倉本聰に関する名言集・格言集
倉本聰
こんなふうに世の中の人が無責任に何でもかんでも言う世界は、これが自由な世の中だとしたら、自由の履き違えもいいところ
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
今はテレビもストーリーを追うものばかりになっていますが、僕は人間を見たいから、人間から入る
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
現代社会は"生きること"の原点を支える要素や精神の立ち位置を隠し、目先の経済効率のみが重んじられているようです。そして、強大な力を持ってしまったお金の有無やその量で、社会活動が判断されるようになってしまったように感じます
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
人間が生きていくために必要なのは「酸素」、「水」、そして「食べ物」です。これをしっかり自力で確保することは自身の責任として果たすべきことではないでしょうか?
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
僕たちは今、お金のもたらす影響力とその意味を根本から考えるタイミングに来ているように感じています
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
(自然塾について)僕たちが生きていくために必要なものを整理し、それについてまず平明な言葉で語る。その上で、地球で起こっていることを自分で感じ、理解してもらう。そして、その先に起こることについては自分で考え、行動を起こして欲しいと願って考えたコンセプトなんです
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
僕たちが真の意味で世界と向き合うには"心にストンと落ちる"、五感で納得できる方法をとらないとダメなんじゃないでしょうか。心に響かない限り、結局のところ本当のコトは見えてこないと僕は思うんです
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
僕はワープロもパソコンも出来ません。新聞もとってはいません。でもそれを恥ずかしいとは思わないし、時代に遅れてしまうという恐怖も持っていません
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
物事の全体を俯瞰する視界を持ち、目の前の状況を自分にしっかり引き寄せて、"私ごと"として考える姿勢から始めてはどうだろうかと思います
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
物事の本質を見極める上で最も重要な、ゼロからスタートするという基本姿勢が欠落してしまっているように僕には見えるんです
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
時代と共に流動し、変動する"常識"のレベル、いわゆるその時点の既成事実から議論が始まり、その背後にある因果関係や根本的な話などが一切飛ばして語られることが多過ぎるように感じています
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
最近は物事を論じる際、その原点から考えるという基本的な姿勢があまりにも軽視されているように感じます
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
報道でも政治でもなく、エンターテインメントにしか作り出せない「感動」があると思っている。僕の活動が止まるのは、まだまだ先でしょうね
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
何だかわからないけれど体中の内臓が連動して、自分の意図に反して鳥肌が立つとか、ワクワクするというのが感動なんだから
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
僕は自分のところの役者にも、常々言っているんですよ。本当の感動っていうのは、「子宮で泣かして、睾丸で笑わせることだ」と
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
現実の世界も、暗闇の底には希望がある、そうであってほしいですね
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
作家として、いまの自分がすべきことは「ふるさと」をテーマに作品を作ることなのだと。それは自然に降りてきた発想でした
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
便利さを求め続けたことの代償は計り知れないほど大きい
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
日本人は便利であることが豊かさであると捉えています。しかし「豊か」を辞書で引くと「リッチであること」のあとに「且つ幸せであること」と続く。ならば、便利なことが私達に幸せをもたらしたかというと、それは違うでしょう。そういう思いを、作品を通じて伝えたかったのです
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
電化製品にどっぷりと浸っている子供達が、電気も水道もない生活の中に放り出されたら、何をどう感じ、どう動くのか?それを描いてみたいと思った。それが『北の国から』の原点でした
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
笠(智衆)さんは、仕事を依頼すると「これが最後です」と宣言され、いつも素晴らしい演技をなさった。後がないと思えば、人は命がけで仕事ができるんですよ
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
あといくつ、僕は作品を残すことができるのか。この歳になると、毎回、これが最後の作品だという気持ちで挑んでいます
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
50代後半の頃に、70まで生きられるとして、晩飯をあと何回食べられるか?と数えてみたことがあるんです。確か4000回くらいだったと思います。あと4000回しか晩飯が食えないと分かった瞬間、一食一食を大事にするようになりました
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
残りの人生で何ができるかを、常に考えています
