新渡戸稲造に関する名言集・格言集

nitobe

新渡戸稲造(にとべ いなぞう)
生年月日:1862年9月1日(文久2年8月8日)
出身:現・岩手県盛岡市
日本の教育者・思想家
死去:1933年(昭和8年)10月15日)

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※個人名での名言は発言者を変更させていただいております。

新渡戸稲造

僕は幼年時代より人に逢ふときは、一見してその欠点を発見した。この性質があつたから、大概の人を見ては癪(しゃく)に障り、従つて不愉快を感じた

+14
『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

「教育とは学校で習つたことを悉(ことごと)く忘れた、その後に残つてゐるものをいふのだ」これは実に穿(うが)つた言葉である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

大学の教育となつて来ると単純なる良民といふことだけでなく、良民のリーダースを造るのである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

過酷な気候との不断の闘いはそのまま、北国に住む人びとの社会的・個人的発展を困難にさせる大きな要因である。北国の人びとに愛想のよさや市民生活を送るうえでの楽しみは欠けているとしても、彼らは不屈の精神と自立の精神において、南国の兄弟に優(まさ)っている

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

大学に入つて何の職業に就(つ)いて、何ほどの月給をもらふかなどといふことは、抑々(そもそも)末のことで、もつと大きなところへ到達しなければならない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

どれほど自負心があっても、私は自分を良い少年だったとも、賢い少年だったとも主張できない。私は元気いっぱいですばしっこく、口達者。どちらかといえば、甘口のアンファン・テリブル(恐るべき子供)であった

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

ちょっとした誇りと羞恥の心が入り交じった気分のまま告白する。私は少年のときから、「好き嫌い」を超越しようとつとめてきた

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

吾々は日本に生まれた以上、日本人の皮を着替えるわけにはゆかない。私など、生国を去って勉学に出たのは八歳の時であったが、六十余歳の今日なお東北弁が抜けない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

昔は士(さむらい)といふと、一種の階級であつた。今はさうではない。社会的の階級でなく、頭の階級である。相当な教育を受けたものは、みな士となるものである。学士などは即(すなわ)ち士だ。士格のものである。士は所謂(いわゆる)指導者である。英語でいふリーダーである

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『マルチョン名言集・格言集』
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新渡戸稲造

教育者が注意すべきは、活ける社会に立ち万国に共通し得べく厳正にして自国自己及び自己の思想に恥じず、実際の人生に接して進み、世界人類に貢献する底の人物を造ることに在るなり

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

国民倫理体系は忠君愛国を強制したが、これまでその目標に達したことはなかった。こんな体系は狭い基礎に立てられているから、人間の魂には狭すぎる。もちろん失敗するにきまっている。その名に直する宗教は、全人を認めなければならぬ。そして国家は、人間の全体を包括しはしない。人間は国家より大きい。人間は自分の内に、この世の国や、国家の一切の主張を超越するものを待っている。人間の無限の魂を、国家の限られた枠組の中に閉じ込めることはできない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

日本の神話の神々は、ほんとうに人間的であり(ドイツ語でいう「自然人(ナトゥアメンシェン)」であろう)、いつもいつも最敬礼に値するというわけではない。その一方で、この神々は、その卓越した道徳性によってほとんど至尊の域にまで達することがある。その高みを、われわれは謹んで随神(かんながら)とよぶ

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

例へば、宗教家が神は存在するといふ。これは事実とはいへない。けれども真理である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

青春時代に描いた夢や理想とは、かけはなれた生活をしながらも、自分を磨こうという気持ちすら忘れ、そのぬるま湯の心地よさにいつしか慣れて、満足に本も読まず、堕落した生活を送るようになっていくのである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

あなたが裸になって私を侮辱しても、それが私にとって何だというのか

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

正直は最善の政策なり

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

武士の約束に証文はいらない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

名誉と名声が得られるのであれば、サムライにとって生命は安いものだ

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

進む勇気と退く勇気があってこそ真実の勇気

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

教育の多くは、あるきまり文句を教えられたとおりに機械的にくりかえすことであって、その意味については、若い魂は何一つ解っていないのである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

