろう
『マルチョン名言集・格言集』
プレジデント範士
一歩ずつ、確実に
『マルチョン名言集・格言集』
中西康
剣道は上に教わり、下に学ぶ
『マルチョン名言集・格言集』
栄花直輝
打って反省。 打たれて感謝
『マルチョン名言集・格言集』
朝倉佳代『六三四の剣』
燃えていた。剣道だけではあきたらない!生きる目的を求めて、わたしの心に闘いの炎が燃えていた
『マルチョン名言集・格言集』
夏木栄一郎『六三四の剣』
キミだけではない。オレはデモの学生を警棒でなぐることはできん!オレがあこがれ追い求めている剣の道さよごしたくないんだ
『マルチョン名言集・格言集』
佐々木陽信
私は、剣道の上達のために非常に現実的な目標を置いた。自分より一枚だけ腕の上のものと稽古をするということだ。二枚、三枚上手の者はあえて目標にしなかった
『マルチョン名言集・格言集』
色即是空
敵と相対し、われから色を見せ、好餌を示して誘うと、引懸ってくる敵であるならこれを引懸け、わが思う壷にはめて、搦めとる。また脅やかす色を見せると、恐れて逃げる敵なら、その動いて退く所を打ち取る
『マルチョン名言集・格言集』
島田虎之助
剣は心なり、心正しからざれば剣また正しからず。剣を学ばんと欲すれば、先ず心より学ぶべし
『マルチョン名言集・格言集』
大山倍達
武の道においては点を起とし、円を終とす。線はこれに付随するものなり
『マルチョン名言集・格言集』
千葉周作
理より入るものは上達早く、業より入るものは上達遅し
『マルチョン名言集・格言集』
高野佐三郎
上手は近きを知りて遠きに苦しむ。下手は遠きを知りて近きを知らず
『マルチョン名言集・格言集』
橋本統陽
敵より遠く我より近く
『マルチョン名言集・格言集』
関口柔心
わが武術に秘伝などない。ヘソを食い抜いても勝てばよい
『マルチョン名言集・格言集』
嘉納治五郎
「人に勝つには相手の技をしのぐだけ、自分の技を磨けばよい。自分の心に生じる欲望に打ち克つのは、敵に勝つよりむずかしい」人生には何よりも『なァに、くそ』という精神が必要だ
『マルチョン名言集・格言集』
伊藤一刀斎
敵の攻撃の虚をみずからの実で制す
『マルチョン名言集・格言集』
安建正寛
妙とは達人のうえにあることにて、理外のことなり