浅利慶太に関する名言集・格言集
浅利慶太
新劇では食えないですし、僕たちは国から援助をもらっていない
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
彼はもう燃え尽きてしまったのかもしれませんね
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
退団したいなら、引き止めるつもりはありません
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
石丸君は僕らより若いが、同じ考えを持った仲間と信じていました。残念です
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
今の俳優さんはまず自分のことを考えます。日下(武史)君や僕の世代は、まず劇団のことを第一に考えてきました
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
劇団の中でひとつの役割を担ってくれるとは思います。しかし若手の台頭も著しい。だからいなくて困るということはありません
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
四季を受験する際、先ほど申し上げたような(四季出身者のいる受験学校など)中途半端な教育をする大学や専門学校の出身であるという経歴は『書類選考でチェックされるので、かえってマイナス』になります。まっさらな素質のまま、『直接』四季に学んでいただくのが一番良いのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
四季の中では常に競争があります。その厳しい競争の中から次を担う、本物の役者が育ってくるのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
彼らの後を追う新しい世代の中から新しい才能を発掘し、養成すればいいのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
舞台の成果を本当に愛している俳優は、甘言に惑わされることはありません
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
『去る者は追わず』です。テレビや他の興業団体からこれまで何人も引き抜かれてきましたが、彼らは外では立派な仕事はあまりしていません
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
演劇の感動は『八割が戯曲の文学的要素』から生まれます。『俳優や演出などの魅力は残り二割』にしか過ぎません
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
新劇運動に参加した俳優のほとんどが、台詞の裏にある『感情』を表現することを『演技』だと思い込んでしまった。 これは実は『演劇の本質』から、かけ離れています
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
『観客を楽しませるより文化を紹介する』 これは時代全体の風潮でもあるので、演劇人にとっても重要な目的だった、のではないでしょうか
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
演技を『感情』と考える傾向は、日本演劇界の『宿痾』みたいなもので、問題の出発点を見定めるには、少々、時を遡る必要があります
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
『台詞に書かれたメッセージを正確に観客に伝える』という『最も大切な仕事』が疎かになる。これが重なれば舞台の完成度は大きく損なわれてしまいます
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
少し気を緩めると『感情過多』に傾き、『言葉のイメージを大切にする』という舞台づくりの基本が守られなくなってしまいます
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
作家の書いたドラマは『正しく表現』されません。四季の俳優教育や稽古の演出作業は、これを厳しく矯正しますが、徹底するのはなかなか大変です
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
俳優は一つ間違えると『そこには、気持=感情が書かれているのだ、と思い込んでしまいます』こうなると、表現は感情過多に陥り、言葉は『明晰さ』を失います。所謂、パセティックな『キモチ芝居』に傾く危険が生まれるのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
台詞の裏にあるのは、作家のイメージ、時にイデエです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
『台詞を話す』という行為は、演劇の表現の骨格なので、その良し悪しは舞台効果に大きな影響を与えます。だから『難しい』のです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
彼らにとって最も大切なことは『台詞を正しく語る』という事ですが、これは大変な仕事なんです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
演劇にとっては『俳優』という存在が大変重要なものである事はどなたにもご理解いただけると思います。俳優の演技が素晴らしい成果を上げれば、感動的な舞台が生まれる。しかし、一方では『俳優という存在は、作品の感動をお客様のもとにお届けする、所謂、『正しい表現』を維持し続けることが出来ないという『危険性』も持っているのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
俳優だけではない。技術、経営のスタッフら劇団員全員が、これからも、あらん限りの情熱を傾け、演劇活動に臨んでほしいと思います
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
「演劇で食べる」ためには、安寧な日々は無いのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
「方法論」を前にして、ベテランと新人の区別はありません。むしろベテランの方が、肉体の衰えをカバーするという点で努力が重要になってくる
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
演技の「方法論」についても、基礎訓練を怠ったり軽んじたりすれば、言葉の明瞭さが失われ、忽ち舞台に影響が出ます。すると、お客様からも見放されるでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
この仕事は、現状に甘えず、困難に立ち向かう強い意志の力が必要なのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
僕たちの世界には、「観る天国、演る地獄」という言葉がある。まさに演劇の仕事の真髄を言い抜いています
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
我々には社会的な責任がある。「四季の会」には18万人、劇場には年間300万人のお客様が来られるし、全国の子どもたちは毎年行われる「こころの劇場」を心待ちにしています。どうしたらいいでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
60年間、不断の努力で受け継がれた理念や、長い年月を経て生み出された、四季の舞台の骨格を成す「方法論」を、次の世代が真摯に守っていけるかがポイントでしょう。もし彼らが怠れば、四季は数年で消滅します
