二宮尊徳に関する名言集・格言集
二宮尊徳
奪うに益なく譲るに益あり
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
昔から方位で禍福を考えたり、月日で吉凶を説いたりすることがあって、世間ではこれを信じているが、この道理はあり得ない。禍福吉凶というものは、人それぞれの心と行ないとが招くところに来る
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
速成を欲するのは、人情の常である。けれども成功、不成功には時期があり、小さい事柄でも、おいそれとは決まらない。まして大業ならばなおさらのことだ
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
桃栗三年、柿八年というように、因果にも応報にも遅速があることを忘れてはならない
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
貧者は天分の実力をわきまえず、みだりに富者をうらやみ、その真似をしようとする
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
富をみて直ちに富を得んと欲する者は、盗賊鳥獣に等しい。人はすべからく勤労して、しかる後に富を得る
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
昔蒔く、木の実大木(おおき)となりにけり、いま蒔く木の実、後の大木ぞ
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
楽しみを見て直ちに楽しみを得んと欲するものは、盗賊鳥獣に等しい。人は勤労して後に楽しみを得る
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
およそ人と生まれ出た以上は、死ぬのは必定だ。長生きといっても取るに足らぬほどの相違で、たとえばロウソクに大中小とあるようなものだ。人と生まれ出た以上は必ず死ぬものと覚悟してしまえば、一日生きれば一日の儲け、一年生きれば一生の得だ
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
貧者は昨日のために今日つとめ、昨年のために今年つとめる。それゆえ終身苦しんでも、そのかいがない。富者は明日のために今日つとめ、来年のために今年つとめるから、安楽自在ですることなすことみな成就する
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
世の中は、知恵があっても学があっても、至誠と実行がなければ、事は成らない
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
可愛くば 5つ数えて 3つ褒め 2つ叱って 良き人となせ
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
人々にはそれぞれ長所もあり、短所があるのは仕方がない。相手の長じているところを友として劣っているところは友としてはいけない。人の短所を捨て、長所を友とするのだ
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
キュウリを植えればキュウリと別のものが収穫できると思うな。人は自分の植えたものを収穫するのである
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
誠実にして、はじめて禍(わざわい)を福に変えることができる。術策は役に立たない
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
人道は一日怠れば、たちまちすたれる
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
道徳を忘れた経済は罪悪である。経済を忘れた道徳は寝言である
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
貧となり富となる。偶然にあらず、富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。節約なる処と勉強する所に集まるなり
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
貧富の違いは、分度を守るか失うかによる
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
すべての商売は、売りて喜び、買いて喜ぶようにすべし。売りて喜び買いて喜ばざるは道にあらず。貸借の道も、また貸して喜び、借りて喜ばざるは道にあらず
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
善悪と言っても、天が決めたものではなく結局、人間にとって便利かどうかだけの話である
『マルチョン名言集・格言集』
二宮尊徳
大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。大事を成さんと欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。それ小を積めば大となる