作家に関する名言集・格言集
ラ・フォンテーヌ
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする
『マルチョン名言集・格言集』
津本陽
事実とは往々にして「事実らしからぬ」ほどのドラマ性をもっているものなのである
『マルチョン名言集・格言集』
ガブリエル・マルセル
人を愛するとは『いとしい人よ、あなたは決して死ぬことはない』ということだ
『マルチョン名言集・格言集』
レッシング
芸術家は人がその作品を見て、その作家を忘れる時にのみ真に賞賛される
『マルチョン名言集・格言集』
志茂田景樹
成功するのにたいした秘訣はない。他の人が理屈をこねている間にさっさと粉をこねればいいだけのことである。理屈をこねても時間の無駄になるだけだが、粉をこねれば団子になる。理屈をこねる人を見ていると、やらない言い訳を探していることが多い
『マルチョン名言集・格言集』
マーク・トウェイン
人は信じているということによって教会から受け入れられ、知っているということよって追い出される
『マルチョン名言集・格言集』
ジャン・ポール・サルトル
実存は本質に先立つ
『マルチョン名言集・格言集』
カロン・ド・ボーマルシェ
作家の仕事は大胆な人の仕事だ
『マルチョン名言集・格言集』
オノレ・ド・バルザック
金持ちに成っても、金持ちに生まれついても、それで優雅な生活が送れるわけではない。そのセンスが必要なのだ
『マルチョン名言集・格言集』
志茂田景樹
支えるというのはね、相手の懐深くに入ることなの。外見だけでは見えなかったものが嫌でもよく見える。その人が隠していたかった負の部分もはっきり解る。そういうものも含めて好きになる。でないと、本気で支えるなんてできないよ
『マルチョン名言集・格言集』
ラ・ブリュイエール
作家になるためには才気以上のものが必要だ
『マルチョン名言集・格言集』
ジャン・ジャック・ルソー
私たちはいわば二度生まれる。一度めは存在するために。二度めは生きるために
『マルチョン名言集・格言集』
アルベール・カミュ
悪しき作家とは、読者に理解できない、自己の内部での文脈を考慮に入れながら書く連中である
『マルチョン名言集・格言集』
マーク・トウェイン
『我ら神を信ず』 それが真実だったとして聞こえがいいとは思えない
『マルチョン名言集・格言集』
ホセ・ベルガミン
疑いの余地のない信仰とは、信仰ではなく迷信と呼ぶ
『マルチョン名言集・格言集』
アーサー・C・クラーク
人類の一番の悲劇は、道徳が宗教にハイジャックされたことだ
『マルチョン名言集・格言集』
村松友視
大きなニュースほど、その芯のあたりが空洞化しているにちがいない
『マルチョン名言集・格言集』
ジャン・ポール・サルトル
人間は自由と言う刑に処せられている
『マルチョン名言集・格言集』
シャトーブリアン
独自な作家とは、誰をも模倣しない者ではなく、誰にも模倣できない者である
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木いづみ
家庭というものは、体制そのものである。秩序と協調性なくては維持できない
『マルチョン名言集・格言集』
ジェームズ・アレン
きれいな思いは、きれいな習慣を創りだします。自分の心を洗わない聖者は、聖者ではありません
『マルチョン名言集・格言集』
ヴィクトル・ユーゴー
正義にはその憤怒があるものです、そして、正義の憤怒は進歩の一要素です
『マルチョン名言集・格言集』
ジェームズ・アレン
私たちが受け取ることの出来るものは、私たちが欲しがるものではなく、私たちが受け取るにふさわしいものなのです
『マルチョン名言集・格言集』
キルケゴール
自分の肉体の欠陥や奇形をむき出しにして同情を呼ぼうとする乞食と同じように、自分のくだけた心の状態をさらけ出して人目を惹こうとする作家がある
『マルチョン名言集・格言集』
ライナー・マリア・リルケ
作家になれるかなど聞くな。書くことが何より好きなら、君はすでに作家だ
『マルチョン名言集・格言集』
中島らも
いまある自分というものは、必然のよってきたる結果なのであって、「なるようにしかならなかった」から「なるようになった」姿なわけです。その必然の帰結である自分の姿に、「失敗」というものさしを持ち込んでも意味のないことです
『マルチョン名言集・格言集』
イソップ
堅い殻を噛み割らなくては、胡桃の滋味は味わえない
『マルチョン名言集・格言集』
川端康成
人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ
『マルチョン名言集・格言集』
鈴木いづみ
元来、男らしいといわれている性質を女がもつと、非常に女らしく思える。迫力のある女は、女らしい
『マルチョン名言集・格言集』
マイケル・フィンドレイ
