立川談志の名言集・格言集
立川談志
(弟子全員に入門前に語っていた言葉)修業とは矛盾に耐えることだ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
馬鹿とは状況判断のできない奴のことをいう
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
煙草をやめるなんてのは、意志の弱い奴がすることです
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
(学問とは何かについて)貧乏人の暇つぶし
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
(がんを公表した「ひとり会」の高座での言葉)おれが死んだら、喜ぶやつがいっぱいいる
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
人間は自分を安心させるためにいろんなところに帰属するし、他人を見る時どこかに帰属させることで安心します
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
死とは個の消えることへの恐怖
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
なにしろ老いの初心者だから
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
小言というのは、己の『不快感の瞬間的発散』であって、『教育』とは違う
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
快適さを精神において追求するのが文化で、物質に頼って求めるのが文明である
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
努力して良くなるなら、世の中みんな良くなってるはずですよ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
落語は人間の小ささを大切にする。始末の悪さ、愚かさをそのまま語る。こういう人間の業(ごう)を肯定してしまうところに、落語の物凄さがある
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
何もわからないんだから。3年先輩の横山ノックのとこに相談に行った。『夜も寝ないで勉強した』と言ってたね。(ノック氏は)勉強したことはしたけど、わかったか、わかってなかったは知らないよ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
上品=欲望にたいして動作がスローモーな奴
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
人間関係は良い誤解か、悪い誤解
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
落語は忠臣蔵の(討入りした)四十七士じゃなく、逃げちゃった残りの赤穂藩士二百五十三人が、どう生きるかを描くもんだ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
賢い奴は何も言わなくても解ってる。馬鹿は言っても解らない
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
己に自信の無い奴が常識に従う
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
天狗になるくらいでなきゃあ駄目じゃないかと思ったね。青臭いかもしれないけど、天狗になってるときの芸は威勢がいいんですよ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
鳥もちとへ理屈は、どこにでもひっつく
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
イイ奴とは自分に都合のいい奴である
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
(1971年、参院選で最後の議席で初当選した時の言葉)勝負はこうでなくちゃ面白くねえ。長かったなあ。さあこい、これからが男のスタートだ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
文化レベルの低い所ほどこういう立派な会館建てるんだよな
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
よく「芸を盗む」とかいうが、あれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要だ。時間がかかるんだ。教える方に論理力がないから、そういういいかげんなことを言うんだ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
酒は人間を悪くするものではなく、人間がいかにダメなものかを教えてくれるものである
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
勝手に生きよう
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
人間という不完全な生物が生まれ、知恵を持っていたから火をおこし、雨風を防ぎ、絶滅せずにきた。そのうち好奇心が芽生え、いい好奇心を文明と呼び、悪い好奇心を犯罪と呼んだ。いいも悪いもそれが人間の業じゃねえか、しょうがねえじゃないと肯定してくれる非常識な空間が悪所といわれる寄席であった
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
「怒りとは共同価値観の崩壊」 怒りは、相手の寛容さに対する誤認
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
癌は未練の整理にいい
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
このまま行くと落語が能や狂言と同じ道を辿るのは確かなようである
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
幸運な人生の人には敗者、弱者の心情はわからない
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
考え抜いてやることを悪知というんだ...そして感じたものをそのまま実行するのを英知という
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
死刑廃止論者から殺せ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
がんはそんなばかなやつじゃないと思うんだけどな。俺が死ねば自分たち(がん細胞)も死んじゃうんだから
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
いろんなことをやっているのはすべて寄席に客を呼ぶためだ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
馬鹿はとなりの火事より怖い
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
冒険家、危険にたいして判断がにぶい奴
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
尊敬されて、仕事があって、発想も、状況を把握できる頭脳もまだある。それを幸せと言わずして何というか
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
(ー99年、居眠り客に怒り談志氏が落語を中断、主催者に退場させられた客が訴えた損害賠償請求が棄却された時の言葉)居眠りだけでなく、その前に雑談などもあって切れた。客と芸人の空間を理解してくれた裁判官に敬意を表したい
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
努力とは、馬鹿に与えた夢である
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
家に帰って立川談志という人に叱られたと親に言え!でも、まあ、てめえみたいなバカの親だから知らねえかもな
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿という
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
夫婦はエゴイズムのバランスが取れてれば最良
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
落語とは人間の業の肯定
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
俺は馬鹿に嫌われるのが得意だ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
「執着」「執念」というのが、「好きの虫」のすんでるところです
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
(高座50周年の記念パーティーでの言葉)成り行きで来ちゃった。あっという間だったけど、感慨があるかと問われれば、ないっ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
努力して良くなるなら、世の中みんな良くなってるはずですよ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
就職なんて心配するな。落語家になってしまえ
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
学問の量にしがみつくな
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
何の職業でもいいのだけれど、そうなれる資格、レベルに自分をもっていく道筋がどうもあやふや。好きなことをやり、それで食えるようになりたい、だからそこに向かって賢明になるはずが、現代はアルバイトで食えてしまう。それは楽なごまかしになっていくのではないだろうか
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
法律はお互いの信頼関係における裏切り
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
幸福の基準を持て
『マルチョン名言集・格言集』
立川談志
己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げ行為、これを嫉妬というんです。一緒になって同意してくれる仲間がいればさらに自分は安定する。本来なら相手に学び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。だがそんなことで状況は何も変わらない