勝海舟の名言集・格言集
勝海舟
功名をなそうという者には、とても功名はできない。戦いに勝とうという者には、とても勝ち戦はできない。何ごとをするにも、無我の境に入らなければいけないよ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
人間の精根には限りがあるから、あまり多く読書や学問に力を用いると、いきおい実務の方にはうとくなるはずだ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
世に処するには、どんな難事に出会っても臆病ではいけない。「さあ、なにほどでも来い。おれの身体がねじれるならばねじってみろ」という料簡で事をさばいてゆくときは、難時が到来すればするほどおもしろ味がついてきて、物事は造作もなく落着してしまうものだ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
やるだけのことはやって、後のことは心の中で、そっと心配しておれば良いではないか。どうせなるようにしかならないよ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
俺など本来、人(生まれ)が悪いから、ちゃんと世間の相場を踏んでいる。上がった相場はいつか下がるときがあるし、下がった相場もいつか上がるときがあるものさ。その間、十年焦らずじっとかがんでいれば、道は必ず開ける
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。相撲取りを見てもただちにわかる
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
急いでも仕方がない。寝ころんで待つのが第一だ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
生死を度外視する決心が固まれば、目前の勢いをとらえることができる。難局に必要なことはこの決心だけだ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
自分の価値は自分で決めることさ。辛くて貧乏でも自分で自分を殺すことだけはしちゃいけねぇよ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
世の中に無神経ほど強いものはない
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
人の一生には、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。そんなときには何もやらぬのが一番いい。ところが小心者に限って何かをやらかして失敗する
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
その人がどれだけの人かは、人生に日が当たってない時にどのように過ごしているかで図れる。日が当たっている時は、何をやってもうまくいく
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
人には余裕というものが無くては、とても大事はできないよ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
事を成し遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
外国へ行く者が、よく事情を知らぬから知らぬからと言うが、知って行こうというのが良くない。何も用意しないでフイと行って、不用意に見て来なければならぬ
『マルチョン名言集・格言集』
勝海舟
何でも大胆にかからねばならぬ。難しかろうが、易しかろうが、そんな事は考えずに、いわゆる無我の境に入って断行するに限る