偉大なコレクションは、30点あれば20点は有名な作家、10点は無名な作家のものながら、全てがベストであるもの。良くないコレクションは、30点全て作家がわかるけど、二流以下の作品ばかりのものです
『マルチョン名言集・格言集』
ジェームズ・アレン
自分こそが自分の人生の創り手である
『マルチョン名言集・格言集』
ジョン・オズボーン
批評家をどう思うかと労働者作家に尋ねるのは、犬をどう思うかと電柱に聞くようなものだ
『マルチョン名言集・格言集』
ヴィクトル・ユーゴー
人間は一つの暴君を持っているというのです。すなわち無知を指すのです。私はその暴君の終滅に賛成しました。その暴君は王位を生んだ。王位は虚偽のうちに得られた権力です。しかるに学問は真実のうちに取られた権力です。人はただ学問によって支配さるべきです
『マルチョン名言集・格言集』
島崎藤村
愛の舞台に上って馬鹿らしい役割を演じるのは、いつでも男だ
『マルチョン名言集・格言集』
アンドレ・モロア
女は、自分の色恋沙汰が世間に広まらないことを望む。そのくせ、自分が愛されているということをみんなに知られたいと望む
『マルチョン名言集・格言集』
ゲーテ
近頃の作家は、インクに水増しをして書いている
『マルチョン名言集・格言集』
司馬遼太郎
物事を利害で考えてゆこうという頭のはたらきは、じつに複雑な思慮や分析力を必要とするが、正邪のほうは判断も簡単で済み、しかもそれがことばであらわされるとき、短剣のような鋭さで相手に訴える
『マルチョン名言集・格言集』
ジェームズ・アレン
不幸せの原因は、他の誰かの身勝手ではなく、自分自身の身勝手である
『マルチョン名言集・格言集』
トルストイ
すべての人間は、オーストリヤ人である前に、セルビヤ人である前に、トルコ人である前に、中国人である前に、まず人間でなければならない
『マルチョン名言集・格言集』
中島らも
大人にならずに死ぬなんて、つまらんじゃないか。せめて恋人を抱いて、もうこのまま死んでもかまわないっていうような夜があって。天の一番高い所からこの世を見おろすような一夜があって。死ぬならそれからでいいじゃないか
『マルチョン名言集・格言集』
サマセット・モーム
作家は、羊の肉がどんな味であるかを書くために一頭の羊全部を食べる必要はない。カツレツ一枚を食べれば十分だろう。しかし、それだけはやってみなくてはならない
『マルチョン名言集・格言集』
スタンダール
自己に対するなんという無礼だ。その決心をしたより、今の自分のほうが利口だとどうして思うのか
『マルチョン名言集・格言集』
吉永みち子
虚構をつくってまで、なにを守ろうとしていたのですかね
『マルチョン名言集・格言集』
吉本隆明
僕は日本人にはエロスが薄いんじゃないかと思ってます。民族性か種族性か、どう呼んでもいいんですけど、この種族がエロス的にどうなのかと言えば、全体として物凄く関心が薄いんじゃないかと思います。日本人の中からサドとかバタイユのような、そういう作家を求めようとしても難しい。みんな何かにすり替わっている
『マルチョン名言集・格言集』
ヴォルテール
作家は生きているうちは諷刺され、死ぬと賞賛される
『マルチョン名言集・格言集』
三谷幸喜
僕の中ではそれはもう明らかであって、期待に応えるということですよね。自分のやりたいものをやるんじゃなくて、人が自分にやってほしいものをやるということですよね。僕にとってのプロフェッショナルというのは
『マルチョン名言集・格言集』
山本周五郎
人間の真価は、彼が死んだ時、何を為したかではなく、何を為そうとしたかである
『マルチョン名言集・格言集』
遠藤周作
人間は永遠の同伴者を必要としていることを、イエスは言っておられた。自分の悲しみや苦しみを分かち合い、共に涙を流してくれる母のような同伴者を必要としていることを
『マルチョン名言集・格言集』
トルストイ
言うべき時のほかは言うな。書かざるを得ない時のほかは書くな。君は作家である。書かざるを得ない時のほかは、けっして書いてはいけない
『マルチョン名言集・格言集』
寺山修司
僕の職業は寺山修司です
『マルチョン名言集・格言集』
五木寛之
人間は必ず決断を迫られるんです。どっちに行っても心は残るし、重荷は背負わなきゃいけない。だから立ちすくむっていうのは、そういうことだろうと思うわけです。やっぱり生きてることは大変だなと
『マルチョン名言集・格言集』
ヘレン・ケラー
偉大な作家でさえも、膨大な言葉を自由自在に使いこなせるようになるには、何年もかけてこの種の文章修行を積まなくてはならないのである
『マルチョン名言集・格言集』
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
若い作家は、感心する文章があると、無意識のうちにまねようとする。そしてそれに手を加え、実にさまざまな形で表現するものだ