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
僕らが退いた後も果たして四季が存続できるか…。これが今の四季の最大の課題です
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
残った創立メンバー三名は、皆現役で、今でも劇団を牽引しています。しかし全員が八十歳を超えました
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
『キャッツ』の満員の客席を見つめながら、お客様を信じてきた日々は間違いではなかったと実感しました
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
先日、『キャッツ』広島公演の初日に行きました。客席には満員のお客様がいらした。44年前、はじめて広島で公演を行い、チケット一枚一枚を握りしめて企業を訪ね歩いた日々を思い出し、涙が出ました。当時はそれでも、たった一回の公演が空席ばかりでした
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
お客様から頂戴した『ライオンキング』や『キャッツ』、『リトルマーメイド』などのチケット代は、形を変えて、日本全国の子どもたちの心を育んでいます
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
劇団は社会的な存在です。我々は利益の蓄積を求める「企業」ではなく、社会の豊さに貢献することを目的とした「劇団」なのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
こうして連綿と、常に子どもたちの未来が、社会によって支えられていくのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
「こころの劇場」に触れた子どもたちは、やがて大人になり、次のお客様となってくれるはずです。そして今度は観客として、未来の「こころの劇場」を静かにバックアップしてくださる
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
目的の一部には到達しました。しかし、もっと社会的な活動の輪を広げていきたいと考えています
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
このレッスンは2005年の開始以来、これまでに全国で7500クラス、計24万人もの子どもたちが受講しています
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
子どもたちの歌声を聴き、教室の片隅で感激して涙を拭われている校長先生もいらっしゃいます
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
習ったテクニックを活かし、オリジナルミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』のテーマ曲、「友だちはいいもんだ」を、先ず母音だけで歌うことを教える。そしてレッスンの最後には、同じ歌を今度は子音を入れて歌う。すると子どもたちの日本語の発音と歌い方は全く変わっている
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
俳優三名が一組となって教室に赴き、寸劇形式で子どもたちに直接、きちんと口を開く「日本語の正しい話し方」を教えるわけです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
四季が舞台で培ってきた「母音法」という明瞭に言葉を話す技術が、日常生活の中でも役立つのではないかと思い至り、このプロジェクトを始めました
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
日本の初等教育では、「読み、書き、算盤」が重視され、「話す」ことが軽視される傾向があります。しかし、社会生活を営む上で、自分の考えを相手に正確に伝えることは極めて重要です
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
四季は企業メセナという言葉がまだ存在しなかった60年代から、多くの方々にご協力いただき、子どもたちのための公演を行ってきました
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
今年度は56万人の子どもたちを招待します。舞台を通して、友情や連帯、生命の尊さといった、子どもの心に必要なメッセージを届けているのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
「こころの劇場」は、北は北海道・利尻島から、南は沖縄・宮古島や石垣島まで、日本全国の街々で四季のファミリーミュージカルを上演している企画です
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
こうした社会貢献活動こそが四季60年の稔りであり、「レゾンデトル(存在理由)」なのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
劇団四季では、子どもたちを無料で劇場に招待する「こころの劇場」や、全国の小学校の教室を訪問して「正しい日本語の話し方」を教える「『美しい日本語の話し方』教室」を行っています
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
演劇は、市民社会から支持され、その恩恵に浴してはじめて成り立つ芸術です。ですから、常に社会的な存在でなければならない
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
大型の海外作品を長期間上演することは、安定経営のためには極めて重要なことですし、この経験が四季のクリエイティブ力を高めていることも事実です。しかし、こうして大がかりで華やかな作品をロングランする劇団四季―─実はそれは、世を忍ぶ仮の姿なのです(笑)
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
台詞を明晰に語り、歌では音程とリズムを守り、振付に忠実に厳密に踊る。その結果、作品の原点を創った人々の感動がストレートに客席に届くのです
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
世界的に優れた作品を、作家のイメージ通りに丁寧に上演してきたことが、これらの作品のロングランを可能にしているのでしょう
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
お客様を楽しませれば、必ず劇場は賑わいます
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
「演劇では食べられない」と絶望する前に、先ず創り手が「独りよがり」を脱し、お客様を感動をさせるための努力をしなければ
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
芝居者は、第一にお客様を信じなければならない
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
日本は、能や歌舞伎、文楽など多彩な演劇的伝統を持ち、知的で好奇心旺盛なお客様が大勢いらっしゃる豊かな国です
『マルチョン名言集・格言集』
浅利慶太
ある時酔っぱらって、「宇野さんは、いつもテレビCMに出、そして豪邸にお住まいですが、あなたの劇団には貧しくて食えない連中が大勢います。それでも『社会主義』を標榜されているのですか」と言ってしまったんです
『マルチョン名言集・格言集』
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