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
今の日本に人々の心を揺さぶることのできる政治家がいないのは、国民と同じ目線で物事を捉えていないからですよ
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
3・11後の日本は、ますます奇妙な国になってしまった、と感じています
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
日本という国は、「ブレーキとバックギアのついていないスーパーカー」だと思っています
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
あらゆることの需要を仕分けていくと、そこには必然的に人間の生活はどこまで縮小できるのかという問いが生まれるわけですが、そうした視点があっても良かったのではないか
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
貧しさのなかに幸せがあった
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
森の時計はゆっくり時を刻む
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
彼(高倉健)は、やくざ映画のころから、その人が白を黒だっていったら、黒だっていうくらい、その人が頭が上がらない、自分のリスペクトする人間が必ずいるっていうことがシナリオに書かれている。健さんの映画を書くときは、すごくそれを意識した
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
(石原)裕次郎さんも勝新(太郎さん)もスターというのは作られる役が誰も恐れないヒーローなんです
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
スターというのは神秘なもので、「こいつが離婚した」とかいうのは、役者としてやること、一つの役をつくるのと無関係。そういうものに役者として左右されたくない
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
テレビがどんどん僕から離れます
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
さよなら、大滝さん。あっちで天国の人々の衣装をいくら気に入っても、追いはぎなさらないように
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
大滝(秀治)さん。40年に及ぶあなたとの付き合いは、さまざまなことを僕に学ばせてくれました。あなたのおかげで、いま僕はいます
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
僕はね、前年比という言葉が分からないんです。みんな前年より伸びないとダメと言うけど、前年と同じでいいじゃない。今の日本の「前年比感覚」は、自然と矛盾している気がするんですよ。前年比一辺倒から離れること。そこに本当の豊かさがあるはず
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
「豊か」という言葉を辞書で引くと「リッチにして幸せなこと」とある。幸せというのは今に満ち足りていることです。日本は、リッチではあるけど幸せがなくなっちゃった
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
自然界に右肩上がりのものはないんです。それなのに世の中の人たちは、もっと良くしろと年がら年中言っている
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
人は他人から与えられることはうれしい。だが、与えることはもっとうれしい。いや、人に与えること、人の役に立っているという意識こそが、そもそも人間の生き甲斐なのではあるまいか。考えてみると自分の生き甲斐も、結局そこに尽きる気がする
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
『前例がない』ことをやるからこそ『新しい挑戦』になる
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
僕の場合は、最初に自分がやりたいことを箱にしまって鍵をかけて封印しちゃおうと決めたんです。自分がまずシナリオ技術者として、どんな注文にも応じられる能力を身につけようと。そういう職人になったときに初めて鍵を開けて“自分の初心”を取り出そうというふうに思ってたんですね
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
脚本を書くことの最終目的は、金を得ることではなく、人様の心を洗うことである
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
幸せとは、どのような状況にあろうと、いまが満ち足りていると感じられること
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
泣いたり笑ったり、感動を共有できるのは人間だけだと思う
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
問うべきは、「自分は何のために、何を目的にして生きていくのか」をはっきりさせることです。僕は、人を感動させたかった
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
何か人より優れたものを持ちたいと思ったら、やっぱりどこかで無理しないといけないと思います。かなりの無理をしたから、他の人よりも少し前に進めたんだと思うんです
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
物を作る人間には、ふっと神様が降りてきてくれる瞬間があるような気がします。でも、その前に技術は磨いておかないといけません。ひらめいたときに、それを具体化する能力を、技術として持っていないといけない
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
根底で考えろ。演じることも書くことも、生きることも、すべて常識で考えるな
『マルチョン名言集・格言集』
倉本聰
僕は「そうは言っても」「前例がない」という言葉が大嫌い。そんなことを言っていたら、世の中も自分自身もチェンジすることなんてできません