富の道が名誉の道ではない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

人を泥棒と呼べば、彼は盗むであろう

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

武士道は、日本の象徴である桜花とおなじように、日本の国土に咲く固有の華である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

平静さは静止の状態での勇気である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

人間というものは社交的な動物であるから、相手を考えなければいけない。しいて人に不快感を与えるような服装までする必要はなかろう

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

王は国家の第一の召使いである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

若い人たちは、自分たちは絶対年を取らないとでも思っているのだろうか。人生のうち、青春として知られる時期ほど短いものはない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

父母は天地のごとく、師君は日月のごとし

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

もっとも勇気ある者はもっとも心優しい者であり、愛ある者は勇敢である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

正直は徳の中でももっとも若い徳である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

私を生んだのは親である。私を人たらしめるのは教師である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

妻は夫のために自分を捨て、夫は主君のために自分を捨てる。そして主君は天の命に従う奉仕者であった

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

戦雲が地平線に重くたれ込めようとも、平和の天使の翼がこれらを吹き払ってくれることを信じよう

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

日本人から何度いはれても、わからなかつたことが、外国人から教はつて、すぐ覚える。これは何とも不思議でならない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

義に過ぎれば固くなる。仁に過ぎれば弱くなる

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

事が起きたら最悪の事態を想定すればいい

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

近代的な教育制度といっても臆病者を英雄にすることはできない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

心が籠もっていなければ礼とは呼べない

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

日本人の表皮を剥げばサムライが現れる

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

もっとも悲しむべきことは、名誉にも打算がつきまとったことである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

自殺願望者は、世界中に恐るべき速さで増加しており、苦痛もなく手間のかからない自殺の方法がはやるのではないか

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

剣は天国の鍵でもあれば、地獄の鍵でもある

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

人間の伸々するのは、頭で伸びるのではない。肚で伸びるのである。この肚に温か味があつて、始めて人間が伸びる

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

死を軽蔑するのは勇敢な行為である。だが生きることが死ぬことよりつらい場合、まことの勇気はあえて生きることである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

切腹をやり遂げるには、極限までの冷静さが必要だった

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

知的好奇心は日本民族の特徴で、この点では私も完全に日本人であった

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

バックボーンたる精神を捨てれば、それに代わるものとして登場するのは、目に見える物質主義となるのは必然である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

急がば回れだ。休むなかれ、急ぐなかれ

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

武士の教育において守るべき第一の点は品性を建つるにあり

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

籠城主義もいいが、それは手段であって目的ではない。寄宿舎の窓を開いてもっと世の中に接し、社会的観念を養成して実社会に活動できる素地をつくれ

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

嫌いな人に会ったとき、私はわき上がる感情を抑えようと一生懸命になったし、人を好きになったときは、その気持ちを押し殺すよう全力を傾けた

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

数世紀の試練を乗り越えた書物のなかに我々は、困窮における富、悲しみにおける歓喜、そして孤独における絆を見いだすのである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

真の勇気とは、猪突猛進ではなく、しっかりと立ち上がり周囲を見回して、いま成すべきことを見つけ出すことができるかである

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

あの黒雲の後ろには太陽が輝いている

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

武士道の究極の理想は平和である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

何事であれ、もし何かをしようとすれば、それを為すための最善の方法とは、もっとも無駄がなく、もっとも優美なやり方になるであろう

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

いかに苦しいことがあっても、ヤケになるのは短慮の極みである。逆境にある人は常に「もう少しだ」と言って進むといい。やがて必ず前途に光がさしてくる

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

勇気がある人というのは、心の落着きが姿にあらわれているものです

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

武士道は知識を重んじるものではない。重んずるものは行動である

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『マルチョン名言集・格言集』

新渡戸稲造

世の中には、譲っても差し支えないことが多い

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『マルチョン名言集・格言集』

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